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likeabird
夏の気配を、ガラスに閉じ込めて。- 冷茶ポットと氷の音 -
こんにちは、ルーシーです。
6月がはじまりました。日中は汗ばむほどの陽気になり、通り抜ける風の心地よさが体いっぱいに染み渡る季節になりました。
街を歩けば、すっかり初夏の匂いがします。これからやってくる本格的な夏の気配を前に、今日はキッチンで冷たい準備を始めることにしました。
お気に入りの、少しぽってりとしたガラスの冷茶ポット。冬の間は引き出しの奥で静かに休んでいたお気に入りを引っ張り出し、丁寧に洗ってピカピカに磨き上げます。透明なガラスが初夏の光を反射して、きらきらと輝く様子を見ているだけで、なんだか涼しげな気持ちになってくるから不思議です。
今日淹れるのは、すっきりとした香りのグリーンティー。茶葉をポットに入れ、静かにお水を注いで、あとは冷蔵庫のなかでゆっくりと時間をかけて水出しにします。
数時間後、綺麗に色づいた冷茶をグラスに注ぐ時間。冷凍庫から取り出した氷が、カラン、とグラスの底で涼やかな音を立てて響きます。この小さな音が、私にとっての夏の始まりの合図。
ひとくち飲むと、お水からゆっくり淹れたからこその、苦味のないまろやかな甘みと爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
冷たいグラスを手のひらで包みながら、窓の外の濃くなってきた緑を眺める休日の午後。一足早く、小さな夏の涼しさを楽しむ、穏やかで満ち足りた時間でした。
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