トイレの隙間から見えた女夢をGeminiに解説してもらった
前編 トイレの隙間から見えた女
変な夢を見ていた。
私はトイレにいた。
そこには、一本のロープがあった。
何のためのロープなのかは分からない。
私はそのロープを見つめ、ロープがつながった先をたどる。トイレの隙間から階段の踊り場を覗いた。
そこに――
女が倒れていた。
血が流れている。
○人現場だった。
しかも、その周囲には沢山の野次馬がいた。
誰も私に気づかない。
私はトイレの中から、隙間越しにその光景を見ていた。
なぜ私は、こんなところから○人現場を覗いているのだろう。
ただ、
「女が○された」
という事実だけが、妙に鮮明だった。
そして、さらに奇妙なことが分かってくる。
どうやら私は、その家族の一員らしい。
夫がいる。
息子もいる。
そして、もう一人――女がいる。
姉なのか。
親族なのか。
それとも家族の誰かなのか。
よく分からない。
ただ、その女の存在を、夫も息子も知っている。
なのに私には隠している。
女がいたこと自体を、私だけ知らされていない。
私は、何も知らない。
なのに、○人現場だけは見ている。
そのとき突然、別の問題が発生した。
私は寝坊していたようだ。
朝10時30分。
「会社に連絡しなきゃ!」
○人事件より、そっちが気になった。
そしてなぜか会社隣の席の人が近くにいる。
私はその人に、
「会社に連絡してー!」
と頼んだ。
ところが、電話がつながらない。
会社にかけたはずなのに、なぜか別のセンターにつながる。
もう一度かける。
今度は、なぜか社員旅行中の同僚らしき人につながった。
何度やっても、会社にはつながらない。
スマートフォンのボタンを押しても、押せない。
画面が思うように動かない。
まるで何かが、私に会社へ連絡させないようにしているみたいだった。
仕方がない。
私はエントランスから自転車で職場へ向かうことにした。
ところが、自転車を見ると――
血だらけだった。
車輪。
あちこちに赤いものがついている。
なぜ。
どうして私の自転車が血だらけなのか。
分からない。
そしてその先には赤いバラや赤い花が散らばっている
私は慌てて、赤いバラを自転車に絡ませた。
血を隠すためだった。
エントランスの外には警察がいた。
例の事件の現場検証をしている。
私は警察の横を通り抜けた。
血だらけの自転車を、赤いバラで隠しながら。
――そこで目が覚めた。
私はしばらく天井を見つめた。
なんだったんだ、今の夢。
○人事件。
謎の女。
何かを隠している夫と息子。
つながらない電話。
血だらけの自転車。
警察。
そして、なぜか出勤しようとする私。
……待て。
私は夢で犯人なのか?
いや、待て待て。
私は誰かを○した記憶なんてない。
むしろ私は、ずっと何も知らない。
もしかすると――
この事件で一番何も知らされていないのは、私なのではないか。
そう考えた瞬間、ひとつだけ気になることが残った。
家族にいた、あの女。
あの女は、一体誰だったのだろう。
後編 夢をGeminiに解説してもらった
私:
変な夢見たんよ。
トイレに行ったらロープがあって、トイレの隙間から階段の踊り場を覗いたら、女の○人現場があった。
しかも、それを野次馬が見てる。
Gemini:
かなりミステリー色の強い夢ですね。
特に「トイレ」というプライベートな空間から、「○人現場」という異常な世界を覗いている構図が印象的です。
私:
しかも、その家族の一人に女がいるっぽいんだよ。
私が妻の設定で、夫と息子がいて。
その夫も息子も何か知ってる。
でも私には隠してる。
そもそも女がいたこと自体を隠してる感じ。
Gemini:
そこはかなり重要ですね。
夢の中で、あなたは「何かが起きていること」は感じ取っているのに、「真実だけを知らされていない」立場になっています。
周囲の人間は情報を持っている。
でも、あなたには情報がない。
その構造は、夢の後半にも繰り返されています。
あなたは寝坊して、会社に連絡しようとする。
ところが電話がつながらない。
別のセンターにつながったり、同僚につながったり、スマートフォンの操作自体がうまくいかなかったりする。
私:
そうそう。
何かに邪魔されてる感じ。
Gemini:
まさに「必要な情報や相手にたどり着けない」という構造です。
夢の前半では「家族が真実を教えてくれない」。
後半では「電話が会社につながらない」。
どちらも共通しているのは、
自分から必要な場所へアクセスできないこと
です。
私:
なるほど。
でもさ。
○人事件より会社に遅刻することを心配してる私、どうなの?
Gemini:
そこは非常に面白いところですね。
○人事件が起きているのに、
「会社に連絡しなきゃ」
が最優先になっています。
私
夢の中でも社会人だった。
Gemini:
そして、最後には血だらけの自転車で警察の横を通って、職場へ向かおうとしてるところでおわっています
私:
そう。
自転車血だらけなのに。
Gemini:
これは「自分自身も事件に関係しているように見えてしまう」という不安につながります。
自転車に血がついている。
警察がいる。
でもあなたは、それを隠して出勤する。
つまり、
「自分は何もしていないのに、状況だけ見ると怪しくなっている」
という構造です。
私:
じゃあ私、夢の中では
犯人じゃないの?
Gemini:
夢の内容だけを見る限り、あなたが犯人だという描写はありません。
むしろ、
事件に巻き込まれたのに、自分だけ何も知らされていない人物
に近いです。
私:
あー。
それなら確かにそうだ。
私、誰か○した描写ないもんね。
Gemini:
むしろ気になるのは、「家族にいた女」です。
あなたは、その女について何も知らない。
夫と息子は知っている。
そして、その女が○されている。
これは夢の中でかなり強い「秘密」の要素です。
私:
なんで私だけ知らないんだろ。
Gemini:
そこが夢の面白いところです。
「なぜ知らないのか」について、夢は答えをくれません。
でも、その「知らされていない」という感覚だけは強烈に残っています。
私:
たしかに。
なんかずっと、
「私だけ知らない」
って感じだった。
Gemini:
だから、この夢を一言で表すなら、
「私は犯人なのか?」
ではなく、
「私は何も知らされていないのに、全部の現場にいる」
なのかもしれません。
私:
うわ。
それ、めっちゃミステリーじゃん。
……あ。
待って。
今、思い出した。
私、高校3年生のとき、どうしても朝起きられない時期があったんだよね。
朝起きたらもう、2時間目くらいになるような大遅刻を何度もしてた。
そのとき、
「なんでお母さん起こしてくれなかったんだよ!」
って、けっこう思ってたんだよ。
Gemini:
それは今回の夢と、かなり面白い形でつながりますね。
私:
もしかして……
あの「女」って、お母さんか?(笑)
Gemini:
断定はできませんが、その可能性を考えると夢の構造が一段深くなります。
高校3年生のときの記憶には、
「起きられない」
「誰かに起こしてほしい」
「なのに起こしてもらえない」
という感覚があります。
今回の夢でも、
「10時30分まで寝てしまう」
「会社に連絡しなければならない」
「でも、電話がうまくつながらない」
という形で、似た構造が繰り返されています。
私:
あー。
「誰かが起こしてくれるはずなのに、起こしてくれない」って感覚か。
Gemini
そうです。
そして、その「起こしてくれるはずだった存在」が、夢の中では「家族の中にいるのに、自分だけ存在を知らされていない女」として登場しているのかもしれません。
私:
つまり……
「お母さん、なんで起こしてくれなかったの!」
が、
「家族に女がいるのに、なんで私だけ知らされてないの!」
に変換された可能性があるってこと?
Gemini:
そういう読み方はできます。
夢は、昔の出来事をそのまま再現するとは限りません。
そのときの「感情」だけを残して、まったく別の物語に作り替えることがあります。
今回の場合、
「私は知らされていない」
という感覚が共通しています。
私
うわー。
昔々の高校3年の寝坊が、○人ミステリーになったのか。
Gemini:
そう考えると、夢の後半も面白いですね。
高校時代は、
「起こしてくれなかった」
ことで学校に遅刻する。
現在の夢では、
「会社に連絡できない」
のに、それでも自転車で職場へ向かう。
しかも血だらけの自転車で(笑
昔は「誰かに起こしてほしい」という立場だった。
でも今の夢では、自分で自転車に乗って職場へ向かおうとしています
そこには、
「誰も助けてくれなくても、自分で行く」
という変化もあります。
私:
なるほどなあ。
じゃあ、この夢って単純に怖い夢じゃなくて、
昔の「なんで起こしてくれなかったの」という感情と、
今の「自分でなんとかしなきゃ」が混ざった夢なのかも。
Gemini:
その解釈はかなり自然だと思います。
ただし、「夢の意味はこれ」と断定することはできません。
でも、あなた自身が思い出した高校3年生の記憶と、今回の夢の構造には確かに共通点があります。
私
じゃあ結局、私は犯人じゃなくて……
「起こしてくれなかったお母さんへの、十代の不満を抱えたまま、血だらけの自転車で出勤する社会人」
たな(笑)
壮大すぎるだろ(笑)
Gemini:
夢とは、そういうものかもしれません。
私
でも待って。
じゃあ、あの女がお母さんだとしたら……
なんで○されてたんだよ(笑)
Gemini
そこは夢にしか分かりません。
私
夢、怖すぎる。
