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木曜日の処方箋|#3 ジップロック弁当〈膨張するリュック〉

ルーティンの毎日の中で、ふと気づいたこと
〜弁当箱を手放して見つけた、
 守られていた幸せと小さな自由の話〜


あぁ、重い。

書類、
弁当、
水筒、
スマホ、
手帳2冊(仕事と私用)、
薄手のジャケット、
小さめのハンドクリーム。

…どれも必要だけど圧迫感がつらい。
手帳の代わりに、スマホでスケジュール管理に挑戦したし。
水筒は小さくして、ロッカーにペットボトルを何本か置いたし。

これ以上、どうしろと?!
行き場のない憤りの毎日。

そして、ついに起こってしまった。
弁当箱が入らない。
意外とスペースをとる四角い箱。
大体、おかずを詰めること自体が苦手で、朝からイライラするし。
人の弁当は頑張って作れるんだけどな。

「…自分のはお腹に入れば同じじゃない?」
味はわかっているし。
食べ終わったら、何も入っていないのに、スペースをとるだけだし。

どうして弁当箱を使っているんだっけ?
なんでこの形にしたんだっけ?

…あ。
子どもの頃から、使っていたからだ。


自然になり過ぎた習慣で、今まで考えもしなかった。
無意識の思い込みに気づく。

毎日の小さなサバイバルのなかで、やっと心の底から思いきれる。
弁当箱じゃなくてもいいじゃん。
食べ終わったら潰せたら楽じゃん。

おにぎりとおかずはラップで巻き、ジップロックに入れる。
冷凍唐揚げと卵焼きにした。
リュックの1番上に入れれば潰れないだろう。
意外と水分がなければ、おかずもいけた。

弁当箱のかっちりした安心感はないけれど。
取り出すときのやけにヘニョっとした感触に慣れないけれど。
それでも、自由自在に形が変わり、スペースを節約できたことに大満足する。


さらに今日のクライマックス。
帰り道だ。
リュックの上の方に、スッポリくっきりとしたスペースが空いている!

ついに今日こそが、あのかさばるスナック菓子を買って帰る日だ。
小さな勝利を確信した帰り道に、なんだか無敵になれた気がした。


【今日の処方箋】
🌱成分:弁当箱 | 大人の自由| 小さな勝利
🌱用法:弁当作りが重荷になってきたとき
🌱おまけ:おにぎりの具で勝負しても良いのでは?


ふっと何かが軽くなったら、「スキ」で教えてもらえると嬉しいです。
今日もお疲れさまでした💊

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