アニメ「ダンダダン」、「地面師たち」よりも人気だったってよ。って件。
ネットフリックスが公表した「ネットフリックス エンゲージメントレポート」によると、2024年下半期に公開されたテレビドラマシリーズにおいて、アニメ「ダンダダン」が1960万ビューで全体の38位にランクインした。
「ネットフリックス エンゲージメントレポート」とは、ネットフリックス内でのテレビドラマシリーズや映画の視聴時間を作品別に公開しているレポートである。
38位というと「微妙じゃない?」と思う人がいるかもしれないが、ネットフリックスで公開されている6000以上のテレビドラマシリーズの中では快挙と言える実績である。私も非常に面白く視聴した「地面師たち」でも1200万ビューで100位だったと言えば、いかに上の方だったかわかっていただけると思う。日本発の作品ではトップの記録だ。
もちろん全体でいえば、8700万ビューをたたき出している「イカゲームシーズン2」を筆頭に数千万ビューの作品は多数ある。
しかし、アニメ「ダンダダン」はネットフリックス独占ではなく、海外ではCrunchyroll、日本では地上波や他のサブスクでも視聴することができたし、まだシーズン1だという事を考慮すれば、38位もより価値のあるモノに感じられる。
原作をアニメにするメリットの一つに「元々の原作ファンがいる」という事がある。アニメが公開される前から漫画のファンが世界に増え始めていた事もヒットの理由だろう。
もう一つ、音楽との組み合わせが注目されている。「マッシュル」の主題歌「Bling-Bang-Bang-Borm」で世界的ヒットを飛ばしたCreepy Nutsが起用された主題歌「オトノケ」がアニメと連動して公開された。
私もすぐに「オトノケ」をダウンロードした。自分では到底カラオケで歌えないが、めちゃくちゃカッコいい曲である。ビルボードジャパンによる、世界でヒットしている日本の楽曲ランキングで20連覇を達成しており、日本の楽曲としてはダントツで世界中で聞かれている。
曲が素晴らしくイケている証拠に、MBSのYouTubeチャンネルにアップされているオープニング映像の再生回数が1600万回程度に対して、Creepy NutsのオフィシャルMV再生回数は5800万回再生を超えている。Creepy Nutsの顔のアップがやたら出てくるちょっとキモいMVだが、音楽が、アニメ「ダンダダン」の認知度向上にも寄与しているのは間違いないだろう。
また、北米においては「君たちはどう生きるか」の海外プロモーションを展開したG-KIDSが配給を担当したことで、アニメ公開前の9月13日から1話~3話を北米の映画館で上映していた。この先行上映の挑戦が功を奏し、ダンダダン配信開始時のロケットスタートに貢献したともみられている。
アニメ「ダンダダン」は音楽や映画館での上映などを組み合わせていくことで、作品の魅力を広げることを証明したと言えるかもしれない。
なにはともあれ、私も「ダンダダン」のOPで一気に引き込まれて、そのままジャンプ+の期間限定無料全話公開で一気読みした。原作でも、アニメでもアイラの話(アクサラの回想)で泣いた。久しぶりにアニメで泣いた作品だ。きっと多くの人が泣いたことだろうと思う。
「ダンダダン」は、7月からシーズン2も予定されている。マンガもいいけど、私はこの作品、「アニメ」の方が好みなので、配信開始を楽しみにしている。
7月まで待てない、なんて言いたいところではあるが、4月8日からは「ガンダム ジークアクス」が放送開始。映画も往年のガンダムファン心をくすぐるイカした(イカれた?)作品だったので、アニメも勿論めちゃくちゃ楽しみだ。
そして、ほぼ時を同じくして「カウボーイビバップ」の渡辺信一郎監督によるアニメ「RAZARUS(ラザロ)」が放送開始される。ビバップのスパイクの面影ある主人公、声優は宮野真守さん、ラスボスの声優には、かつてのスパイクを演じた山寺宏一さん。こちらも往年のアニメファンの心をくすぐりまくる新作アニメだ。加えて映画ジョン・ウィックを監督したチャド・スタエルスキがアクション監修、さらに制作は呪術廻戦、チェンソーマンの「MAPPA」がするとなれば、もはや期待しかない。
というわけで、「ダンダダン」のシーズン2も楽しみなのだが、その前にも楽しみなアニメが待機しているという嬉しい状態なのだった。
日本のアニメってコンテンツは、チート級の強さだよね。
あ、そういやネットフリックスの実写版「カウボーイ・ビバップ」は「うーん…」って感じだったのを思い出した。
「RAZARUS」さん、期待に応えてくれることを信じてます。
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