モラハラ加害者に多い「自称HSP」の特徴と見極め方
Re:gene(リジェネ)です。
モラハラ解決専門の相談所を、元加害者の夫と元被害者の妻で運営しています。
今回は、モラハラ加害者に多く見られる「自称HSP」の特徴と見極め方について説明します。
HSPはネット診断で簡単に判別でき、発達障害のようなDSM-5などの明確な国際的な診断基準もないため、手軽に名乗りやすい。
これが自称HSPが増加している要因だと思います。
「自称うつ病」から「自称発達障害」そして「自称HSP」という流れの中で
「生きづらい」「人間関係がうまくいかない」を病気のせいにして、自分の問題と向き合わず言い訳に使う人が増えたのも事実です。
特に自称HSPの人は、周囲に配慮や称賛を要求する一方で
「私は変わらない、周りが理解して配慮すべき」と考え、
自己成長も反省もしません。
自称HSPでいることのメリット
自称HSPでいることで得られるメリットには以下があります。
誰からも責められず怒られない
嫌なことはしなくて良い
周囲に配慮され大切に扱われる
特別扱いされる
自分の都合の良いように相手を動かせる
打たれ弱さや傷つきやすいという弱い部分を隠せる
「私は繊細で感性が特別」という特権意識を持てる
これらのメリットがあるため、悪意がない場合でも自称HSPという立場を取る人が多いと考えられます。
なぜ発達障害ではなくHSPを名乗るのか
発達障害は「障害」と呼ばれ
空気が読めない
人の気持ちがわからない
協調性がない
など、ネガティブな要素があるため良いイメージを持たれていません。
一方、HSPの特性は
共感力が強く優しい
他の人が気づかないことまで気が回る
先を読む能力に長けている
責任感が強い、謙虚
など、社会的に良いとされていることばかりで、
さらに障害者ではないという点で、自称HSPを名乗ることに抵抗がない人が多いと思われます。
本当のHSPの特徴
自称HSPの人は、本当のHSPの特徴と真逆の行動を取ります。
これが見抜く指標になります。
本当のHSPの特徴は以下です。
自分の意見を言えない
頼み事を断れない
相手のことを察知する能力が高い
聞き役になってしまう
自己肯定感が低く自信がない
自称HSPの特徴① 自己主張が強い
自称HSPの人は、職場でもSNSでもプライベートでもところ構わず、
自分がHSPだとアピールします。
「私は繊細過ぎるから言いたいことが言えない」
「無神経で鈍感な人はいいよね」
「私もあんな風になれたら生きやすいんだろうな」
と、繊細さとは真逆の無神経な発言を行います。
一方、本当のHSPの人は自分がHSPだとアピール自体ができません。
相手の顔色や反応に敏感であり
「自分がHSPと主張したら相手に気を遣わせるのではないか」
「迷惑じゃないか」
「嫌われるのではないか」
と考えてしまうため、口が裂けても発言できない。
そもそも、本当に繊細な人は自分のことを繊細だなんて恥ずかしくて言えないと思います。
これらの自己主張ができる時点で、メンヘラかまってちゃんが形を変えたものと思って間違いありません。
自称HSPの特徴② 自分の非を認めない
自称HSPの人は、自分に落ち度があっても謝りません。
例えば
遅刻しても
約束を守らなくても
期日までに仕事ができなくても
「私はHSPなんでちゃんと言ってくれないとわからない」
「HSPだからキツイ言い方はしないでほしい」
「HSPの症状を理解してもらえないのは辛い」
と、自分を悲劇のヒロイン的な立場に置き、
HSPを言い訳の材料に使います。
指摘や注意をされると「私は繊細だからその発言に傷ついた」と主張する。
これは、ただ打たれ弱いだけであり、HSPを謝罪しなくてよい免罪符として使っています。
一方、本当のHSPは自責体質であり、自分に非が少しでもあればすぐに謝ります。
自分に非がなくても、その場の空気が悪くなることを恐れて謝る傾向すらあります。
自分の落ち度に対して謝罪もせず、その責任を全てHSPのせいにしている時点で本当のHSPではありません。
自称HSPの特徴③ 承認欲求が強い
褒められたい欲求が強く、頻繁にアピールします。
「私さ、HSPで疲れやすいんだけど今回は頑張ったんだよね」と自分の努力を強調する。
SNSではポエム的な文章や音楽の歌詞を引用し「自信がない」と言いながら自撮り写真を頻繁に投稿する。
一方、本当のHSPの人はSNSをほとんど利用せず、むしろ苦手とする傾向があります。
刺激に敏感なため、自分の意見や写真を投稿して否定的な反応を受けることを恐れるからです。
自称HSPは周囲の気を引くために自分の弱さをアピールします。
自分が特別扱いされるためには手段を選ばないという、
自己愛性パーソナリティ障害にも見られる特性があります。
自称HSPの特徴④ 空気が読めない
相手の顔色や反応を全く読み取れず、一方的に話し続けます。
相手がつまらなさそうな態度を示していてもお構いなし。
内容も「いかに自分が繊細か」「他者と違うのか」というアピールが中心。
また、基本的に他者の話は聞きません。
想像力が欠如しており、相手の感情がわからず失言をする。
これらはASDなどの発達障害にも多い特徴です。
一方、本当のHSPの人は相手の些細な反応も観察でき、
感情や細やかな変化を敏感に察知します。
相手が口に出していないことでも察し、言ってほしそうな言葉を言ってあげる。
常に何手も先まで考えてしまう特性があり、失言をすることはまずありません。
自称HSPの特徴⑤ 衝動的な行動を取る
思ったことをすぐに口に出してしまい、失言が多い
買い物やギャンブルなど、後先を考えずに行動する
一方、本当のHSPの人は何事にも深く考えて慎重に行動するため、
衝動的な行動も失言もありません。
考えすぎて動けなくなってしまうことすらあります。
これらの衝動的な行動はADHDに多い特徴です。
ADHDは思ったことをすぐ口にしてしまうのに対し、
HSPは人の顔色を見て考え込んでしまうため本音で発言することができない。
見分け方のポイントは、多動性・衝動性・自己のコントロール力があるかどうかです。
まとめ
自称HSPの特徴をまとめると
自己主張が強い
自分の非を認めない
承認欲求が強い
空気が読めない
衝動的な行動を取る
これら全てが、本当のHSPの特徴と真逆です。
本当のHSPは、自分の意見を言えず、頼み事を断れず、相手のことを察知する能力が高く、自己肯定感が低く自信がない。
自分がHSPだとアピールすること自体ができない人です。
パートナーが「自称HSP」の特徴に当てはまる場合、
HSPを免罪符にしたモラハラである可能性が高いです。
気づいた時点で、適切な距離を取ることをお勧めします。
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