掛け軸の呼び声 第一部
掛け軸の呼び声
1. 第一部
静岡では、毎月一度、
小さな骨董市が小串神社の境内で開催されます。
場所は市の中心部、
駅からもそれほど遠くありません。
数年間、私はこの骨董市に毎月通うのが習慣になっていました。
実は、別の記事で紹介する、
第一次世界大戦時代の有名なペーパーナイフも、
ここで見つけたものでした。
その朝、私は神社の前を通りかかりました。
なぜかはわかりませんが、時間があまりなかったにもかかわらず、中に入って露店をざっと見てみようと思ったのです。
新型コロナウイルスの流行以前は、神社の前の広場全体が骨董商たちで賑わっていました。
しかしその後、出店者の数は大幅に減り、今では最も粘り強く、情熱を持った人たちだけが店を出し続けています。
私は急ぎ足でメイン通路を歩きながら、目を皿のようにして品物を眺め、前述のペーパーナイフのような、海外から来た珍しい一点物を、あまり期待せずに探していました。
すると突然、ある露店の奥に掛けられた数本の掛け軸(kakejiku)に目を奪われました。その中の一本が、私の目を引いたのです。
こちらのコラボページも宜しくお願いします!!
(Roger•Voltz)
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