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味噌は、育てるもの

ゆめが丘ソラトスのキッチンラボにて、はじめての味噌づくり講座を開催した。

横浜の麹と、大豆と、塩。
材料はたった3つ。

それなのに、
混ぜる人の手つきや、力加減や、
その日の空気で、味は少しずつ変わる。

「思ったよりやさしい作業でした」
「とっても楽しかった」

そんな声があがる。

味噌はむずかしいものではなく、
静かに混ぜて、空気を抜いて、
あとは待つだけ。

待つ、というのがいい。

はじめて味噌づくりをする方がほとんど。
いつも忙しい日々を送っているからこそ、
少し丁寧な暮らしをしている気がする、と話してくれた。

すぐに結果が出ないものを、
ゆっくり育てる。

仕込みのあとは、味噌汁とごはん。
湯気の向こうで、ほっとする顔。

味噌は「作る」よりも
「育てる」という言葉が似合う。

秋ごろ、
それぞれの味になる。

味噌と一緒に、時間も仕込んだ。

みなさんから出来上がった味噌の感想を聞ける日が、
今から楽しみで仕方ない。

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