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【枠順確定後】天皇賞・春の全頭診断【現在3週連続G1的中】

この1週間のSNSを見てると、
・クロワデュノール
・アドマイヤテラ
・ヘデントール

の3頭の議論で持ちきり。

この内2頭は馬券内に入ってきそうで、
ここの取捨選択が回収率の鍵になりそう。

大阪杯はクロワデュノールを本命にして
しっかり当てさせていただいたんで、
今回もしっかりと見極めて予想します。

この3頭含めた枠順確定後の
全頭診断
をぜひご覧ください。

※馬名の横の数字は、指数

1番 ヴェルミセル 64

この長距離戦においての最内は誰にとっても好枠。過去の条件戦、とくに2400m〜2600mあたりの距離では、内をロスなく立ち回る巧みな競馬で結果を残してきた。クラス戦以上で馬券内に好走したときはすべて真ん中よりも内枠。ただ、L3Fの上がり勝負になった途端、上位馬の末脚に完全に置いていかれる。脚が止まるというより、周りのギアが一段も二段も上だった、というのが率直な印象。そもそも牝馬にとって3200mという距離は過酷そのもので、最内枠の恩恵を最大限に受けられる並びだとしても、一線級の牡馬を相手に長距離で地力を見せた実績がない以上、ここでの上位進出はかなり厳しいと言わざるを得ない。


2番 サンライズソレイユ 58

2枠2番。最内のヴェルミセルがテンが遅いタイプなので実質最内枠。とはいえ、ステイヤーズSや阪神大賞典などの長距離重賞含め、過去に6度重賞に参戦するもすべて馬券外とここでは力足りず。前走も大阪-ハンブルクC(OP)で3人気に支持されるも11着と大敗。スタートで出遅れるも二の脚で前に行くために脚を消費。直線ではあわや先頭に立つかと思わせたが、残り300m地点から脚が止まる。勝ち馬とは1.6秒差と言い訳が効かない敗戦。さすがにG1のここでは軽視。


3番 アドマイヤテラ 86

2枠3番。素直にいい枠。2024年の菊花賞(京都芝3000m)は、道中は後方でじっと脚を溜め、2周目の坂では外を捲り上げていく機動力を見せた。勝ち馬アーバンシックから0.4秒差、ヘデントールにハナ差の3着。昨年の天皇賞・春3着のショウナンラプンタや凱旋門賞5着のビザンチンドリームには先着しており、淀の長距離コースへの適性は高い。前走の阪神大賞典(G2)は、最内枠から道中距離ロスのないイン追走だったが、直線に入って早々に前をとらえてレコード勝利。一瞬の切れ味というよりは長く脚を使える持続力が武器。この内枠なら、菊花賞のときのように道中のスタミナロスを最小限に抑えて、勝負所でしっかりと上位の脚色を使える。鞍上も春天8勝、先週の土日両重賞勝利と絶好調中の武豊さん。馬券内は容易に想像できる。


4番 アクアヴァーナル 75

前走の阪神大賞典(G2)で、アドマイヤテラに次ぐ2着。大きな不利もない中で勝ち馬とは0.5秒離されており、ここの逆転は望み薄い。しかし、京都替わりは条件好転。京都芝は【2-3-0-0】と連帯率100%。2走前の万葉S(OP)で3000mを走っており、距離に対する不安は少ない。鞍上は2週連続でG1を勝利しているゾーン中の松山騎手。先行しながらしぶとく残る脚で、73年ぶりの牝馬戴冠となるか。個人的には、上位3頭に勝てる望みは薄く、紐には入れても重い印は打たない。


5番 ケイアイサンデラ 50

ここでは厳しい。芝重賞で15着,10着,9着と重賞の壁に跳ね返されてる現状。前走は障害を使うほど、芝の成績には頭打ちを感じる。現状は3勝クラス勝ちの実績しかなく、ここでは見送る。


6番 エヒト 60

2022年の七夕賞、2023年の小倉記念と、2000m重賞の頂点を2度も極めた実力馬。その功績には敬意を表したい。しかし、現在9歳。前走の日経賞(G2)は差し展開が味方して4着、2走前のAJCC(G2)は逆に前有利の展開を先行して3着。どちらも実力で勝ち取った着順というより、展開に恵まれての成績。有力馬が集まるG1 では割引めの評価。


7番 クロワデュノール 88

休み明けはなかなか調子が上がりにくい特徴があるが、前走の大阪杯(G1)では大外枠からは残り50mでメイショウタバルを交わして勝利。直線でフラフラしたり、反応も鈍かったながらの勝利で相変わらずの能力の高さを見せた。2走前のジャパンC(G1)は、凱旋門賞帰りのハードなローテ。1000m57.6秒と先行勢に負荷のかかるペースを前めで追走して残す。差し馬が台頭する中での掲示板確保と、負けて強しの内容。凱旋門は外枠からスタートよく出て、壁作れずに折り合いを欠いた。プランスドランジュ賞から中2週の短ローテで見直せる。着外のレースは2戦とも言い訳がつき、間違いなく戦歴はこのメンバートップ。お父さんは春天を連覇してるキタサンブラック。キタサンブラック産駒の長距離成績(芝3000m以上で0-0-2-6)に不安が囁かれているが、サンプルが少なすぎる。さらにクロワデュノールはすでにG1を3勝していて、当該データの馬以上の能力であることは間違いない。調教を見ても前走叩いた上積みもありそうで、前に壁も作れる枠も絶好。大阪杯で本命にして完璧だったが、ここでも重めの印を打つ予定。


8番 シンエンペラー 80

2024年の日本ダービーでは3着。さらに海を渡って愛チャンピオンSでタフな競馬を経験し、ジャパンC(G1)ではドウデュースとクビ差の2着。欧州血統らしい消耗戦への高い耐性は十分すぎるほど示されているが、極端なスローからの上がり33秒台の瞬発力勝負、つまりヨーイドンの切れ味比べで屈しているケースが多い。裏を返せば、他の馬が止まるようなタフな流れになればなるほど浮上してくるタイプ。元々アメリカG1(1800m)予定だったが、動画での歩様検査で「微妙な状態」と判断されての春天参戦。陣営は「動きもいいし、今はすごく状態はいい。ちょっと距離は長いかなと思いますが、天皇賞に行きます」とコメントしており、ここじゃない感は否めないが、能力的に完全に切るのは難しい。


9番 プレシャスデイ 62

ここで強調できる材料が見つからないのが現状。前走もハンデ戦で54kgと軽めの斤量ではあったが、勝ち馬と0.7秒離された4着。2勝クラス勝ちもダートで、芝の長距離G1で馬券内に絡むイメージはつかない。


10番 マイネルカンパーナ 68

長距離の下級条件戦を中心に使われてきた馬で、コツコツとキャリアを積み重ねてきた印象がある。前走は先行するも向正面でスティンガーグラスの捲りが入って、息を入れらずにキツい展開に。先行して粘るタイプで、東京の上がり勝負になると分が悪い。2走前のステイヤーズS(G2)は、直線の短い中山で先行に向いての2着。枠の並びとしても中途半端な外寄りで、インを取りに行くには少し遠く、外を回すには脚が足りない。G1馬たちの上がり3Fの時計と互角に渡り合えるだけのパフォーマンスは、過去のレースから読み取れない。


11番 タガノデュード 82

前走は大阪杯(G1)4着。スタート出るも行き脚つかずに後方から。3角から徐々に捲り始め、4角を7番手で通過。内ラチから5,6馬身ほど、クロワデュノールより大外をぶん回すも上がり最速の34.8で4着まで詰め寄る。ダノンデサイルは内枠からインを追走して、直線だけ外に出す距離ロスがほぼない競馬。それに比べて本馬は終始外を追走し、内前有利の展開を大外ぶん回してダノンデサイルにハナ差の4着は負けて強しの内容だった。2走前は小倉大賞典(G3)1着。コーナーで外に引っ張られていたが、上がり最速の34.1で長くいい脚を使える持続力型。着差こそ2着馬とクビ差ではあったが、L2Fも11.5-11.5と減速することなく、まだ使える脚はあったような走り。近走の内容は充実感たっぷり。春天の京都外回りは最後の直線が長く、淀の坂からのロスパ合戦になる。長くいい脚を使える本馬の適性とぴったりの舞台。とはいえ、3200mという距離は未経験の長距離で不安は残る。京都長距離は阪神に比べて息の入るSペースになりやすく、持久力より持続力が向くコース。前走のパフォーマンスを見れば、ここで一発あってもおかしくない。


12番 ヘデントール 85

昨年の春天覇者。京都3200mにおいて不利とされる外枠ではあるが、この馬にはそれを覆すだけの実績がある。2024年の菊花賞(3000m)では、外枠からのスタートにもかかわらず道中は中団に控え、外を回して追い上げ、最後はアーバンシックの2着を確保。淀の坂を2度越える京都長距離はこなせる。古馬相手の日本海S(2200m)でもスタミナで圧倒しており、外枠のロスを相殺して余りあるだけの長距離適性を持っている。骨折明けの前走の京都記念。ルメール騎手を背に乗せるも8着。とはいえ、骨折明けの9ヶ月振り+斤量59kg+Sペースを後方から+短い2200mと度外視できる理由は多い。問題は骨折からの復調具合で、前走からの上積みはあっても去年ほどの完成度にあるかは疑問視。キムテツさんの会見も歯切れも悪く、最終追い切りも併せ馬に遅れをとっている。完調していれば能力と長距離実績で1枚抜けてるが、オッズと相談しながら買い目に入れる。


13番 ミステリーウェイ 69

おそらく逃げるのはこの馬。伸びる末脚はないので、穴をあけるなら道中でセーフティリードを取るしかない。アルゼンチン共和国杯(G2)では9番人気ながら逃げて自分のペースに持っていくと、そのまま先頭を譲らずに重賞初挑戦で勝利を挙げた。今回出走予定だったスティンガーグラスにも競り勝っており、主導権を握れたときのリターンは大きい。春天では、直線に入ったときに、どこまでの距離貯金とスタミナ貯金を残せられてるか。僕個人としては、上位3頭+αで狙いたい馬がいて馬券に入れない方向で考えている。


14番 ホーエリート 71

前めからしぶとい脚で着順を拾う競馬が多いが、位置を取るためにも脚が必要でこの外枠はかなり厳しめ。前走のダイヤモンドS(G3)は流れに乗れず、直線で鎧を踏み外すアクシデントもあり思うように追えなかった。2走前のステイヤーズS(G2)は展開の利もあって重賞初勝利。スタミナ自慢だが、京都外回りの上がり勝負になると分が悪い。


15番 ヴェルテンベルク 69

2022年の京都2歳Sで3着に入った実績はあり、かつてはそれなりの将来性を感じさせた馬ではあった。しかし、その後の長期休養を経て復帰した1勝クラスでは15戦してやっと昇格。2勝,3勝クラスはポンポンと突破したが、重賞の壁に阻まれてる。3走前の京都大賞典(G2)では、斤量1kg軽い状態でアドマイヤテラに先着を許していて、今回は同斤量。紐に入れるかな程度。


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