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「風花の王女たち」第四話(後編)

物語は終わり、そして始まる―― 戦いの夜が明け、
残されたのは静かな余韻。
しかしページはまだ白いまま――物語は続く。
※軽い戦後描写・夜着姿の描写があります。

王の間:【隣国宛報告】
「貴国より派遣されたローブ卿は、我が国にて発生した“泡の災厄”において、 最後まで知識と勇気をもって立ち向かい、尊い犠牲を払われました。 その献身に、心より感謝と哀悼を捧げます。
また、クロエ殿に関しては、現在静養中にございます。
状況が整い次第、改めてご報告申し上げます。詳細は追って報告します。」

女王「ベール姫よ城の損害は?」
ベール姫「すぐに復興可能です、女王様。
それと……先代王が、殉職されました。」

女王:(夜着姿のまま) 
「ベール姫よ、大胆な容姿だの~お はっはっはっ!」

 ベール姫(前開きドレス)
「女王様ほどでは・・・ふふふ!」 

女王「薔薇盾よ、昨夜は寝ておったのか?
寝不足で剣を振るうのは、花が枯れるのと同じこと。
薔薇は、咲くときこそ美しいのだぞ?」

薔薇男「……面目ない……」(ヤバイ…)
薔薇女「ハァ…ハァ…いえ、寝てなど……おりません……っ!」

女王「ところで、ベール姫よ、物語はつづくのか?」
ベール姫「……ページは、まだ白いままですわ。
でも――インクは、乾いておりません」
女王「ならば、筆を取るとしよう。
この物語を、私たちの手で綴るのだ。」

  Fin

風と花に導かれた姉妹の物語はこれにて終了。
また、別の物語でお会いしましょう。

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