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【宝塚・ショーレポ】『Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)』

観劇日:2026年6月20日(土)
劇場:宝塚大劇場

宙組のエネルギーに圧倒された、まさに“宝塚らしい”ショーでした

結論から言うと、『Diamond IMPULSE』は、とにかくキラキラでパワフル。

そして何より、桜木みなとさん率いる新生宙組の勢いを全身で感じられるショーでした。

お芝居の『黒蜥蜴』で濃密な世界観に浸ったあと、幕が上がった瞬間のあの華やかさ…。

オープニングのダイアモンドをモチーフにしたゴンドラにのった桜木みなとさん!?

「わぁっ!」

思わず心の中で声が出てしまいました。

宝塚を初めて観る方にも、「これぞ宝塚!」と感じてもらえそうな作品です。

豪華な衣装。

次々と変わる場面。

客席まで届く熱量。

気付けばこちらまで元気をもらっていました。

今回はそんな『Diamond IMPULSE』の感想を、ゆっくり振り返ってみたいと思います。


『Diamond IMPULSE』とは?

まずは簡単に作品の概要から。

『Diamond IMPULSE』は、ダイヤモンドの持つさまざまな輝きを、人の心に生まれる「衝動(IMPULSE)」と重ね合わせて描くショーステージです。

恋心。

憧れ。

情熱。

羨望。

人の心にふと湧き上がる感情を、歌とダンスで表現していきます。

まさに感情の万華鏡。

ストーリーを追うというより、その瞬間ごとの感情やエネルギーを楽しむショーだと感じました。

また、この宝塚大劇場公演では第112期生の初舞台も大きな見どころのひとつです。



『黒蜥蜴』からの温度差がすごい

今回のお芝居は『黒蜥蜴』。

妖しく、美しく、どこか緊張感のある世界観でした。

その余韻に浸っていたところへ始まる『Diamond IMPULSE』。

もう最初から空気がまるで違います。

一気に光があふれます。

キラキラ✨です。

そして眩しいです。

良い意味で「宝塚のテーマパーク」が始まったような感覚でした。

お芝居の余韻を引きずる暇もありません。

「さぁ楽しみましょう!」

そんなショー側からのメッセージが伝わってくるようでした。

この切り替えの鮮やかさも、宝塚の魅力ですよね。

衣装が本当に美しい

今回特に印象的だったのは衣装です。

どの場面もとにかく華やか。

照明を受けて輝くスパンコール。

大胆な色使い。

豪華な羽根。

客席から見ているだけでも幸せな気持ちになります。


最近は比較的スタイリッシュなショーも多い印象ですが、今回は「ザ・宝塚」と言いたくなるような王道感がありました。

宝塚ファンとしては、やはりこういうキラキラには弱いですね。

何度観ても胸が躍ります。

そして毎回思うのです。

「人間って、こんなに光れるんやなぁ…」と。

桜木みなとさんのエネルギーがすごい

今回のショーで最も目を奪われたのは、やはり桜木みなとさん

『黒蜥蜴』で見せていた姿とはまるで別人です。

目力が強い。

とにかく強い。

舞台の奥にいても存在感が消えません。

客席をしっかり射抜いてきます。

そして何よりウィンク。

あれは反則ではないでしょうか。

客席のあちこちで心の悲鳴が聞こえた気がします。

私は思わず、

「今の誰にしたんですか?」

と聞きたくなりました。

もちろん全員に向けてだとは思うのですが…。

そんな気持ちになるほど破壊力がありました。

途中で登場したピンクのスーツ姿も印象的でした。

個人的には『BADDY』の美弥るりかさんを思い出しました。


美弥るりかさん(『BADDY』)

鮮やかな色を着こなす華やかさ。

そして強い目力。

どこか共通する魅力を感じました。

もちろん桜木さんならではの個性もたっぷり。

トップスターとしての自信と責任感が伝わってくるようで、とても頼もしかったです。

これからの宙組がますます楽しみになりました。


水美舞斗さんの王子様感にうっとり

一方で、水美舞斗さんはまた違う魅力を見せてくださいました。

こちらもお芝居とは雰囲気がまったく違います。

柔らかい。

優しい。

そして品がある。

まるで王子様です。

登場した瞬間に空気がふわっと変わるんですよね。

包み込むような存在感があります。

歌声も本当に素敵でした。

のびやかで聴き心地が良い。

無理なく客席まで届いてきます。

自然と耳を傾けてしまいました。

ダンスの力強さももちろん魅力ですが、こうした優しい表現を見られるのも嬉しいですね。

改めて、表現の幅が広い方だなと感じました。


輝ゆうさんを追いかけてみた結果…

実は今回、個人的なミッションがありました。

それは輝ゆうさんをしっかり見ること。

前回の大劇場公演『BAYSIDE STAR』で、とても魅力的なウィンクをされていて…。

完全に胸を撃ち抜かれました。

ですので今回は意識的に追いかけてみたのです。

結果。

さらに好きになりました。

手足が長い。

ダンスが美しい。

そして色っぽい。

動きに無駄がなく、とても洗練されています。

大人数の場面でも自然と目が行くんですよね。

こういう発見があるのもショー観劇の楽しさです。

推しが増える危険性はありますが…。

それもまた幸せな悩みです。

第112期生のロケットに元気をもらった

今回の大きな見どころのひとつが、第112期生の初舞台。

ロケット(ラインダンス)はかなり長めに感じました。

でも全く飽きません。

むしろ見入ってしまいました。

皆さん本当に元気いっぱい。

緊張もあると思うのですが、それ以上に一生懸命さが伝わってきます。

客席に届けようという気持ち。

頑張ろうという気持ち。

そのまっすぐなエネルギーが眩しかったです。

観ているこちらまで元気になります。

「あぁ、宝塚ってこうやって受け継がれていくんやな」

そんなことも感じました。

未来への希望が詰まった場面だったと思います。


デュエットダンスで少しだけ感じたこと

ショーの終盤。

毎回楽しみにしているのがデュエットダンスです。

美しいですし、ロマンチックですし。

何より宝塚らしい。

でも同時に少し寂しくなります。

なぜなら終演が近づいているから。

「もう終わってしまうんやな…」

そんな気持ちになる瞬間でもあります。

今回使われていたのは『Stand By Me』。

世界的な名曲ですよね。

ただ、これは本当に個人的な好みの話なのですが…。

少し軽やかすぎる印象も受けました。

デュエットダンス特有の余韻や切なさを考えると、もう少し壮大な楽曲でも良かったかなと感じました。

もちろん完全に好みの問題です。

好きな方もたくさんいらっしゃると思います。

だからこそ、観劇後に感想を語り合うのも楽しいんですよね。

エトワール・朝絵咲名さんの歌声に驚いた

そして最後。

エトワールの朝絵咲名さん。

これは本当に驚きました。

歌唱力が素晴らしい。

伸びやかで。

クリアで。

とても美しい。

劇場全体を包み込むような歌声でした。

ショーの締めくくりとして申し分ありません。

最後の最後に心を持っていかれました。

「あの方、どなた?」

と思われたお客様も多かったのではないでしょうか。

それほど印象的でした。

これからますます活躍される姿を見てみたいです。


観終わったあと、不思議と元気になれるショー

『Diamond IMPULSE』は、タイトル通り“衝動”をテーマにしたショーでした。

でも私が受け取ったのは、それだけではありません。

前を向く力。

誰かを応援したくなる気持ち。

そして舞台を愛する人たちの情熱。

そんなものも一緒に感じました。

桜木みなとさん率いる宙組の新たなスタート。

水美舞斗さんの存在感。

若い力が輝く112期生。

そして組子の皆さんのエネルギー。

そのすべてが詰まったショーだったと思います。

宝塚が好きな方はもちろん。

しばらく劇場から離れていた方にもおすすめしたい作品です。

きっと劇場を出る頃には、少しだけ元気になっているはずです。

私自身、とても愛おしい時間を過ごせました。

そしてまた、宙組を応援したくなりました。



ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

もし同じ日に観劇された方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を教えてください。

「私はあの場面が好きだった」

「このスターさんが気になった」

そんなお話を聞けるのも楽しみです。

また宝塚観劇の感想を書いていきますので、共感していただけたらフォローしていただけると嬉しいです。

一緒に宝塚の魅力を語り合えたら幸せです。どうぞよろしくお願いします。


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