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教育ビジネスもどんどん低年齢化となっている件。

小学校受験家庭でも共働きが一般的となる中、苦手の克服や塾の参観代行などピンポイントな要望に応える受験対策が支持を得ている。教育ビジネスが低年齢化、多様化し活況を見せている。

やる気スイッチグループは昔話や絵画など特定の分野に特化した講習会を10年間で3.5倍に増やした。ポピンズファミリーケアは塾の参観代行を始めた。「かゆいところ」に手が届く受験対策サービスが広がっている。

「一寸法師はお椀を何の代わりにしましたか?」と問いかけると子供たちが「ふね!」と元気よく答える。やる気スイッチの幼児教室「チャイルド・アイズ」が2026年秋に受験する年中児を対象に開いた「聞く力講習会」の様子だ。

最初に昔話の音読をした後、絵を使ってあらすじをつかむ。先生による質問や、話中に出てくる動作を繰り返し、五感でストーリーを身に着ける。1時間30分で4つの昔話を学び、料金は1万7325円だ。

子どもを参加させた保護者は「仕事帰りだと読み聞かせの時間が取りづらい。娘は普段タブレットで映像を見ることが多く、集中して話を聞く力が課題だった」と参加理由を述べている。

小学校受験では昔話がペーパーテストや面談など様々な試験に登場し、重要な受験対策の一つだ。25年に同社が初めて昔話の講習会を開催したところ約70人が参加した。26年は日程を2回から3回に増やし、100人以上が参加する見込みだ。

やる気スイッチグループは保護者のニーズを踏まえ、絵画や指示に従って工作するといった特化型の単発講習を23年から増やしてきた。小学校受験対策の教育責任者は「働く保護者の間で受験対策を効率的に進めたいニーズが強く、苦手をピンポイントで解消してくれる講習会は好評だ」と述べている。今後もダンスや運動などの講習会も検討する。

小学校受験の情報サイト「お受験じょうほう」を運営するバレクセルによると、26年入試の首都圏1都4県の志願者は25年比3%増の2万2672人。かつては母親が専業宿の家庭が中心だったが、近年は共働きのパワーカップルも多い。また、加熱する中学受験も一因だとしている。

受験情報を提供する首都圏模試センターの推定では、26年の1都3県の私立・国立中学受験の受験率は18.06%と過去3番目の高さだ。中学受験の大変さから受験勉強に追われない小学校生活をさせたい保護者が、小学校受験へ関心を寄せている。

小学校受験の一部名門塾では、いまだに保護者が平日夕方か土日の授業を参観するのが暗黙のルールらしい。そこに注目したポピンズファミリーケアは25年8月、教育ベビーシッター「ナニー」の熟の参観代行サービスを始めた。塾の様子を観察し、手書き報告書や口頭で子どもの強みや改善点、家での受験対策を保護者に伝える。

ナニー契約者は1回3300~4000円の通常料金に加え、オプション料金として2200円支払う。保護者が参観できない時だけのスポット利用も可能だ。半年間で100件以上の利用があり、3年後には小学校受験するナニー契約者の30%以上に利用してもらう目標を掲げている。

というワケで、受験競争が激しい首都圏では中学受験だけではなく、その下の小学校受験も熱を帯びている状況のようだ。考えようによっては「教育格差」の拡大を生む要因となってしまう気もするのだが、できるだけ子どもに苦労をさせたくないという親心は私も理解できる。参観代行とか、ビジネスとしても目の付け所が良いと思うしね。

教育ビジネスが少子化で萎んでいくばかりではない、ということだ。

親御さんは受験で悩む期間が増えそうである。

今日はここまで。

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