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我慢しやすい人が、気づかないまま迎える結末——そして私は、そこから抜けた

我慢し続けることより、
自分を大事にするほうが、
ずっと難しくて、ずっと価値がある。


ようやく触れた。
自分が被っていた、仮面の輪郭に。

それはずっと私を守って、
同時に、閉じ込めていた。

でも、もういい。
外す時が来た。
荷を下ろそうと思った。

私は、心を解放すると決めた。
いらない我慢は、手放す。

ずっと、自分のことが好きになれなかった。

人の顔色を伺って、
本音よりも空気を優先して、
気づけば、自分を後回しにしていた。

それが当たり前になっていたから、
自分を大事にする感覚すら、よくわからなかった。

私が我慢について書くのは、
それで自分をすり減らしてきたから。

何を我慢していたのか。
それは、感情をさらけ出すことだった。

嫌だと思うことも、怒りの感情も、
ちゃんと感じていたはずなのに、
外に出す前に、止めていた。

相手が不快に感じるかもしれない感情は、
最初から「持っていないこと」にしていた。

だからいつも、どこかフラットだった。

波がないんじゃなくて、
波を消していただけ。

人に嫌われたくないから。
失敗が怖いから。
自分から動くことを、やめていた。

本当はずっと、
感じて、動きたかったのに。

そして気づいた。
我慢は、優しさなんかじゃなかった。

「我慢は毒」
そんな言葉で収まるものじゃないと思った。

我慢は、静かに回る時限爆弾。

我慢は、内側で腐っていく感情。

我慢は、自分への慢性的な毒投与。

気づかないうちに、
少しずつ、自分を削っていく。

我慢は、未来の自分へのツケ。

我慢は、笑顔を被った自己否定。

我慢は、出口を失ったエネルギー。

外には出ないのに、
内側では確実に溜まり続ける。

我慢は、形を変えて必ず噴き出す。

我慢は、優しさじゃなくて麻痺。

我慢は、自分を雑に扱うクセになる。

我慢は、「本音を殺す練習」

そして最後には、
我慢は、「いつか壊れる」を前提にした生き方になる。

その場はやり過ごせる。
何も起きていないように見える。

でも本当は、何も解決していない。

ただ先送りにして、
見えないところに積み上げているだけ。

だからある日、崩れる。

理由がわからない不調や、
抑えきれない感情や、
何も感じなくなる感覚として。

それでも人は言う。
「自分は大丈夫」って。

でもそれは、強さじゃない。
ただ慣れてしまっただけ。

運命の輪が回りはじめたような感覚がある。

止めていたものが動き出して、
押し込めていた感情に、光が当たる。

タロットでいうなら、
太陽のカードが出たみたいに、
もう、ごまかしが効かない。

私の人生から我慢を手放したら、
そこは「やっと自分に戻れる場所」だ。

きっと最初は、周りの人にとったら、
違和感しかないだろう。

いつもより、よく喋る。
感情も、ずっとストレートになる。
やたらニコニコして、別人みたいに見えるかもしれない。

それでもいい。
信頼している人には、
忖度なしで、本音を語ろう。

嫌われないことより、
自分に嘘をつかないことを選ぶ。

自分の本音に気づくこと。
小さくても、ちゃんと外に出すこと。

無理に強くならなくていい。
心が感じたままに、選べばいい。

我慢し続けることより
自分を大事にするほうが、
ずっと難しくて、ずっと価値がある。

そのままの感覚を、許すこと。

そう決めたこの感覚は、
確実に、前とは違う。

もしかしてこれは、
「嫌われる勇気」なのかもしれない。

でも本当は、
嫌われたいわけじゃない。

ただ、
嫌われないために自分を消すのを、やめただけ。 

それは、
「自分を裏切らない覚悟」に近い。

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秋月 美澄 いただいたチップは、心と体を整える時間に使わせてもらって、また元気に書き続けます😌💖