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血眼になってやる銘柄分析。あと何十年やりますか?



はじめに

決算短信を、何ページも読み込む。
月次データが出たら、すぐにチェックする。
四季報を開いて、隅から隅まで目を通す。
スクリーニングを回して、候補を絞り込む。

熱心です。
立派です。

でも、ひとつだけ聞かせてください。

それ、あと何十年、続けますか。


最初は、楽しい

投資を始めたばかりの頃は、これが楽しいのです。

新しい指標を覚える。
決算の読み方がわかってくる。
「自分は成長している」という実感がある。

私もそうでした。
毎週末、スクリーニングを回して、土日をかけて分析する。
それが投資だと思っていました。

でも、何年も続けていると、ふと気づく瞬間が来ます。

「これ、いつまでやるんだろう。」


体力には、限りがある

血眼になって分析するスタイルは、若いうちは続けられます。

でも、人は歳を取ります。

目も疲れる。
集中力も続かなくなる。
仕事や家庭で、時間も取られる。
そして、いずれ引退して、もっと自分の時間を大切にしたくなる。

そのとき、「毎週末、何時間もかけて分析する投資」を、まだ続けられますか。

70歳になっても、80歳になっても、決算短信を血眼で読み続けますか。

——それが楽しいなら、もちろんいい。
でも、「やらなきゃいけない」と思ってやっているなら、いつか必ず限界が来ます。


「やらないと不安」の正体

多くの人が、分析をやめられない理由。

それは、「やらないと不安だから」です。

ちゃんと調べないと、損をする気がする。
情報を追いかけていないと、置いていかれる気がする。

でも、考えてみてください。

そこまで張り付いて分析しないと持っていられない銘柄は、そもそも自分に合っていないのかもしれません。

毎日チェックしないと不安な投資は、長くは続きません。


続けられる投資に、切り替える

私が行き着いたのは、「血眼にならなくても持てる投資」でした。

長く増配を続けている企業を選ぶ。
一度納得したら、あとは大きく構えて持ち続ける。

毎週の分析は、やめました。
決算は見ますが、隅から隅まで暗記するような読み方はしません。
大きな変化がないかを確認する。
それで十分です。

そして、日常の中で気づくことを大事にするようになりました。

スーパーのレジの混み具合。
新しくできたお店。
街の変化。
それも立派な「観察」です。
机に張り付かなくても、投資のヒントは生活の中にあります。

血眼にならなくても、続けられる。

それが、長く投資を続けるコツでした。


まとめ

血眼になってやる銘柄分析。

それが好きで、楽しくて、一生続けられるなら、何の問題もありません。
どんどんやってください。

でも、もし「疲れてきた」「いつまでやるんだろう」と感じているなら。

一度、立ち止まってみてください。

あと何十年、その投資スタイルを続けられますか。

70歳、80歳の自分が、無理なく続けられる投資。
それを今のうちに作っておくことが、本当の意味での「長期投資」だと思っています。

がんばり続ける投資より、力を抜いても続く投資を。


本記事は個人の見解に基づく情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。

投資はご自身の判断と責任において行ってください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏
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