見出し画像

スランプの話

先日の記事に、こんなコメントをいただいた。

先日の記事に、こんなコメントをいただいた。

お疲れ様です。投稿拝見しました。きっとスランプなんですよ、また調子上がって来ます。

……

えっ?

これがスランプ?

人生45年。

初めてスランプというものを経験した。

なんか……

初体験。

いや、こんな初体験はいらん。

もっと他にあるやろ。

「宝くじ一等初当選」とか。

「年収一億円初体験」とか。

「バイクをサプライズで買ってもらう初体験」とか。

そっちが良かった。



本当に何も出てこない


今まで私は、

「書くことがない。」

と言いながら記事を書いてきた。

でも今回は違う。

本当に無い。

頭の中を開けても、

空っぽ。

カラン……

コロン……

って音がしそうなくらい何も無い。

毎日、

「あっ、これ記事になる。」

と思っていたのに、

最近は何を見ても何も思わない。

朝ランをしても。

筋トレをしても。

スーパーへ行っても。

妻と話しても。

会社で後輩と話しても。

何も降りてこない。

もう笑うしかない。



ネタが無いからネタを探す


こうなると人間は恐ろしい。

何でもネタにしようとし始める。

コンビニへ行く。

「このおにぎりの記事は書けるかな?」

信号待ち。

「赤信号について何か書けるかな?」

歯磨き。

「歯ブラシの記事……無理か。」

冷蔵庫を開ける。

「冷蔵庫の話……いや、弱い。」

もう病気である。

完全に職業病。


スランプについて調べてみた


困った時のGoogle先生。

調べてみた。

原因。

・疲れ。

・ストレス。

・プレッシャー。

・考えすぎ。

なるほど。

全部それっぽい。

そして、

抜け出す方法。

・休む。

・気分転換。

・リラックス。

・基礎に戻る。

……

いや、

普通。

めちゃくちゃ普通。

もっとこう、

「右足から靴を履くと治ります。」

とか、

「プリンを3個食べると治ります。」

みたいな裏技はないのか。

期待した私が悪かった。


スポーツ選手ってすごい


でも今回思った。

プロ野球選手。

プロゴルファー。

マラソン選手。

みんなスランプって言われる。

昔は、

「調子悪いだけじゃないの?」

くらいに思っていた。

すみませんでした。

全然違った。

思うように身体が動かない。

思うように結果が出ない。

そして周りからは、

「まだ?」

「いつ戻るの?」

と言われる。

これ……

しんどい。

私は文章が出ないだけ。

それでも結構苦しい。

プロの人たちは、

その何十倍も苦しいんだろうなと思った。



真面目すぎたのかもしれない


もしかしたら私は、

少し真面目になり過ぎていたのかもしれない。

「今日はいい記事を書かなきゃ。」

「笑わせなきゃ。」

「役に立たなきゃ。」

「前回を超えなきゃ。」

そんなことばかり考えていた。

そりゃ出なくなる。

蛇口だって、

ずっと全開なら壊れる。

人間も同じなのかもしれない。


でも少しだけ嬉しかった


不思議なことに、

スランプと言われて、

少しだけ嬉しかった。

「ああ、これにも名前があるんだ。」

と思えたから。

自分だけじゃない。

スポーツ選手も。

漫画家も。

作家さんも。

音楽家も。

みんな通る道なんだ。

だったら、

これは失敗じゃない。

通過点なのかもしれない。


ならば楽しんでみよう


昔の私なら、

焦っていたと思う。

「早く戻さなきゃ。」

「書かなきゃ。」

「頑張らなきゃ。」

でも今回は少し違う。

せっかくだから、

楽しんでみようと思う。

人生初のスランプ。

これも経験。

どうせなら、

後から笑い話にしたい。

「あの時、一週間くらい何も書けんかったんよ。」

なんて笑えたら最高だ。

もしかしたら、

スランプが終わった後には、

今より少しだけ違う文章が書けるようになっているかもしれない。


最後に


この記事を書き終わって思った。

……

「あれ?」

スランプなのに、

結構書けた。

ということは、

スランプじゃなかったのか?

いや、

スランプのことを書いたら書けた。

なんじゃそれ。

結局、

今回一番のネタは、

「書けない」ということだった。

人生って面白い。

困ったことも、

少し時間が経てばネタになる。

だから今回のスランプも、

いつか笑って話せる日が来ると思う。

それまでは、

焦らず、

無理せず、

ちょっとだけ楽しみながら付き合ってみようと思う。

今日はそんな話。

今日も皆さんが楽しく過ごせますように♪
いってらっしゃい♪

いいなと思ったら応援しよう!