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いまの時代に生命燃焼できる唯一のことといえば、恋しかない。

1925年1月14日
三島由紀夫(本名・平岡公威)生誕。


今年2025年は三島由紀夫生誕百年であり、
誕生日である1月14日当日、生誕百年の集いに参加した。



私が三島作品を初めて読んだのは高校二年生のとき、【潮騒】が私の三島デビューだった。


それから【金閣寺】【仮面の告白】ともうこの三作品を読み終える頃には完全に私は三島由紀夫と同化してしまい、
死ぬまでに全作品読破することが私の生きる目的のひとつになった。


戦前に生まれて、戦争真っ只中に思春期を過ごした彼と、今の時代に生きる私はあまりにも乖離している。


だけどやっぱり精神の根っこの部分に強烈に惹かれてしまう。今は、楽しいことがあり過ぎて豊かになり過ぎて、一億総幸福追求の時代になった。


昔だったら賞賛された、忠臣蔵や二二六事件のようなことは現代では絶対に誰もやらない。
そんなことやってもみんな自分の幸福にしか関心がないのだから、捕まり損だしやり損だ。


だけど三島由紀夫は、彼の人生は、
幸福追求よりも、生命燃焼に振り切っていた。


だから私はそういうところに強烈に惹かれる。
漫画【ベルサイユの薔薇】の主人公・オスカルにも強烈に惹かれる。革命の混乱の中で美しく死にたい。


だけど今の時代に革命なんて夢のまた夢だ。
国会議事堂に刀持って押し入るなんて
どう考えても映画の世界でしかありえない。
  

今の時代は、いまの時代にあった方法で
命を燃やすべきだ。

私にとってそれは、恋をすることなのではないだろうか?


三島は行動の人だ。


金閣寺でも"認識と行動"という命題が出てくる。
主人公溝口は自分を苦しめる金閣を焼こうと”行動”し、それを実行することによって自ら”生きよう”と決めた。


生きるということは命を燃やすことだ。
生きているということは行動し続けるということだ。


この集いで講演していた執行草舟という方が
正しい命の使い方というまさに私が感じていた理想的なことを的確に言語化していて、めちゃくちゃ痺れた。

そう!まさにそれ!
このYouTube義務教育で見せるべきだと思うし、大学生や新入社員も必見だと思う。



やっぱり私は命を燃やして死にたい。
私にとって命を燃やすことは恋をすることだ。
恋をしている時が、一番いい命の使い方をしていると感じている。


恋をしていると全てが死にそうなくらい感情が動かされる。
相手に届ける言葉も、行動の一つ一つも、些細な振る舞いも、最初に触れることも、
本当にこれでいいのかこうすればよかったんじゃないのか、ずっと考えたり推測したり振り返ったりして、間違えたと絶望したりやり直したいと心底もがいたり、感情が抉られることもある。


知らなきゃよかったこともある。
だけどこの感情の起伏は、命を燃やしている感覚がある。

誰かが言っていた言葉で、
恋をすると自分が主役になるから
恋をし続けていると自分がずっと人生の主人公でいられるからとてつもなく幸せだ
と。



まさにそれが命を燃やすことだ。
自分が人生の主人公でいられたら、ずっと命を燃やし続けることができる。


私は静かに死にたい、一人で死にたい、孤独死したい。燃え尽くして灰になってボロボロになって死にたい。死ぬところなんて、一切人に見られたくない。

だから私は恋をする。ずっと命の炎を燃やし続けていく。

だって人間は恋と革命のために生まれてきたのだから。

 

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