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【書くための現代文読解法講座第1回】第1章評論読解編~テーマの把握~文章の「全体像」を捉えよう【高校現代文編】

1.現代文読解でよくある悩み

こんにちは。
現代文・小論文講師の戦略マスター頼朝です。

現代文の読解に苦手意識を持っているあなた、少しだけ立ち止まって深呼吸してみませんか?  

評論文って何だか難しい

筆者が何を言いたいのかわからない

と感じる気持ち、すごくよくわかります。

実はその悩み、文章の細かい部分に目を奪われてしまって、全体を見ようとしないことが原因なんです。

あなたはどうでしょう?

一文一文にこだわりすぎて、疲れてしまうことはありませんか?  

文章の全体像を捉える視点を身につければ、そんな悩みも解決できますから。

これから一緒に、文章の「全体像」を捉えるコツを学んでいきましょう。

少しずつでもいいから、安心してついてきてくださいね。

2.全体像って何? まずは大きな絵を描いてみよう

評論文を読むとき、最初に目指すべきは「文章の全体像」をつかむことです。  

なぜかって?

それは、全体像がわかると、筆者が何を伝えたいのかがふわっと見えてくるからなんです。  

たとえば、友達が長い話をするとき、いきなり細かい部分だけ聞いても「何の話?」って混乱しちゃいますよね。
それと同じで、文章の冒頭だけ読んでも全体像はわからないことが多いんです。  

だから、細かく読む前に「この文章って何について話しているんだろう?」と考える癖をつけてみませんか。

そうすると、読むのがぐっと楽になりますよ。  

全体像をつかむことが、現代文を楽しむ第一歩なんです。

3.テーマを見つける魔法:全体像を捉える視点から中心的な話題を読み取ろう

 評論文には必ず「テーマ(話題と筆者の主張)」、つまり「文章全体を貫く大事なメッセージ」があります。  

このテーマさえ見つかれば、文章の中の大事なポイントが自然と浮かび上がってくるんです。

どうしてかというと、筆者はテーマを中心に話を組み立てているから。  

たとえば、「環境問題について」書かれた文章なら、いろんな例や意見が出てきても、結局は「環境を守るにはどうすればいいか」に話の展開が戻ってくるんですよ。  

ですから、いきなり一文ずつ丁寧に読むのも大事と言えばそうなのですが、もっと広く文章の全体像を捉える視点で、「筆者は何を伝えたいのかな?」と探す気持ちで読んでみましょう。  

あなたなら、どんなテーマを見つけられるますか?

テーマがわかると、読むのがまるで宝探しみたいに楽しくなりますよ

4.全体像を捉えるための具体的なステップ

では、実際にどうやってテーマをつかめばいいのか、具体的な方法をお伝えしますね。  

以下のステップを試してみてください。  

ステップ1:文章全体をざっと眺めて、キーワードに注目する

文章を目にしたら、30秒くらいで全体を眺めてみましょう

ポイントは「最後まで出てくるキーワード」に注目すること。

繰り返し出てくる言葉、すなわち、キーワードはそれだけ筆者が読者にどうしても伝えたい内容(=中心的なテーマ)である可能性が高いからです。

たとえば、「未来」や「教育」って言葉が何度も出てきたら、それがテーマのヒントかもしれません。  

ステップ2:タイトルをチェック

もしタイトルがあるなら、先にそれを確認してください。

タイトルは筆者の言いたいことをギュッとまとめたものだから、大きな手がかりになりますよ

ただ、現代文読解問題の場合、著者名とタイトルは本文の最後に書かれていることが多いので、見落としてしまいがちです。

本文を読んだ後に「こういうタイトルだったのか…、」と認識するのではなく、本文を読む前にタイトルを見ておいた方が、テーマを早く捉えることができ、本文の内容も理解しやすくなりますよ

ステップ3:筆者がテーマの内容を具体的に説明している部分に注目して読む

テーマが分かったら、そのテーマの具体的内容について筆者が説明している部分に注目しながら読んでみましょう

抽象的なテーマを筆者がさらに細分化して、具体的なテーマになるように説明を加えている部分だからです。

テーマの説明部分をしっかり理解することで、筆者がこれからどのような方向性で議論を始めていきたいのかが読み取れます

どうですか、この方法ならできそうでしょう?

少し試してみると、現代文がぐんと身近に感じられるはずです。

5.全体像やテーマを捉えて、現代文と仲良くなる一歩を踏み出そう!

ここまで読んでくれたあなた、本当に素晴らしいです。  

現代文って最初は難しく感じるかもしれませんが、全体像やテーマをつかむコツを知れば、きっと「読める!」って自信が持てるようになりますよ。  

なぜこの方法がいいのか、もう理解していただけたのではないでしょうか?

それは、細部にこだわる前に大きな流れをつかむことで、頭の中が整理されて、読むことが楽になるからなんです。  

つまり、最初にテーマと全体像を捉えることで、筆者がこれから議論していく内容の方向性を予測しながら読んでいくことができるため、読むのが楽になるのです。

このやり方で、少しずつ現代文に挑戦してみたいと思いませんか?  

次に教科書を開くとき、ぜひ試してみてください。

そして、「できた!」って感じたら、ぜひその喜びを誰かに教えてあげてほしいです。

6.書くための文章読解術:まずはテーマをはっきりさせて、文章の全体像を組み立てよう

実は、この「全体像」と「テーマ」をつかむ方法は、読むだけでなく「書く」時にもすごく役立つんですよ。

文章を書く際には、まずはテーマ(中心的な話題)に関して自分が何を伝えたいのか(主張)を明確にし、それを読者に分かりやすく伝えるための構造(=テーマに沿った文章全体の組み立て)を考える必要があるからです。

例えば、あなたが「環境問題について」作文を書くとします。

まず、具体的なテーマを「環境を守ることの重要性」と決めます。

次に、テーマに沿った全体像として、「環境問題の現状」「その問題がもたらす影響」「解決策の提案」という流れを考えます。

このように、書き始める前にテーマと全体像を明確にすることで、文章が散漫になるのを防ぎ、論理的にまとまった作文が書けるようになります

また、読書を通じて様々な文章の構造やテーマの取り扱い方を学ぶことで、自分の書き方のレパートリーを増やすことができます

たとえば、ある評論家が、環境問題を歴史的な背景から論じることで深みを出しているのを見れば、自分も文章に歴史的背景を取り入れることで説得力を高めることができるかもしれません。

さらに、現代文を読む際に全体像やテーマを捉える練習をすることで、論理的な思考力を鍛えることができます

論理的な思考力は書く際にも不可欠なスキルです

書く時には、自分の考えを論理的に整理し、説得力を持って伝える必要があるからです。

このように、読む力と書く力は密接に結びついているのです。

ですから、書くための現代文読解法を学んで、読む力だけでなく書く力も伸ばしていきましょう!


今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

これからも、書くための現代文読解法について解説記事を書いていきたいと思います。

なるべく読者の皆様のお役に立てるような内容を書いていきたいと思いますので、今後とも応援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、今回の記事の内容が良かったと思っていただけるようでしたら、スキを押してもらえますと大変励みになります。

それでは、またお会いしましょう!

戦略マスター頼朝

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