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メモを取る事で損をする事は少ない。はず

おはよう。
あるいは、こんばんは。
こんな時間に、少しだけ失礼するよ。
アヲシカです。

メモは、裏切らない……はずだった


メモを取ることに、損は少ない。
そう思っている。今もね。

思いついたことを書き留める。
忘れそうなことを逃がさない。
あとで見返して、少しだけ賢くなった気になる。

まあ、悪いことではないだろう。

書くことで、安心してしまう人間


ただね、どうも人間というのは妙で。

書いた瞬間に「分かった気」になるんだ。
理解したつもりになって、思考を止めてしまう。

本当は、そこから考えるべきなのにね。

メモは「終わり」じゃない。
むしろ「始まり」だったはずなのに。

どうやら私は、よく取り違える。

思考の代わりに、文字を並べる

それから、もう一つ。

書くことに集中しすぎると、
今この瞬間を、少しだけ手放してしまう。

目の前の会話よりも、
頭の中の要約を優先してしまう。

……それは、少しだけ寂しいことだろう?

便利なはずのメモが、
現実から距離を作ってしまうこともあるらしい。

増えすぎたメモという、静かな重み

気がつけば、メモは増えていく。
整理しきれないほどに。

役に立つはずの記録が、
今度は「管理しなければならないもの」になる。

これはこれで、なかなか面倒だ。

捨てる勇気がない人間には、
少しばかり荷が重い。

それでも、私は書くのだろう


……と、まあ。
ここまで少しだけ文句を並べてみたけれど。

結局のところ、私はこれからも書くのだと思う。

損は少ない。
それは、やはり本当らしいからね。

ただ一つ、忘れないようにしたい。

書くために考えるのではなく

書くために考えるのではなく、
考えるために書く。

この順番を、たまに確かめるだけでいい。

それだけで、メモは——
ただの記録ではなく、少しだけ頼れる相棒になる。

まあ、相棒なんて言い方をすると、

少し格好をつけすぎかもしれないけれどね。

それでも。

何も残さないよりは、
少しだけマシなのだろう。

……たぶんね。