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30年ぶりに、神社へお参り

大人になったけれど、
あの頃の私も、ちゃんとここにいる。

そう思ったのは、
鳥居の前に立ったときだった。

変わったと思っていたのは、
見える部分だけだったのかもしれない。


近所にある、熊野神社。

お彼岸のお墓参りの帰りに、
母と妹と一緒に立ち寄った。

母も妹も、「いいよ」と言って、
一緒にお参りしてくれた。

鳥居の前に立った瞬間、
少しだけ、緊張した。

懐かしさより先に、
「厳かだな」という感覚がきた。

境内は静かで、
空気がすっと張り詰めているようだった。

狛犬の表情が、とても印象に残っている。

やわらかさよりも、
どこか荘厳で、見守るというより、“見ている”ような眼差しだった。

華やか✨
龍さんが気になる。

写真は撮れなかったけれど、境内には、
猿田彦大神の石碑もあった。導きの神様。

御神木✨けやきの木

30年ぶりに訪れたその場所は、
懐かしいというより、
今まで歩んできた自分と、
“今の自分”と、向き合う場所だった。

7歳のとき、七五三でこの神社にお参りに来た。
あのときの写真が、
父との最期の一枚になってしまった。

結婚して、県外へ嫁ぎ、
3人の子どもを育てる日々の中で、
気がつけば、私は38歳。

あっという間のようで、
ちゃんと積み重なってきた時間でもある。

月日は、本当に早い。

神社は、あの頃と変わらずそこにあった。

大人になったけれど、
あの頃の私も、ちゃんとここにいる。

それに気づけただけで、
今日ここに来た意味は、十分だった気がする。

神社が変わらずそこにあるように、
私の中にも、変わらないものが残っていた。

目に見えるものだけが、
すべてじゃない。

見えなくても、
きっと、見守られている。

30年という時間が過ぎても、
これからどんなに月日が流れても、

神仏へ向けるこの想いだけは、
静かに、変わらずここにある。

家族を失っても、
形は変わっても、
家族のつながりは、これからも、私の中で生き続けていく。

「ありがとう」と伝えて、
静かに神社を後にした。

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秋月 美澄 いただいたチップは、心と体を整える時間に使わせてもらって、また元気に書き続けます😌💖