ヴァンフォーレで人生変わった、私のサポ歴15年振り返り。
2010年5月22日。小瀬のスタンドで感じた、あの手のひらの痛みと熱さを、今でも時々思い出します。 見ず知らずの隣の人と、ゴールが決まった瞬間に交わしたハイタッチ。あの日、私の人生に「ヴァンフォーレ甲府」というかけがえのない居場所ができました。 最近は少し苦しい時期が続いていますが、今だからこそ、私がこのクラブを好きになった理由を書き残しておこうと思います。
15年目の「原点回帰」
先日、新体制発表会がありました。 正直なところ、昨シーズンは結果もなかなか出なくて「うーん……」とネガティブな気持ちになることも多かったです。でも、新しい選手の顔ぶれを見ていたら、ふと思ったんです。
「そもそも私、なんでこんなに甲府を好きになったんだっけ?」
せっかくの節目なので、もう一度原点に戻って、これまでのことをゆるっと振り返ってみようと思います。
「楽しみ」がなかったあの頃(社会人1年目)
もともとスポーツを観るのは好きで、子供の頃から父と年1回くらいサッカーや野球を観にスタジアム(国立競技場や東京ドーム)へ行くことはありました。
社会人1年目は北海道での勤務。仕事に追われる毎日で、趣味と呼べるものもなく、「休日、何して過ごそう……」と、当時は楽しみが見つからない日々を過ごしていました。
そんな私が山梨に帰ってきたのがその翌年。 「せっかく地元に戻ったし、何かワクワクすることないかな?」と思っていたとき、テレビや新聞で盛り上がっていたのがヴァンフォーレ甲府でした。
「お、地元チーム頑張ってるじゃん。ちょっと行ってみるか」
そんな、本当に軽い、今思えば「安易な気持ち」でスタジアムへ向かいました。
衝撃の2010年、岡山戦
初めて行ったのは2010年5月、小瀬でのファジアーノ岡山戦。 結果は1-0!ハーフナー・マイク選手のゴールで勝ったのを今でも鮮明に覚えています。
それ以上に衝撃だったのが会場の「熱気」でした。 ゴールが決まった瞬間、隣にいた全然知らないサポーターの人とハイタッチ。あの瞬間、「あ、サッカー観戦ってこんなに楽しいんだ!」と、一気に心を持っていかれました。
最高の仲間と、忘れられない景色
それから今日まで、本当にいろんなことがありました。 J2優勝してJ1に上がったかと思えば、またJ2に……。勝てなくて苦しい時期もあったけれど、応援をやめようと思ったことは一度もありません。
最初は一人で観に行っていたのが、気づけばスタジアムで会う仲間がどんどん増えていきました。この「仲間」という存在は、私にとって本当の財産であり、宝物です。
一番の思い出は、やっぱり2022年の天皇杯優勝。 あの時の感動は、言葉では言い表せません。J2でも、小さなクラブでも、あんな景色が見られるんだと。その後のACL挑戦も含めて、ヴァンフォーレは私に夢のような時間をたくさんくれました(当時の仕事の都合で国立開催は観に行くことができませんでしたが…)。
最後に:ヴァンフォーレは私の「居場所」
今、チームは厳しい状況が続いています。J2というカテゴリーは簡単に勝てるほど決して甘くないし、チームを取り巻くいろいろなニュースもありました。
でも、私にとってスタジアムは、今でも心がワクワクする「居場所」です。 これから先、生活が変わって現地に行けない日が増えるかもしれない。でも、今いる仲間との縁を大切にしながら、ずっと応援は続けていこうと思っています。
なぜなら、またみんなであの「頂点」に立つ景色を見たいから。
これからも、自分なりのペースで青赤の背中を追いかけていこうと思います。

