【宝塚・過去レポ】『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』
観劇日:2018年12月15日(土)
観劇劇場:梅田芸術劇場メインホール
最初に結論から…
『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』は、とにかく気持ちよく笑える作品でした。

テンポよく進む会話劇に、絶妙な間。
次から次へと起こる騒動に、気が付けば声を出して笑ってしまう…。😆
でも、それだけでは終わりません。
後半には思わず胸が締めつけられる場面もあって、笑いと切なさのバランスが本当に絶妙でした。
そして何より印象に残ったのが、柚香光さん演じるダニエル。
スタイリッシュでクールなイメージを持っていた私には、その"ちょっと情けない悪ガキ"ぶりが新鮮で…。
そのギャップが、なんとも愛おしかった作品です。
あらすじ(ネタバレ少なめ)
舞台は1920年代のヨーロッパ。
一攫千金を夢見る若者たちが、とある大きな遺産相続をめぐる騒動へ巻き込まれていきます。
詐欺やマフィアという少し物騒な言葉も出てきますが、作品全体は明るく軽快なコメディ。
笑いの中に人の優しさや切なさも描かれていて、観終わったあとには不思議と温かい気持ちになる作品でした。
前情報ゼロで観た私が、一番驚いたこと
実は私、この作品を観る前はほとんど予習をしていませんでした。
タイトルの「ジゴロ」という言葉から勝手に、
「おしゃれで危険な男性」
「ちょっと悪そうで色気のある物語」
そんなイメージを抱いていたんです。
ところが幕が開くと…。
「あれ?思ってたんと違う(笑)」
いい意味で期待を裏切られました。
柚香光さん演じるダニエルは、もちろん格好いいんです。
でも、それ以上に少し抜けていて、どこか情けなくて…。
悪ぶりきれないところが、とても人間らしい。
長身でスタイリッシュな柚香さんだからこそ、そのギャップがより際立っていました。
このギャップに、私は完全にやられてしまいました。😍
ケラケラ笑えて、観終わったあとも気持ちが軽くなる作品
この作品で一番感じたのは、とにかくテンポの良さです。
セリフの応酬が本当に軽快。
間の取り方も絶妙で、笑いが途切れません。
「次は何が起きるんやろ?」
そんな気持ちのまま物語にどんどん引き込まれていきました。
テンポが良い台詞中心という、お芝居で魅せる作品。
私は普段、歌唱を楽しみに観劇することが多いのですが、この作品ではそれをまったく物足りなく感じませんでした。
会話劇だけでここまで惹き込まれる作品は、そう多くありません。
笑って、スカッとして…。
観劇後には自然と笑顔になれる作品でした。
おもいっきり笑えた
『メランコリック・ジゴロ』は、
「今日は思い切り笑いたい。」
そんな日にぴったりな作品でした。
でも笑いだけでは終わらず、人を好きになる切なさや、人を騙してしまった苦しさまで丁寧に描かれています。
だからこそ最後には、登場人物みんなが少し愛おしく感じられる作品でした。
ここから先は、
・柚香光さんのダニエルがなぜここまで魅力的だったのか
・水美舞斗さんとの"悪ガキコンビ"が最高だった理由
・舞空瞳さん、一之瀬航季さんの印象
・舞台演出や少し残念だったポイント
などを、当時観劇したときの記憶を交えながら、もう少し深く書いていきます。
もし同じ公演をご覧になった方なら、「ああ、あの場面ね」と思い出していただけるとうれしいですし、まだご覧になっていない方には作品の魅力が少しでも伝わればうれしいです。
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