学生ビジネスコンテスト「CAREER ROOKIES GP2025」総括レポート
*大会の基本的な情報をご存知の方は目次で該当ページまでスキップください!
📣企業様向け|ビジコン・コミュニティサービス企画書
📣ビジコン、コミュニティに関するお問い合わせはこちら
CAREER ROOKIES GPとは?
CAREER ROOKIES GPは、2024年より東京証券取引所の協力を得て開催している、大学生向けのビジネスコンテストです。年に一度、グランプリ形式で実施しており、初開催となった2024年度大会には、全国から約400名の大学生が参加しました。初代グランプリには、すでに法人化し売上を上げている京都大学の学生起業家2名によるチームが選ばれました。
ただし、本大会の目的は、学生起業家や「隠れた才能」の発掘そのものではありません。企業・ビジネス・仕事といったテーマに、より多くの大学生が触れ、実体験を通じて考える機会を提供することを主眼としています。その思想を象徴する言葉として、「ルーキーズ(Rookies)」という名称を大会タイトルに掲げています。
2024年大会を終え、その趣旨と成果を踏まえ、2025年に第2回大会を開催する運びとなりました。
大会全体の構成と予選形式
CAREER ROOKIES GPは、複数の予選大会を経てグランプリを決定する構成となっています。予選大会は大きく「関東予選」「関西予選」「Web予選」「学内予選」の4種類に分かれています。

さらに、各予選は「チーム戦」と「個人戦」に分かれて実施しています。チーム戦は、参加者が事前にチームを組んだうえでエントリーする形式です。一方、個人戦はすべての参加者が1人で参加し、事前アンケートをもとに大会事務局がチーム編成を行います。
あらかじめチームを組んで参加する学生と、個人で参加する学生が同一条件で競うと、チームビルディングの観点で不公平が生じるため、チーム戦と個人戦は日程を分けて開催しています。
学内予選とシード制度について
学内予選は、各大学が主催となり、大学キャンパス内の教室を使用して実施されます。告知や集客も大学が担当し、一定人数以上の参加条件を満たした場合に予選大会が成立します。
条件を満たして実施された学内予選には「シード権」が付与され、学内予選で優勝したチームは学校代表として準決勝に進出します。関東・関西・ウェブ予選は主催者側が運営し、大学の垣根を越えて多様な学生が参加する形式となっています。
5ラウンド制という大会の特徴
CAREER ROOKIES GPの大きな特徴は、ビジネスプレゼンテーションだけで勝敗が決まらない点にあります。大会は全5ラウンド制で構成されています。
先鋒戦:一般常識・時事問題の早押しクイズ
次鋒戦:計算問題の早押しクイズ
副将戦:英語の早押しクイズ
大将戦:ショートピッチ
チームプレゼンテーション:ビジネス提案発表
先鋒戦から大将戦までは個人戦で、チーム内で誰がどのラウンドを担当するかを事前に決定します。これら4ラウンド終了後、協賛企業からその場で発表されるテーマをもとに、約3〜4時間のワークと議論を行い、チーム全員でプレゼンテーションを実施します。5ラウンドの合計スコアによって順位が決定されます。
2025年大会 各予選の開催概要
2025年大会の関東チーム戦は、前年に即満席となった反省を踏まえ、2日程で開催しました。協賛企業として繊維商社のタキヒヨーさんにご協力いただき、推し活とファッションに関するテーマに学生は取り組みました。

関東個人戦は、TBCさんにご協賛いただき、TBCの新規事業に関するテーマを提供していただきました。

関西予選はチーム戦・個人戦両方をパナソニック様にサポートいただき、食洗機普及アイデアを学生が取り組みました。会場は滋賀県にある工場。アイデアを考えるワーク中、食洗機製造の工場見学も実施いただきました。

Web予選は協賛企業を設けず、オンライン形式でチーム戦・個人戦を実施しました。北海道や九州など遠方の学生や、日程の都合で現地参加が難しい学生にも参加機会を提供しています。
敗者復活戦の実施
予選大会に参加し、惜しくも通過とならなかったチームを対象に「敗者復活戦」を実施しました。これは2024年大会から導入された仕組みで、前回大会では敗者復活戦から勝ち上がったチームが準決勝・決勝へ進出した実績があります。2025年大会においても、同様に敗者復活戦を開催しました。
準決勝大会について
各予選および敗者復活戦を勝ち抜いた32チームが、準決勝大会に進出しました。準決勝大会はオンライン形式で開催し、教育系ベンチャーのSchooさんにご協賛いただきました。

準決勝大会の構成は予選大会と同様に、先鋒戦・次鋒戦・副将戦・大将戦・チームプレゼンテーションの5ラウンド制です。ただし、予選大会と異なり、準決勝では事前にテーマが公開され、学生たちは約1か月間かけて準備を行いました。当日はプレゼンテーションのみを実施する形式となっています。
準決勝大会を勝ち抜いた8チームが、決勝大会へ進出することになりました。
今年も東証Arrowsで開催された、決勝大会

こうして、2025年12月6日に東証Arrowsで決勝大会が開催されました。決勝大会に進出した学生たちはこちらをご覧ください。
2025年大会も前年と変わらず決勝まで進む学生の多くは大学1,2年生でした。前年と異なった傾向は、関東学生が奮起したという点です。2024年の決勝大会の関東関西の比率は半々でしたが、2025年大会は全8チーム中6チームが関東の学生、という結果になりました。
予選、準決勝は企業からの課題に応える、というプレゼンでしたが、決勝大会は学生が自分たちでやりたいビジネスを考える、ただし舞台は東証。前提として上場を目指し、中長期的に企業価値向上を目指すビジネスモデル、というテーマでした。

審査員には元マッキンゼーの宇田様、学生起業家の下山様、外資系金融出身でベンチャーのCFOの岩崎様(その後衆議院議員)、そしてプロティアンキャリア協会のCGOの栗原様にご担当いただきました。
先鋒戦から大将戦まで全てのラウンドでスコアを獲得し、チーム戦でも圧倒的な評価を得た大学1年生チーム「SHIZUOKA」がグランプリを獲得しました。

ビジコンをきっかけに、動き出す学生たち
2回目の開催となるCAREER ROOKIES GP2025は大学1年生チームである「SHIZUOKA」が優勝しましたが、昨年と比べると決勝大会のプレゼンテーションは全体的なレベルの底上げを感じることができました。
昨年度大会の動画を視聴し、参加者がビジネスプランやプレゼンテーションについて主体的に学ぶ機会が生まれたことによるものと考えられます。
また、決勝後にもネクストアクションに動き出す学生達もいます。
SHIZUOKAは優勝賞金を使ってビジネスプランアイデアの可能性を模索しにベトナムへ飛び立ちます。
準グランプリであるTriple Hawksのリーダーは起業への思いを強め、ビジネスを学びに留学。
2大会連続決勝に進んだHello World!のメンバーはプレゼンテーションしたアプリを実際に開発し、あとはappstoreの審査待ち、というステータスになっています。
立命館の火薬庫チームも自分たちの考えたビジネスプランをどのように実現するかを模索し始めました。
ビジコンはあくまできっかけでしかありませんが、火がついた学生達はその後も持続的なチャレンジを続けます。それこそがキャリア教育としての価値だと私たちは考えています。
CAREER ROOKIESはきっかけ作りを拡大しつつ、その後のサポートも力を入れてまいります。
CAREER ROOKIES / ROOKIES GUILD
学年不問の大学生ビジネスコンテスト / 学生×企業の共創による実践型マーケティングコミュニティ
📣企業様向け|ビジコン・コミュニティサービス企画書
📣CAREER ROOKIES公式サイト
📣ROOKIES GUILDとは?
📣ビジコン、コミュニティに関するお問い合わせはこちら
