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ろろろのめ第4回  「THE PRODIGYで騒ぐのはもう古い」——新世代が熱狂するサマソニ2025は、こう回れ。



「THE PRODIGYで騒ぐのはもう古い」——新世代が熱狂するサマソニ2025は、こう回れ。

サマソニとソニックマニアが、いよいよ新たな地平に突入している。

かつてはTHE PRODIGYやBLOC PARTYといったUKの伝説級バンドがヘッドライナーを飾り、30代以上のリスナーにとって“青春の答え合わせ”の場でもあったこのフェス。しかし2025年、サマソニは明確に“新世代のフェス”としてそのカラーを刷新してきた。

懐かしさではなく、今を体感したいすべてのリスナーに向けて、今年は以下のようにサマソニを回るのが正解だ。



いま世界で“聴かれている”のは誰?

SOMBR、CHASE ATLANTIC、NESSA BARRETTのリアルな数字

まず注目すべきは、SOMBR。最新シングル「back to friend」はSpotifyグローバルチャートをリアルタイムで駆け上がり、現在月間リスナー数2300万人超えという脅威のバイラル現象を起こしている。サマソニ出演が決まったことで、日本のファンの間でも一気に“正体探し”が加熱している。ステージはおそらくこの夏、最も話題になる瞬間のひとつだ。

Sombr


CHASE ATLANTICは、R&Bとオルタナティブ、ヒップホップを溶かし込んだサウンドで新世代から圧倒的な支持を得ており、ライブではその中毒的な世界観が爆発する。セクシュアリティや孤独をテーマにした歌詞も現代的だ。

CHASE ATLANTIC

同じくエモ・ポップ界の次世代アイコンであるNESSA BARRETTは、TikTok発のアーティストとしても知られながら、その作品性は極めてシリアス。痛みや不安、自己否定と向き合う歌詞に共感するリスナーは多く、彼女のステージでは“泣けるフェス体験”ができるかもしれない。

NESSA BARRETT



K-POPはポップを超えた芸術へ

i-dle(旧名:G)I-DLE)の“変化”を見逃すな

韓国のガールズグループi-dleは、2025年5月2日に表記を(G)I-DLEから現在の形へと変更。これは単なる名称変更ではない。セルフプロデュースで挑み続けてきた彼女たちは、これまでにもトラップ、インダストリアル、JAZZ、演劇的要素まで取り込み、K-POPの王道から意図的に逸脱し続けてきた。

2025年、その音楽はさらに深化し、欧米の音楽メディアからも“アートポップ”“東洋のFKA twigs”などの評価を受けている。サマソニのステージで、彼女たちが日本に向けて何を提示してくるのか——フェスの“最重要注目枠”といって間違いない。

i-dle



海外フェスを制したアクトも続々

2HOLLIS、Coachellaの衝撃からソニマニ初上陸へ

2025年春、CoachellaのGobiステージで最も歓声が大きかったアクトの一つが、フランス出身のトラップアーティスト2HOLLISだった。
ディープな808、トランスとドリルの混合ビートに、フランス語と英語を行き来する独自のフロー。観客の“知らない名前”から始まり、数十分後には「この人ヤバい…」という空気が広がったあの感覚は、SNSでも話題になった。

サマソニがその“旬”を逃すわけがない。2HOLLISのライブは、現場でこそ真価を発揮する。“観てから好きになる”タイプのアーティストとして、今年のダークホース的存在だ。

2HOLLIS



フェスの余白を彩る

WALLICE、JVKE、INFINITY SONGらの親密なポップス

新世代にとっての「音楽の良さ」は、派手さよりも“リアルさ”。
ロサンゼルス出身のSSW、WALLICEはインディーとベッドルームポップのあいだを彷徨うような浮遊感を持ち、耳元で囁くようなライブが魅力。JVKEはバラードとエレクトロポップを自在に行き来し、“日常に寄り添う音”を届けてくれる。


また、NY出身の兄妹グループINFINITY SONGは、アカペラからゴスペル、アコースティックまで、多様な音楽的背景を持つ。その包み込むようなサウンドは、真夏のフェスの午後に深く染み込むだろう。



闇と美の境界線

GESAFFELSTEINが支配する、深夜の儀式

夜を支配するのは、フランスの電子音楽の異端児GESAFFELSTEIN。
そのサウンドは鋼のように冷たく、インダストリアルな重厚感と退廃的な美しさが共存する。2023年の復帰以降、パフォーマンスはさらにアート性を増しており、ソニックマニアの深夜枠としてこれ以上ない“闇の儀式”になることは間違いない。


GESAFFELSTEIN



懐かしさに頼らず、未来を鳴らすサマソニへ

BLOC PARTYやTHE PRODIGYで沸いた世代には、確かに抗えないロマンがあった。でも、今のサマソニは明らかに“その先”を見ている。
過去を懐かしむより、これからを先取りする。それが2025年のフェス体験の本質だ。

「あの時あれを見ておけばよかった」
そう語られることになるのは、きっとこのラインナップの中にいる。



ソニマニ2025※2025年5月3日現在
サマソニ2025(大阪)※2025年5月3日現在
サマソニ2025(幕張)※2025年5月3日現在


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