何杯目でもいいラム、ドンパパ
フィリピンのプレミアムラム。歌舞伎町でも結構注文する人多いです。
バニラ、蜂蜜、オレンジピールを思わせる甘くてフルーティな味わい。
私が最初に飲んだときも
「あ、確かに甘いな」と思いました。
ラムに詳しい人からすれば、たぶん褒め言葉ではないと思います。
でも、その甘さがあるからこそ、バーに慣れていない人にはちょうどいいラムでもあります。
歌舞伎町で店をやっていると、強いお酒を無理して飲んでいる人をよく見かけます。
ドンパパは、そういう夜に無理をさせないお酒だと思いました。

ドンパパはロックで出すことが多いです。
ストレートだと甘さが前に出すぎるので、氷で少しだけ角を取る。
氷が溶け始めると、甘さがベタッとせず、香りの方がゆっくり立ってきます。
一口目は「やっぱり甘い」。
でも二口目からは、「思ってたより軽いな」に変わる。
ロックにすることで、ドンパパは“デザートみたいなラム”から“夜に飲める甘さ”になります。


一杯目でもいいし、途中でもいいし、最後でもいい。
飲む順番を考えるお酒じゃなくて、その日の気分で飲めるラムだと思っています。
ドンパパは、主役にならなくていいお酒です。
会話の邪魔もしないし、無理に味を考えなくてもいい。
ただ、氷が溶けるスピードに合わせてなんとなく飲める。
疲れた夜や、強いお酒を飲みたくない日。
そんなときに、そっと置いておけるラムです。
Cafe&Bar らむのいえ
