🌸 2026年1月1日花のない庭【第2話】
剪定からはじまる一年~庭と人生の、静かな更新~
2026年が始まった。
庭には、花はほぼない。
バラは葉を落とし、枝だけの姿で、静かに冬を過ごしている🌿
でも私は、この季節の庭が意外と好きだ。
なぜなら、庭の本質がいちばんよく見える季節だから。
🌱 2024年6月、まだ整っていなかった庭

写真は、2024年6月の庭。
すでにバラは20種類ほど育てていたけれど、
庭全体はまだ「迷いの途中」だった。
どこをどう整えたいのか。
何を大切にしたいのか。
自分の中でも、はっきりしていなかったと思う。
🧱 2025年12月31日、同じ場所の庭

写真は、2025年12月31日。
ほぼ同じ位置から撮った庭だ。
バラの数は、今も約20種類。
でも、中身は大きく変わった。
🌹 病気に弱く、樹形が整わないバラは手放した。
🌹 病気に強く、無理なく美しく育つバラに入れ替えた。
数を増やすより、
**「この庭に合うかどうか」**を基準にした。
それは、少し勇気のいる選択だった。
🐾 庭の主役は、バラではなく愛犬

この庭を整える上で、
いちばん大切にしたのは、
シニア犬のマロとハリーだった。
🐶 バラのトゲでケガをしないこと
🐶 安心して歩けること
そのために、花壇を少し高くした。
マロとハリーの体高より上に、
バラがくるように設計した🌸
結果的にそれは、
私自身の腰痛防止にもなった。
「誰のための庭なのか」
それが明確になったとき、
庭は一気に整いはじめた。
🌿 手放したからこそ

花壇にはリリエンタールという品種のバラを植え、
足元には
🌱 カレックス
🌱 黒竜(竜のひげ)
🌱 ヒューケラ
裸地を減らし、
草むしりに追われない庭にした。

傾斜のある場所には、
土留めも兼ねた花壇を作り、ディコンという品種のバラを植えた。

フレグランスアプリコットという品種のバラを栽培していたけれど、
病気に弱く、あまり成長できなかった。

悩んだ末、ルーブルという品種のバラに入れ替えた。
「好き」だけでは、庭は育たない。
「バラの性質と体力」を見極めることが、いちばんの優しさだと知った。
🌱 肥料を与えすぎない理由
土は、
もともとの庭土に軽石と、
腐葉土になる前の落ち葉をたっぷり混ぜたもの。
肥料は、ほとんどあげていない。
それでも、バラはちゃんと育つ🌹
根を深く伸ばし、自分の力で生きていく。
わが家のバラのほとんどが品種の特徴より大きく育っている。
それは、どこか人生にも似ている。
✂️ 剪定が教えてくれたこと
バラを育て始めた頃、
剪定が怖かった。
新しい芽が出るのか心配だったから。
でも、思い切って剪定した方が、
バラは驚くほど元気になる。
古い枝を切ると、
光と風が入り、
新しい芽が動き出す🌱
変化を恐れて、
古いものを抱え続けても、
良い循環は生まれない。
手放すことで、
はじめて次の芽が育つ。
この庭は、
それを何度も教えてくれた。
🌸 花のない庭で迎える新しい年
今は12月。
庭は華やかではない。
でも私は知っている。
この静けさの下で、
春の準備が始まっていることを✨
剪定した庭は、
必ず春に応えてくれる。
人生も、きっと同じ。
2026年は、
また新しい芽が伸びる年になる。
焦らず、与えすぎず、
合わないものは手放しながら。
🌿 庭と一緒に
🌿 私自身も
静かに、更新していこうと思う。
