歯周組織検査の読み解き方|「この結果、どう考える?」がわかるnote
はじめに
歯周組織検査をするとき、
「PPDは6mm。」
「BOP陽性。」
「PCRは60%。」
このように、検査結果を記録するだけで終わっていませんか?
私も新人の頃はそうでした。
検査はできる。
数値も記録できる。
でも、その先が分からない。
「この結果から、何を考えればいいんだろう?」
それが分かりませんでした。
教科書では、それぞれの検査について詳しく学びます。
でも臨床では、
一つずつ覚えているだけでは患者さんは見えてきません。
例えば、
✅ PPDは6mmだけど、BOPは陰性。
✅ PCRは低いのに、一歯だけ深いポケットがある。
✅ 動揺が強いけれど、炎症はほとんどない。
このような場面では、一つの検査結果だけでは判断できません。
大切なのは、それぞれの情報を組み合わせて考えることです。
このnoteでは、
PPD、BOP、PCR、動揺度、排膿、デンタルX線写真所見などを通して、
「この結果なら何を疑うのか」
「次に何を確認するのか」
という、私が臨床で実際に考えている思考の流れをお伝えします。
このnoteを読み終える頃には、
✅ 検査結果を見る視点が変わる
✅ 次に何を確認するか考えられるようになる
✅ 患者さんの状態を、より立体的に捉えられるようになる
そんな内容を目指しました。
明日からの臨床に、少しでもお役立ていただけたら嬉しいです。
それでは、一緒に歯周組織検査を読み解いていきましょう。🦷✨
第1章|歯周組織検査、まず何を見る?🦷
歯周組織検査では、PPDだけでなく、いろいろな角度から歯周組織の状態を確認します。
✅ 視診・触診
✅ 口腔衛生状態(PCRなど)
✅ PPD・BOP・CAL
✅ X線による検査
✅ プラークリテンションファクター
✅ 咬合検査
✅ 歯の動揺度
✅ 根分岐部病変
✅ 排膿などの臨床所見
こうして見ると、歯周組織検査って思っている以上に見るところが多いですよね💭
このnoteでは、その中でも
PPD・BOP・CAL・PCR・動揺・排膿・デンタルX線写真所見を中心に、
「この結果から何を考える?」
「次に何を確認する?」
という、臨床での読み解き方に絞って見ていきます🦷
第2章|PPDをどう読む?🦷
PPDを見るときに大切なのは、
「何mmだったか」だけで終わらせないこと。
PPDが深くても、その背景は同じとは限りません。
✅ 炎症で歯肉が腫れて深くなっている
✅ 付着が失われて本当にポケットが深くなっている
✅ 一歯だけ限局して深くなっている
だから私は、
「なぜここが深いんだろう?」
まで考えるようにしています💭
深いPPDには、いくつかのパターンがある
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