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[陶芸]磁器土からの挑戦状

どうしても真っ白な土が使いたくて、磁器土(原料は陶石)を買ってみた。
さすがに信楽など今までの粘土(原料は土)とは違う質感。
全く粘りを感じない。
でも、指で押してみるとネチョっとする。
きめ細かいとこんな感じかあ。。
撫でた場所がツルツルになる。

まずは収縮度を確認するため、厚さ5mmと7mmの板にする。
それを10cm角を3枚ずつに切り分けた。
3枚ずつというのは、1枚はそのまま、2枚目はポンスで小さい穴をくり抜き、3枚目は直径3cmの穴をくり抜いた。
曲がらないように重石をして、今素焼きに向けて乾燥させている。

以後、この板に透明釉をかけて本焼きし、テストピースにする。

買ったばかりの土は最高だ。
本当は勿体無いけど、粘土は焼きしめたら完成品は小さく縮んでしまうから、成形の大きさを決めるためにも、新しい土の時は欠かせない。

で、ここまではいつものこと。

でも、、、今回は磁器土。
4辺を切る時出てくる半端な土をどうするか。。。
集めると結構な量になる。
普通はすぐに荒練りして菊練りして、ビニールに包んで、ビニール袋に入れて次の機会まで寝かせておく。

だから今回もいつものようにその工程を進めようとした。
それが。。。
割れる。。荒練りした時、違和感を持った。
くっつかないのだ。
荒練りは水分量を均一にしたり、調子を整えるために行う。
でも、なんだか上手くいかない。
もしかして。。。
いつものように菊練りもしてみる。菊練りは空気を出すために行う。
もう全く無理だった。
ひび割れるし、くっつかないし。。
いわゆるサクい。粘りがない。

どうしようもなくて中断し検索した。

どうやら磁器土は、菊練りじゃなく、「タニシ練り」らしい。
力をかけず、細かく細かく何度も練るらしい。
菊練りが表裏100回ずつなら、タニシ練りは裏表500回ずつらしい。
しまいには一日練り続けることもあるという。。。

マジか。。。
言われてみりゃわかる気がする。でも、通常菊練りだけでもマスターするのは大変だ。
僕は今磁器土と向き合っているから必然的にこの作業をしなけりゃならなくなった。
ん〜〜〜〜小型でいいから真空土練機が欲しい。。。一台100万円。。。
そんなもん買えるわけがない。。

あああ。。。

今は少量で済んでいるけど、まだ本ちゃんの塊がある。
この塊はいずれタニシ練りしなくちゃならない。。
真っ白い土が使いたい。
だからどうしてもやらなくちゃ。。。

「さあ、頑張って。」
磁器土はドロンと横たわり、僕に向かってつぶやく。
とにかく。。やるしかない。