過去のnoteを読ませたら、次の表現が見えた〜私がAIと始めてみたこと
「うっわーかわいい💖」
友人たちに絶賛されました。

私のアイコンをGeminiでフチ子さんにしてみました。
プロンプトは、まとさんのこちらのnoteから。
GeminiからNano Bananaが立ち上がって自然にやってくれます。
すごいですよね。以前はAdobeのソフトをうまく使いこなせなくて四苦八苦しながら、相当な時間がかかっていたのに……。今では言葉で「お願い」すればあっという間にアプトプットが出てくる。
さらに、それを「動かしてみて」と言ってみたら、Veoが立ち上がって、これまたあっという間にできちゃった。
まとさんのフチ子さん風アイコンをGoogleさんに作ってもらった。でもって、それを「動画にしてみて」って言ったらできたやつ。 https://t.co/RjnLk6dc45 pic.twitter.com/0aD8KbPYKc
— Bun bun (ぶんぶん)|50代カメラ女子・Kindle7部門ベストセラー作家 (@phoooooosan) April 18, 2026
私には、
「何かを始めたいのに、なかなか動けない」
そんな時期が、何度もありました。
迷いと不安の中で、使い始めたアイコン。
写真が好き。そして写真に乗せて言葉と思いを届けたい。
自分はこのままでいいのかな?そんな不安がよぎることがある。
でもいろいろなことがあっても、心の中は、いつも「晴れ」でいきたい。
そして何より、同じような不安を抱えている人の背中を押したい。
そんな気持ちがこもっています。
そのアイコンがこんなに簡単に動かせるとは!
やはりテンションが上がります。
友人受けも良かったので、なおさらゴキゲンです。
書くことが好き。
写真を撮ることも好き。
でも、好きだからこそ、すぐには形にできないことがありました。
ちゃんと整ってから出したい。
なにせ、Kindle本の原稿2万文字書き上げてから、出版までに2年もかかった私です。
自分が納得できる形になってから動きたい。
そう思ううちに、書きかけのメモや途中の企画ばかりが増えていく。
そんな私がこの春、AIと一緒に始めてみたのは、新しい趣味ではありませんでした。
もっと小さくて、でも私にとっては大きな一歩です。
今まで書いてきたnoteを、あらためてAIに読み返してもらうこと。
そして、そこから次の表現を作ってみること。
AIと壁打ちしながらの自分探し。
最初に使ったのは、NotebookLMでした。
自分のnote記事を振り返るのがキツくなってきたのです。
以前は検索窓にBunbunの名前と記事のキーワードを入れればヒットして記事が出てきていたのですが、記事の数が増えすぎて1000記事を超えたあたりから、出てこなくなってしまいました。
私のnote記事は好きなことについて折々に書いてきたので、ある意味、「取り散らかって」います。
写真のこと。お出かけのこと。応援したい人のインタビュー記事。
50代になって感じた迷いのこと。
止まっていた時間のこと。
やっと動き出せたこと。
その一つひとつは覚えているつもりでも、全部を並べて見渡すのは、意外と難しいものです。
人は、自分のことになると、見えているようで見えていません。
書いたつもりでも、何を繰り返し書いてきたのかは曖昧です。
進んでいない気がして落ち込んだり、できなかったことばかりを数えてしまったり。
そこで私は、第一歩としてまず去年、振り返りをしました。今までのnote記事をNotebookLMに入れてみたのです。
過去の記事を、自分の記憶ではなく、データとして分析してみたかったから。

すると、思っていた以上に、はっきりした傾向が見えてきました。
NotebookLMへは次のようにインプットしました。
①この資料全体を読んで、今年の私の活動の特徴を3点に要約してください。
事実ベースで、感情的な評価は控えてください。
②この記録から読み取れる私の行動傾向と、一般的に人が自己評価しがちな認識とのズレがあれば教えてください。
③今年1年で、特に繰り返し現れているテーマ・行動・関心を教えてください。回数や傾向が分かるように説明してください。
④活動が少ない、または停滞しているように見える期間があれば、
その期間の特徴や意味を客観的に分析してください。
⑤この1年の記録から、来年も続けたほうがよい行動・やめてもよさそうな行動を理由つきで整理してください。
これが昨年末にやってみたことです。
これで分かったのは、AIにも向き不向きがあるということ。
最初の頃は、使い慣れたChatGPTばかりを使っていましたが、自分のnote記事を分析したいときは、NotebookLMの方が圧倒的にやりやすかったです。
私は、毎回ちがうことを書いているつもりでした。
でも実際には、何度も同じ場所に戻っていました。
写真と言葉。
移動と発見。
迷いと立て直し。
整えること。
そして、日常の中にある小さな光。
自分では「話題が定まっていない、取り散らかっている」と思っていたのに、AIに外から見てもらったら、ちゃんと軸がありました。
しかも、その軸は、思いつきではなく、何度も繰り返し現れていたのです。
これは、私にとってかなり大きな発見でした。
発信に迷うとき、人は「まだ自分には軸がない」と思いがちです。
でも、ないのではなく、見えていないだけのこともあります。
NotebookLMは、それを並べて見せてくれました。
で、ここで終わっていたら、前の私と同じでした。
ふむふむ、なるほど、と納得して終わる。
整理して満足する。
でも今回は、そこで止まらなかったのです。
見えてきた自分の軸を、今度は別の形で表現できないだろうか。
文章や写真だけではなく、もっと短く、もっと直感的に伝わる形はないだろうか。
そこで次に使ったのが、Geminiです。
Geminiには、思いついたことをそのままぶつけました。
私のnoteにはどんな世界観が流れているのか。
その空気を短い動画にするとしたら、どんな方向が合うのか。
言葉で伝えていたものを、映像に置き換えるなら、何を残して、何を削ればいいのか。
一人で考えていると、すぐに詰まります。言葉は浮かぶのに、映像になると止まる。
自分の中にあるものを別の表現へ移すとき、私はいつも少し怖くなります。
これで合っているのか。
私らしさが消えないか。
見た目だけのものにならないか。
Geminiとの壁打ちは、問いを整えてくれました。
私は何を作りたいのか。
何に惹かれてきたのか。
どんな雰囲気なら、自分の表現と地続きなのか。
それを一つずつ言葉にしていくうちに、ぼんやりしていたものが、少しずつ輪郭を持ち始めました。
そこから私は、画像づくりにも手を伸ばしました。
Geminiで相談しながら、Nano Banana 2でビジュアルの方向を探る。
自分の頭の中にある空気感を、まずは静止画として確かめてみたかったのです。
作ってみたフォト講座用のイラスト。こちらは昔、私が自分で描いたイラストの「だいじょーbun!」から。

文章だけで抱えていた時には見えなかったものが、画像になると急に分かることがあります。
ああ、私はこういうストーリーが好きだったのか。
こういう余白を残したかったのか。
こういう静けさを表したかったのか。
さらにその先で、Veoを使ってショート動画も作ることができる。
Geminiと壁打ちしていたら、こんなビジュアルを作ってくれました。

これは、私にとってかなり新しい挑戦でした。
書く人間だと思っていた自分が、動画まで作る。
少し前の私なら、きっと尻込みしていたと思います。
難しそう。
ものすごい時間がかかる。
自分には早い。
まだ準備不足。
そんな言葉を並べて、たぶん先送りしていました。
でも今回は、とにかく短くてもいいから形にしてみようと思えました。
完璧でなくても、一度つくってみる。
作ってみたからこそ、足りないものも見える。
その感覚を、AIと一緒にやってみたかったのです。
実際にやってみて分かったのは、AIは作品を代わりに作ってくれる魔法ではない、ということでした。
NotebookLMは、私の過去の発信に流れていたものを整理してくれました。
Geminiは、次の一歩を考える壁打ち相手に。
Nano Banana 2は、頭の中の雰囲気を視覚に近づける助けを。
Veoは、その先の動画表現への入口になってくれました。
でも、どこまでいっても、元になる体験は私のもの。
写真を撮りに出かけたこと。
言葉を書き溜めてきたこと。
迷って、止まって、また整え直してきたこと。
そこに何を感じたのか。
何を残したいのか。
それを決めるのは、やはり自分。
だからこそ、今回の体験でいちばん大きかったのは、AIが正解をくれたことではありません。
自分の中にあったものを、別の形で始めてみようと思えたことです。
私はこれまで、書くことと撮ることを別々に考えていた部分がありました。
でも、NotebookLMに過去のnoteを読ませ、Geminiと壁打ちし、画像や動画まで試してみたことで、それらは全部つながっているのだと分かりました。
AIの手助けを得て分かったのは、迷いの中で自分探しをしていたと思っていた私が、本当に探していたのは「自分」ではなく、「自分が伝えたいこと」と「伝える手段」だったということ。
私が本当に始めたかったのは、新しい技術そのものではなかったのかもしれません。
自分語りではなく、多角的に自分を捉え直すこと。
自分の表現を、先へ進めること。
文章だけでも、写真だけでもなく、双方の組み合わせからさらに次の形へ進めること。
AIは、その最初の一歩を一緒に踏み出してくれる相棒でした。
今まで書いてきたnoteを読ませたこと。
そこから、自分の軸を見つけたこと。
そして、ショート動画という新しい表現まで作ってみたこと。
この春、私がAIと始めてみたのは、そういう小さくて新しい再出発です。
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