新規のお客さまが減った理由が、口コミでも腕でもないとしたら
新規のお客さまが減ったとき、まず何を疑いますか。
腕でしょうか。口コミでしょうか。写真でしょうか。たいていは、そのどれかを直そうとします。
でも、去年と比べて腕が落ちたわけではないはずです。星の数もそう変わっていない。写真も直したばかりかもしれない。それなのに減っているとしたら、そもそも候補に並んでいない可能性があります。
愛知北部で、一人または2〜3人で美容室をやっている店主の方へ向けて書いています。
お客さまの探し方が、この一年で変わりました
いままでは、こうでした。「一宮 美容室 カット」で検索して、上から何件か見て、写真を見て、決める。
いまは、その手前が増えています。AIに聞く。「一宮で、髪が多くて広がる人に強い美容室ある?」「子ども連れでも行きやすいところ教えて」。
返ってくるのは、10件のリンクではありません。3件くらいの店名と、なぜおすすめかの一言です。
そこに入っていなければ、比べてもらう機会そのものがありません。「選ばれなかった」のではなく、「並ばなかった」のです。しかも、こちらからは見えません。問い合わせが来ないという形でしか、結果が届かないからです。
この記事が向いている人、向いていない人
向いているのは、一人サロンや2〜3人でやっている美容室で、Googleマップは登録してあるけれど、AIに聞かれたときにどう見えているかは確かめたことがない方です。
向いていないのは、すでにSEOの会社に月10万払っていて、毎月レポートをもらっている方。ここに書くのは、自分で3分でできることと、その後の考え方だけです。
「おすすめ1位にしたい」という方にも向きません。それは誰にもお約束できません。
私は誰か
愛知で、中小のお店にAIを導入する仕事をしています。評論家ではなく、同じように売上を作らないといけない経営者です。
導入第1号店は、一宮市にある花屋さんでした。チラシ作りが10時間から2時間になっています。ご相談から2日で、最初の道具が届きました。ご要望から生まれた予約チャットボットは、その後そのまま商品になりました。
その店主の方からは、こう言っていただいています。
仕事のスピードがものすごく速いのと、佐藤さんは経営者をやられていて、仕事の勘がいいので、こちらが思った以上の物を作ってもらえるのがすごい。こちらの不満を話から的確に読み取り、形にしてもらえる。
これは1店舗での実際の数字であって、特定の成果や削減時間をお約束するものではありません。店の人数も、忙しい時間帯も、いま止まっている場所も、店ごとに違います。
まず3分。自分の店を確かめてください
ChatGPTでもGeminiでも構いません。二つ聞くだけです。
一つ目。店名を出さずに。
一宮市で、くせ毛や広がりやすい髪に強い美容室を教えて。
それぞれ、なぜおすすめなのかも書いて。
```二つ目。店名を出して。
「(あなたのサロン名)」について、分かっていることを教えて。
営業時間、定休日、得意な施術も。
```ここで出てくるものを見てください。定休日が違う。もうやっていないメニューが出てくる。近くの別のサロンと混ざっている。このどれかは、たいてい起きます。
なぜそうなるのか
AIは腕を判断していません。文字になっている情報を集めて、まとめているだけです。
だから、カットがうまくても、それが文字で書かれていなければ出てきません。逆に言うと、腕で負けているから出ないのではなく、書いていないから出ない。ここは直せます。
美容室で特に多いのが、この三つです。
写真の中にしか情報がない。 メニューも料金も営業時間も、きれいな画像に入っている。人には読めますが、AIから見るとそこは空白です。
「何が得意か」がどこにも書いていない。 「カット・カラー・パーマ」は、どのサロンにも書いてあります。AIが「なぜこの店をすすめるか」を書けません。くせ毛が得意、白髪をぼかすのが得意、子ども連れでも大丈夫。そういう一文が要ります。
古い情報が残っている。 昔のポータル掲載、閉じたブログ、移転前の住所。自分では消したつもりでも、AIはそこも見ています。
順番だけ決めればいい
全部やろうとすると、ひとつも終わりません。店をやりながら全部は無理です。無理なものを計画に置くと、計画ごと捨てることになります。
減らすのではなく、順番をつけます。私が最初に見るのは、この順です。
Googleマップの営業時間・定休日・電話が、いま正しいか
2. 「誰の、どんな悩みに強い店か」が一文で、文字で書いてあるか
3. 直近の口コミに返信があるか
4. 料金や営業時間が、画像ではなく文字で書いてあるか
一週間に一つで十分です。
一文を作るところは、AIに手伝わせられます
ゼロから考えると手が止まりますが、材料を渡せば下書きは出ます。
私は一宮市で美容室をやっています。一人でやっています。
よく来るお客さまは30代から50代の女性で、
髪が多い、広がる、という悩みの方が多いです。
強みは、扱いやすくするカットと、伸びても崩れない形です。
この店を一文で説明する案を5つ、かしこまりすぎない言葉で出してください。
```出てきた案から選んで、自分の言葉を一行足す。ここは人がやります。全部AIに書かせると、どのサロンも同じ文章になって、結局埋もれます。
一文の良し悪しは、こう見分けます
出てきた案を見比べるとき、判断が要ります。基準はひとつだけで足ります。その一文を読んで、行くかどうか決められるかです。
たとえば「お客さま一人ひとりに寄り添う美容室です」。悪くありませんが、これで決められる人はいません。どのサロンも同じことを書いているからです。
「髪が多くて広がる方の、扱いやすくするカットが得意です」。こちらは決められます。当てはまらない人は来ませんが、それでいい。**全員に向けて書くと、誰も選べなくなります。**
一人サロンだと、来てほしくない客層まで来ると回りません。絞るのは、遠慮ではなく実務です。
書いたあと、どこに置くか
せっかく一文を作っても、置き場所を間違えると読まれません。優先はこの順です。
Googleマップのビジネス情報の説明欄。ここがいちばん強い。次にホームページのトップ、画面の上のほう。画像の中ではなく、文字で書いてください。最後にポータルサイトのプロフィール欄。
同じ一文を、この三箇所に同じ言葉で置きます。ばらばらの言い方にすると、AIはどれが本当か分からなくなります。揃えるだけで伝わり方が変わります。
よくある勘違い
**「常連さんだけだから関係ない」**
常連さんはAIで探しません。ただ、その方が誰かに紹介するとき、相手はまず調べます。そこで情報が古いと、紹介が止まります。紹介はいちばん強い入口です。
**「ホームページを作り直さないとダメでしょう」**
要りません。営業時間が文字であるか、何が得意かが一文であるか。この二つだけでも、AIから見える情報は変わります。デザインの話ではありません。
**「載せてもらう裏技があるはず」**
ありません。少なくとも私は知りません。散らばった情報を合わせて、古いところを直して、書いていないことを書く。地味ですが、これ以外の安全な道を見つけられていません。
最後に
このまま確かめずにいると、来年も同じです。お客さまはAIに聞いて、3件を見て、その中から選ぶ。そこに入っていないことに、こちらは気づけません。
ただ、うちの店の場合はどうなのか、は記事では書けません。実際に見ないと分からないからです。同じ美容室でも、いま止まっている場所は店ごとに違います。
自分のサロンが今どう見えているかは、こちらで無料でお調べできます。
愛知北部9市町(一宮・春日井・江南・小牧・岩倉・名古屋市内・清須・稲沢・大口町)の方でしたら、初回の店舗訪問は60分、無料です。その場で、次の一手を1つお渡しします。
まずは上の3分だけ、今日やってみてください。それで十分です。
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