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13インチiPad Proを検討

iPad Pro M4の11インチを購入してから、快適な日々を過ごしています。
しかし、ガジェット好きの性(さが)とでも言うべきでしょうか。ふとした瞬間に「別の選択肢」が頭をよぎることがあるのです。

今回のターゲットは、13インチのiPad Pro。
なぜ今、サイズアップを検討し始めたのか。そこにはボクのライフスタイルの変化が大きく関わっていました。

電車通勤がなくなった

最大のきっかけは、電車通勤がなくなったことです。
これに伴い、移動中にiPadを開くというシチュエーション自体が消滅しました。

以前のボクは、電車の中こそが最強のインプットタイムでした。
座席や吊革に捕まりながら隙間時間を駆使して勉強や読書をする。そのためには、狭い場所でも取り回せるサイズ感は何よりも重要でした。

しかし、電車通勤でなくなった今、その制約は意味をなさなくなりました。
iPadを使うシーンは「移動中」から「家」、あるいは「たどり着いた先」へと完全にシフトしたのです。
家での動画視聴などエンタメ消費の比重が圧倒的に増えた今、「だったら機動力を捨てて、13インチの大画面に全振りしてもいいのでは?」という考えが浮かんできました。

劇的ではなかった13インチ

居ても立っても居られず、店舗で実機を確認してきました。
M4になって薄型軽量化された13インチは、確かに以前のモデルに比べれば持ちやすくなっています。

期待していたSplit Viewですが、確かに見やすい。
情報量は多いし、ウィンドウを並べても余裕がある。

ですが、冷静になって11インチと比較してみると、「劇的に体験が変わるか?」と言われると、正直そこまででもないな、と。
「おお、広い!」という感動は最初だけ。数分触っていると、その大きさゆえの取り回しのしづらさが気になり始めました。

1台にするなら11インチ

ここでボクの「ミニマル思考」が頭をもたげます。
もし13インチを購入した場合、何が起きるか。

間違いなく、「持ち運び用のiPad miniが欲しい」となります。
13インチは家の中で使うには最高ですが、やはり「常に持ち歩く」という点では心理的ハードルが高い。
そうなると、家用の13インチ、持ち歩き用のminiという2台体制にならざるを得ない。

しかし、ボクは過去に2台持ちを経験し、管理の手間や同期のタイムラグにストレスを感じて「iPad一本化」を目指した経緯があります。
「1台で、家でも外でも、どんなシーンでも及第点以上を出せる」という万能感を求めるなら、やはり11インチのバランス感覚には敵わないと再認識しました。

Airという選択肢はない

「動画視聴メインなら、iPad Airの13インチでもいいのでは?」
価格を抑えるならその選択肢もあります。

しかし、ボクはProの体験を知ってしまっている。
ProMotion(120Hz)のヌルヌル動く画面、FaceIDの快適さ、そして4スピーカーの音質。
特に動画視聴をメインの理由に挙げているのに、スピーカーと画面の質を落とすのは本末転倒です。

「プロフェッショナルが使う機材をアマチュアが使うロマン」。
そして毎日触れるものだからこそ、妥協せずに良いものを使う「コンフォート原則」。
これらに照らし合わせると、ProからAirへ体験を落とす選択は、ボクにはできませんでした。

結論

結局のところ、13インチへの憧れは「ないものねだり」だったのかもしれません。
移動中に使わなくなったとはいえ、カフェや職場へ負担なく持ち運べるという事実は、今のボクにとっても変わらず重要でした。

11インチiPad Pro M4は、家でのエンタメも、外での作業も、そして持ち運びも高次元でこなす、現時点で最強の「万能板」。
今の相棒である11インチを、もっと使い倒していこうと思います。