暑気払い|カッパマークのきゅうり屋、はじめました🥒
最近、界隈で取り沙汰されている話があります。
きゅうりが先か、カッパが先か。
非常に難しい問題です。
私は思うんです。
きゅうりって、ほとんど水です。
だったら、水で充分なんじゃないか。
では、アボカドはどうでしょう。
栄養はあります。
しかし、割るまで当たり外れがわかりません。
その点、きゅうりは違います。
切ってみても、だいたい想像どおりのきゅうりが出てきます。
最初から最後まで、ほぼきゅうりです。
そういう意味では、きゅうりの方が紳士的です。

さらに、夏の屋台で考えてみましょう。
「アボカド始めました」
と言われても、
「あぁ、そうですか」
となります。
ところが、
「きゅうり始めました」
なら、
「夏だねぇ〜」
となる。
きゅうりには、ライブ感があります。
割り箸に刺して冷やし、塩か味噌を添えれば、もう立派な屋台です。
ここで私は気づきました。
創作にも、きゅうり型とアボカド型があるのではないか。
きゅうり型は、タイトルや表紙を見た瞬間、
「面白そうだねぇ」
となる作品です。
一方、アボカド型は、読んでみて初めて中身がわかる作品です。
外からは伝わりにくい。
でも、割ってみれば栄養が詰まっている。
つまり、売り方が違います。
きゅうりは、ライブ感で売る。
アボカドは、中身を伝えて売る。
ところが、ここで問題が発生しました。
カッパは、きゅうりを食べます。
これでは商売になりません。
売り物を従業員が食べています。
そこで私は思いつきました。
カッパには、アボカドを与えればいい。
「カッパはアボカドを食べるんですか?」
大丈夫です。
きゅうりもアボカドも青物です。
細かいことを気にしてはいけません。
そして私は、第三のビジネスモデルを始めます。
その名も、
カッパ型

カッパさんに、面白いきゅうりやアボカドを見つけ、店先に並べてもらいます。
つまり、作品の発掘と紹介です。
「このきゅうり、いいね」
「このアボカド、熟れてます」
と思う作品を見つけたら、誰かに紹介する。
まだ知られていない作品を、店先へ並べる。
ただし、店頭のきゅうりを食べてはいけません。
商品保護のため、カッパさんにはアボカドを支給します。
給与は、店主特製アボカド『エラとヨル』です。
というわけで、
新規カッパさん募集中🥒

応募条件は一つだけ。
「給与が『エラとヨル』でいいよ!」
というカッパさん限定です。
経験不問。
年齢不問。
泳力不問。
皿の乾き具合も問いません。
さらに!頑張ったカッパさんには、
インセンティブきゅうりをご用意しています。🥒
なお、支給基準は店主も把握していません。
自作のきゅうりも持ち込み可能です。
誰かにおすすめしたい作品でも構いません。
ご自身のアボカドの持ち込みも歓迎します。
ただし、当店は品評会ではありません。
きゅうりやアボカドの品質についての批判は、ご遠慮願います。
形が曲がっていても、
まだ育ちきっていなくても、
誰かにとっては、夏を感じる一本かもしれません。
気になったきゅうりには、
「おいしそうですね」
「このきゅうりが、好きです」
と、やさしく声をかけてください。
なお、
無断試食はネタバレ、
勝手な品種改良は添削にあたります。
どちらもご遠慮ください。
暑気払い。
カッパマークのきゅうり屋、はじめました。🥒
店頭には、面白いきゅうりとアボカド。
カッパさんには、店主特製アボカド。
店主は、作家アイです。
たぶん、夏の間は営業しています。
※店主はあと二回変身できます。

店主からの業務連絡
前回の「創作大賞お疲れさま会場」では、たくさんの方に集まっていただきました。
とても楽しく、あたたかい会場になった一方で、皆さんがお互いに気を遣いすぎて、自分の作品を紹介する方はほとんどいませんでした。
せっかく創作者が集まっているのに、それでは少しもったいない。
そこで今回は、作品紹介を中心にした場所を作ってみました。
それが、カッパマークのきゅうり屋です。
自分の作品でも、誰かにおすすめしたい作品でも構いません。
「この作品を読んでほしい」
「ここが好きだった」
「こんな物語を書いています」
そんな気持ちを、遠慮せず店先に並べてください。
作品へのリンクも歓迎します。
この場所の目的は、批判や添削ではなく、紹介と応援です。
気になる作品を見つけたら、
「面白そう」
「読んでみたい」
そんな一言だけでも、きっと誰かの励みになります。
創作者が安心して自分の作品を紹介できること。
そして、まだ知らない作品との出会いが生まれること。
それが、このきゅうり屋を始めた本当の理由です。
今年の夏も、面白いきゅうりとアボカドが、たくさん実りますように。
店主より🥒


