ワンオペママの休職ストーリー#3 うつ病かも…何科に行く?迷った私が心療内科で適応障害と診断されるまで
こんにちは。適応障害で休職し、1年以上かけて回復したざわざわママです。
前回、実家に頼って数日過ごす中で、ようやく私は
「もしかして、これってうつ病なのでは?」
と思い始めました。
でも、そこで次にぶつかったのが、もっと初歩的な壁でした。
こういうとき、何科に行けばいいの?
今日は、私が初めて心療内科を受診し、適応障害と診断されるまでの話です。
前回の話はこちら▽
「何科に行けばいいの?」という迷い
自宅に戻ったあとも体調は悪化していきました。
特にレンタカーでの移動のあと、
車酔いのめまいと気持ち悪さが、翌日までずっと抜けませんでした。
「うつ病 何科?」と検索すると、
出てくるのは「精神科」と「心療内科」。
精神科は「気分の落ち込みや不眠など心自体の症状」、
心療内科は「ストレスが原因で胃痛や動悸など体に症状が出る病気(心身症)」が専門と知りました。
今は特に、めまいや吐き気、咳、眠気など体の症状がしんどい。
だから私は「心療内科」を探すことにしました。
検索すると、オンライン診療や「即日診断書」の広告も出てきます。
でも、画面越しにこのしんどさがちゃんと伝わるのか?と不安になり、
口コミも丁寧に調べました。
そうしてリストアップをした、口コミがよしで「家から通いやすいクリニック」に電話をし始め、
3件目でようやく当日受診が可能となり、
よろよろと歩いてクリニックへ向かいました。
初めてのメンタルクリニック
意外だったのは、待合室にいる人たちがみんな落ち着いた様子だったこと。もっと挙動が怪しい人がいるのではないかと想像していたので、
少し安心したのを覚えています。
簡単な予診票を記入して、待合室で3~4人ほどの順番を待ちました。
名前を呼ばれ診察室に入ると、気のよさそうな50代くらいの先生がデスクに座っていました。
そのとき、ぼんやりした頭でふと思ったんです。
「心療内科って、机と椅子しかないんだな」と。
私の体は座っているだけでも背中が痛く、
しんどさのあまり自然と体が丸まっていました。
そんな体では、呼吸も浅く、脳に酸素が行き届いていない状態だったと思います。
主治医の前で話し始めると、涙が止まりませんでした。
これまでの経緯を途切れ途切れに話すと、先生は静かに告げました。
「診断は適応障害です。
もし実家に戻っても回復していなかったら、うつ病という診断になっていたでしょうね。」
「これ以上、無理をしてはいけません。まずは何もせずに休んでください。」
そして、こちらから言うまでもなく、医師は1か月の休職を指示し、
帰りには診断書を受け取ることができました。
初診だったこともあり、診断書代を含めて支払いは5,000円前後で、安堵しました。
休職診断書がくれた解放感と希望
診断書を受け取り夕方の電車のホームに立つと、
体に風が流れていくような少しの解放感がありました。
休職すれば、
横で残業を片づけながらではなく、ちゃんと子どもにごはんを食べさせてあげられるかもしれない。
急かしながらではなく、
「おいしいね」と言いながら一緒に食卓に座れるかもしれない。
そんな、ささやかな希望が湧いてきたのです。
休職が決まっても、仕事を手放せなかった
診断を受けたあと、まずは会社の人事に連絡を入れました。
普段から比較的話しやすい方だったので、休職の申し出自体は穏やかに受け止めてもらえたと思います。
少なくともその時点では、「休むこと」に強く否定されるようなことはありませんでした。
でも、だからといって、すぐに仕事を手放せたわけではありません。
私はその後も、テレワークで引き継ぎやクライアント対応を続けました。
簡単に放棄できるなら、もうとっくにしている。
引き継ぎ書も、Excelにまとめ始めました。
担当案件、月末処理、定例業務、クライアントごとの注意点。
ひとつずつ書き出してみると、ふと頭をよぎったんです。
「私がやっていた仕事って、これだけ?」
上司に説明するときも、
「なんだ、仕事量そんなに多くないじゃん」
と思われていないか、不安になりました。
でも今振り返ると、私のストレスの根っこは、単純な仕事量だけではなかったのだと思います。
本当は、クライアントに対してもっとマーケティング寄りの提案がしたかった。
広告代理店の営業として、企画を考えたり、施策を組み立てたり、そういう仕事に時間を使いたかった。
なのに現実は、月末処理や細かな事務作業、
本当は営業ではなく、できれば事務の方にお願いしたいような業務にどんどん時間を取られていく。
そんな状態が、ずっと続いていたのだと思います。
けれど、クライアントへ「休職します」とメールを送るときの、言葉にできない不甲斐なさ。
そして、人手が足りない中で私の業務を肩代わりしてくれる同僚への、申し訳なさ。
休むことを選んだはずなのに、心は休めるどころか罪悪感でいっぱいでした。
これまでがむしゃらに仕事と育児をしてきた私は、「休む」とは何か? を知りませんでした。休職後にどうなっていくのでしょうか。
続きはこちら👇
□#1 めまいは適応障害のサインだった。会社でうずくまった日
□#2 母に頼った日「うつ病かも」と気づいた帰省
✅#3 はじめてのメンタルクリニック―私が心療内科を選んだ理由 (今ここ)
□#4 休職して1か月――『休む』がわからず予定を詰め込む私
□#5 休職して2か月|幸せの余韻のあとの産業医・エージェント・人事への不信感
□#6 休職延長で落ち込んだ私が、動き出した3つのこと
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