梅雨の伊豆を楽しむサフィール旅①~下田のまちとあじさいを巡る~
皆様お疲れ様です。
雨と蒸し暑さで気分も晴れにくい梅雨真っ只中、旅に出るのを躊躇しがちな時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。今回はそんな梅雨時に憧れのサフィール踊り子で伊豆を巡る1泊2日の旅を紹介します! 私自身、春や冬に行くことが多いエリアですが、今回は初めて6月に訪問することになり、どんな景色や魅力に出会えるか楽しみです!

レンガ造りでおなじみ丸の内駅舎からスタート!
今回の旅は東京駅から始まります。新大阪から7時台ののぞみ号に乗車すれば当日発でも余裕をもって東京入りできますが、今回は埼京線・りんかい線の新型車両71-000形を撮影したかったのと、出発前夜にあるお店に行きたかったのもあって、大宮に前泊してスタートしました。

入線時に熱い視線が向けられ、この列車の人気の高さを感じる

乗車前から特別な気分にさせてくれる
早速改札内に入ってホームに上がり、サフィール踊り子1号が出発する9番線に向かい、入線の瞬間をカメラに収めます。乗客たちやカメラの熱い視線に迎えられてホームに入ってくる姿に、この列車の人気の高さを感じるとともに「これから旅に出る!」という特別な気分にさせてくれます。列車は10時40分ごろに入線しますので、入線を見たい方は10時半にはホームに上がっておくことをおすすめします。

スタンダードなこの席でも十分すぎるくらい快適!
今回乗車するのはサフィール踊り子では最もスタンダードなグリーン車指定席。2+1列のシート配置で、海側が2列席になっています。伊豆急下田行きでは偶数番号の席をおすすめします。もともとの人気の高さに加えて団体の乗車もあって、平日ながら全席満席での運行でした・・・!

リゾート特急のサフィール踊り子は車内販売も実施しており、ドリンクやスイーツ、オリジナルグッズを購入できます。今回は初めてアイスコーヒーを注文してみました。注文を受けてからカフェテリアで作られ、アテンダントが座席まで届けてくれる1杯、今までに味わったアイスコーヒーの中で最も美味しい1杯のひとつでした。

カフェテリアで海沿いの景色を見ながら・・・!
東京を出発して約1時間半、熱海駅から伊東線に入ったあたりでカフェテリアの予約時間に。2020年の運行開始時にはヌードルバーとしてラーメンを提供していたカフェテリアで、初めて中華系の麺料理「美虎特製 汁なし担々麵」を注文しました。蒸し暑いこの季節にぴったりなピリ辛の一品を、海沿いのしかも動く景色を眺めながら頂く至福のひと時。この列車で過ごす2時間半は本当に最高です!

画像の中央付近に大島の一部がかすかに見える・・・?
13時過ぎ、列車は相模灘に最も接近する片瀬白田~伊豆稲取間にさしかかります。梅雨前線と台風が列島に接近しつつある状況下、あいにくの空模様で水平線上の視界もよくありませんでしたが、ほんのかすかに伊豆大島の島影が見えました。海面もまだ穏やかで、天気が悪い中でも乗客たちを歓迎しているかのようでした。

ここからはお待ちかねの下田観光!
13時29分、サフィール踊り子1号は定刻通りに伊豆急下田駅に到着しました。この列車で過ごす時間はいつもあっという間で、体感1時間半ぐらいで終点まで行ってしまいます。もっと長く乗っていたいところですが、ここからは梅雨の伊豆を楽しむ旅、いよいよ下田観光に繰り出します!

サフィールのブルーとも相性の良い色合い
6月の下田といえば下田公園のあじさい祭。今回の旅でももちろんメインイベントに据えていますが、駅前からのバスの時間まで1時間近く余裕があるうえ、15分後に寝姿山に上がるロープウェイが出るとのことで、いきなりですが寄り道していくことにしましたw


ここで青く開花したものは寝姿ブルーの愛称で呼ばれる
新下田駅から約3分の空中散歩で寝姿山駅に到着。昨秋に来たときはリトルエンジェルが見頃ですが、この時期はあじさいが咲き誇ります。6月から7月にかけては海と青いあじさいを一緒に眺められる「寝姿ブルーフェスタ」の期間ですので、皆さんもぜひ訪れてみてください。


続いて下田港を一望できる黒船展望台へ。晴れた日には伊豆七島を望むことができます。今日はちょうど港巡りの遊覧船サスケハナが航行しているタイミングで来ることができました。約20分で下田港を1周する黒船がモチーフの遊覧船で、道の駅開国下田みなとから数分のところにある乗り場から乗船できます。

ちょうどサフィール踊り子2号が出発していくところに遭遇
黒船展望台をあとに散策道を進むと、下田市街と下田富士こと万蔵山を望む開けた場所に出ます。眼下には伊豆急下田駅も見え、先ほど乗ってきたサフィール踊り子が折り返して東京へ向かっていくところを1枚押さえました。1番線の発着だと建物群と被ってしまいますが、臨時便のサフィール踊り子3・5号と折り返しの4号だとある条件がそろう日に限り2番線に発着し、建物との被りが少ない条件で撮影できることもあるそうです。

いよいよメインの立ち寄り観光「下田あじさい祭」!

案内図のところから早速あじさいたちがお出迎え
寝姿山の小散策を終え、14時半発のロープウェイで下山したら下田駅前から10分後に出るバスで下田公園へ向かいます。駅からの所要時間は7分、平日で天気もあまり良くなかったためか、それほど混雑していない中で到着しました。


最盛期をわずかに過ぎていたもののまだまだ見頃!
園内に入った瞬間から咲き誇るあじさいの花々が迎えてくれます。下田公園のあじさいはその種類実に100種以上、約300万輪が咲き誇る日本一の群生を誇ります。今日は湿度もあまり高くなく、風も心地よいまさに散策日和・撮影日和です!


あじさいの鉢植えや地産品の販売、飲食スペースが並ぶ
あじさいの花々を見ながら10分ほど歩くと、開国広場に出ます。あじさい祭の期間中は飲食・地産品やあじさいの鉢植えなどが販売される休憩スポットになり、様々な出店やキッチンカーが並びます。

すっきりした緑茶もついてクールダウンにも最適!
時間もちょうど15時過ぎ、この先群生地に向けてもうしばらく歩くためのエネルギー補給もかねて、あじさい茶屋に入っていくことにしました。名物のあじさいあんみつは地元和菓子店のあんこ、黒蜜のかかったアイス、フルーツとあじさいカラーを思わせる寒天が盛られた一品。すっきりした緑茶もついていて、蒸し暑い季節の午後にぴったりです。

あじさいあんみつでクールダウンしたところで散策再開。開国広場より先の散策道は緑が少し深くなり、同時にあじさいの数も増えていきます。ここでカメラの設定を少し変更し、鮮やかな色のあじさいが浮かび上がって見える仕上がりで1枚押さえてみました。



開国広場から歩くこと約15分。いよいよ群生地の中へと入っていきます。これまで前後左右だったあじさいの花々が前後左右上下にまで広がり、まるであじさいの海に飛び込んだかのような景色になります。


じめじめした梅雨でも爽やかな気分に!

斜面をピンクや紫の花々が彩る絶景!
過ごしやすい気温と心地よい風とともに、青や紫にピンクのあじさいに囲まれながら過ごす下田公園でのひと時は、梅雨でなかなか晴れない空や心をリフレッシュしてくれます。今まで伊豆では河津の桜や七つの滝、海の景色を見ること、とにかく晴れの日こそ素晴らしいと感じることが多かったのですが、今回の訪問で曇りや梅雨時でも楽しめる場所がまだまだあったことを改めて感じ、初夏の伊豆に楽しみが増えました。

下田公園でのあじさい巡りを終えたら下田市街へ。公園出口から5分ほどのところにあるのがペリー艦隊来航記念碑。ペリー提督が上陸したまさにその場所で、ペリーの胸像とアメリカ海軍から贈られた錨、日米交流150周年記念のブッシュ大統領のメッセージボードも飾られています。

先ほどの記念碑の近くから日米和親条約締結の地「了仙寺」まで続く
そこから了仙寺まで続くのがレトロな街並みで知られるペリーロード。日米和親条約の内容を取り決める際にペリー一行が実際に歩いた道とされる場所です。この時期は日没後にお楽しみがあるので、夜にまた来ることにしましょう。
あじさい巡りと下田のまち歩きをしていると時刻はいつの間にか17時過ぎ。楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。翌日は1日雨の予報で、台風接近で観光できるかどうかも不透明だったので、宿のチェックインギリギリまで楽しみ尽くすべく、この後は少し早い夕食に向かいます。ただ記事が長くなってきましたので、今回はここで一区切りとさせていただきます。次回は伊豆・下田の名物と夜のあじさいロードを満喫します!
