見出し画像

ビザ x 海外生活|EAD申請ガイド|主にJ2配偶者向け |概要とコツを解説!


アメリカで合法的に働くためには、Employment Authorization Document(EAD)と呼ばれる就労許可証が必要です。

さらに、J2ビザや一部のビザ保持者がSSN(Social Security Number)を取得するには、EADの取得が必須です。

でも、

「EADの申請って、何から手をつければいいかわからない…」

そんな不安を抱えたまま時間だけが過ぎていませんか?

申請書の記入、必要書類の準備、郵送方法、申請後の流れ…
どれか一つでも間違えると、許可まで数か月の遅延が発生する可能性があります。

私自身、初めてEADを申請したときは情報を探すだけで何日もかかり、
しかも公式サイトの説明は断片的で分かりにくい。

「もっと早く、この情報が欲しかった」と何度も思いました。

そこで、申請経験をもとに最短・確実にEADを申請するためのステップをまとめたガイドを作成しました。

この記事では、J2ビザ配偶者をはじめ、EAD申請が可能なビザ保持者全般に向けて、申請の流れや必要書類、注意点を日本語でわかりやすく解説します。

*前回の記事ではJ1ビザの取得プロセスについて解説してます。
こちらもぜひご覧ください。



こんな方におすすめです

  • J2ビザ配偶者で、アメリカ滞在中に働きたい方

  • F1ビザでOPT申請を検討している方

  • H4ビザ保持者で就労資格を得たい方

  • TPS(Temporary Protected Status)保持者

  • SSN(社会保障番号)を取得したい方

    • 例:自動車免許の取得に必要

  • USCISの英語ページを読むのに時間がかかる方

  • 婚姻証明書などの書類準備を効率化したい方


この記事を読むメリット

・自分がEAD申請の対象かどうかがわかる
・必要書類と申請の流れを効率よく把握できる
・SSN同時申請の方法がわかり、別途オフィスに行く手間が省ける
・提出書類の中でも多くの人が悩む“ある書類”の準備がスムーズになるヒントが得られる


1. EADとは?

EAD(Employment Authorization Document)は、アメリカで合法的に働くために必要な就労許可証です。米国移民局(USCIS)が発行し、カード型の証明書として交付されます。

  • 正式名称:Employment Authorization Document

  • 発行機関:USCIS(U.S. Citizenship and Immigration Services)

  • 形状:運転免許証サイズのプラスチックカード(写真・有効期限入り)

  • 有効期間:通常1〜2年(ビザの有効期限やUSCIS判断に依存)

  • 更新:有効期限が切れる前に更新申請が必要


EADが必要になる主なケース

  1. アメリカ国内で就労する場合

    • フルタイム・パートタイム問わず、給与を受け取って働くには必須

  2. SSN(社会保障番号)を取得したい場合(特定のビザ保持者)

    • 例:J2ビザ保持者は、EADなしではSSNが発行されない

    • SSNは就職だけでなく、自動車免許の取得や一部銀行口座開設にも必要

  3. ビザの種類によっては日常生活の手続きにも影響

    • 例:クレジットカードの発行条件、税務手続きなどでSSNが求められる


2. EAD申請できるビザ一覧(主要カテゴリー)

EADは、アメリカ国内で特定のビザステータスを持つ人が申請できます。
以下は主なカテゴリーとその特徴です(USCIS公式の分類コードを併記)。

1. J2ビザ(交流訪問者の配偶者・子ども)

  • カテゴリーコード:(c)(5)

  • J1ビザ保持者(研究者、研修生、留学生など)の配偶者・子どもが対象

  • 就労先・職種に制限なし

  • SSN取得も可能(EADが必須)


2. F1ビザ(学生ビザ)

  • カテゴリーコード:(c)(3)

  • OPT(Optional Practical Training)やCPT(Curricular Practical Training)で就労する場合に必要

  • 学業と関連する職種での就労が条件

  • 卒業後のOPT延長(STEM分野)もこのカテゴリーで対応


3. H4ビザ(H1B配偶者)

  • カテゴリーコード:(c)(26)

  • 主たるH1Bビザ保持者がグリーンカード申請手続きを一定段階まで進めている場合に限り、EAD申請が可能

  • 就労制限なし


4. TPS(Temporary Protected Status)保持者

  • カテゴリーコード:(c)(19)

  • 母国が紛争や自然災害などで一時保護指定を受けている場合に対象

  • 期間限定の就労許可


その他、EAD申請可能な代表例

  • L2ビザ保持者(L1ビザ配偶者)

  • 難民・亡命申請者(Asylee/Refugee)

  • 特定の学生インターンシップビザ保持者

  • 一時的就労許可を認められた特別カテゴリー


3. 申請の流れ(概要)

EAD申請は、以下のステップで進めます。
オンライン申請と郵送申請のいずれも可能ですが、私のJ-2申請の場合はハイブリットでした。

ステップ1:申請カテゴリーを確認

  • 自分のビザがEAD申請の対象かを確認

  • Form I-765 の Part 2, Item 27 に該当カテゴリーコードを記入

    • 例:J2 → (c)(5)、F1-OPT → (c)(3)(B)


ステップ2:必要書類を準備

  • パスポート、ビザ、I-94、DS-2019(該当する場合)などのコピー

  • 証明写真(米国規格2×2インチ、背景白)

  • 家族関係を証明する書類(該当する場合)

  • 申請料支払い方法(G-1450フォームまたはチェック)


ステップ3:申請方法を選択

  • オンライン申請

    • USCISアカウントを作成し、必要情報と書類をアップロードして送信

    • メリット:提出が即時反映され、進捗確認も可能

  • 郵送申請

    • USCIS公式サイトから Form I-765 をダウンロード

    • 必要情報を入力・印刷し、必要書類と共に指定のUSCIS Lockboxへ送付

  • ハイブリッド方式 ←私たちの場合はこれでした。

    • オンラインでアカウントを作成し、フォームや必要情報を事前入力してダウンロード

    • そのデータを印刷し、郵送で提出(記録管理はオンラインで可能)


ステップ4:申請書を提出

  • オンライン:送信後すぐに受領通知(I-797)が届く

  • 郵送:USCIS到着後、1〜3週間で受領通知が届く


ステップ5:審査結果を待つ

  • 通常 3〜6か月 で結果が届く(私たちの場合は3か月程でした。)

  • 承認されるとEADカードが郵送される

  • SSN同時申請の場合:カードとは別にSSAからSSNカードが届く



5. 必要書類(J2の場合)

※ビザの種類によって必要書類は異なります。ここでは主にJ2ビザ保持者がEAD申請する場合を例に解説します。

-共通で必要な書類

  • Form I-765(申請書)

    • 最新版をUSCIS公式サイトからダウンロード

    • カテゴリーコードは (c)(5)

  • 申請料の支払い方法

    • クレジットカード → Form G-1450

    • 小切手 → "U.S. Department of Homeland Security" 宛

  • 証明写真 2枚

    • 米国規格(2×2インチ、背景白)

    • 過去6か月以内に撮影したもの

  • I-94(出入国記録)

    • オンラインで取得・印刷(cbp.gov/I94)

  • パスポートの顔写真のコピー

  • パスポートのビザスタンプのコピー

  • J-2におけるDS-2019のような米国滞在用の書類のコピー


-J2特有の必要書類

  • J2ビザ本人のパスポート(顔写真ページ+ビザページ)のコピー

  • J1ビザ保持者のパスポート(顔写真ページ+ビザページ)のコピー

  • J1ビザ保持者のDS-2019

  • J2ビザ本人のDS-2019

  • 婚姻証明書(Marriage Certificate)

  • J1の就労収入に依存しないことを示す説明文

    • 簡単な英文レター形式でOK



6. 申請時の注意点(J2の場合)


1. カテゴリーコードの記入

  • Form I-765 Part 2, Item 27 に必ず (c)(5) と記入

  • 他のビザ用コードを書くと申請が却下される可能性あり


2. SSN同時申請を活用(ただし例外あり)

  • Do you want the SSA to issue you a Social Security card?Yes を選択すれば、EAD承認後に自動的にSSNカードが郵送される仕組み

  • 通常は別途Social Security Officeに行く必要がなく、手続きが大幅に短縮できる

▶ 実体験メモ
私の場合、EAD申請時に「Yes」を選択しましたが、EADカードが届いてもSSNカードがなかなか届きませんでした。(稀にある)
結局、最寄りのSocial Security Officeへ直接行き、パスポート・ビザ・EADカードを提示して申請することに。
窓口では「USCISからの情報連携がうまくいかない場合がある」と説明され、その後1週間でSSNカードが到着しました。
つまり、同時申請しても必ず届くとは限らないため、もし3週間以上待っても届かない場合は、迷わずオフィスに行く方が早いです。


7. まとめ

EAD申請は、一見複雑に感じますが、申請カテゴリーの確認 → 必要書類の準備 → 提出 → 審査待ち という流れを押さえれば、着実に進められます。

特にJ2ビザの場合、

  • カテゴリーコードは (c)(5)

  • SSN同時申請で手間を減らせる(ただし届かないケースもある)

  • 必要書類の中には、事前に知っておくと準備がぐっと楽になるポイントがあります

この「ちょっとした工夫」を知っているかどうかで、申請準備の負担は大きく変わります。

その詳細は、この後の有料部分でお伝えします!


今後も、ビザやアメリカ生活情報も順次投稿していきますね!

次の記事「家族帯同でのアパート探しのコツ」についてはこちらから↓


🧭 このシリーズのまとめ記事はこちら ↓




*ここから先は J2ビザ の方が対象です!

ここまでで、EAD申請の流れや必要書類は整理できたはずです。

あとは準備して提出するだけ…と思いますよね?

実は、J2ビザ特有の申請書類の中に、見落としやすく、意外と手間とコストがかかるものがあります。

これを知らないまま準備を進めると、数日単位で遅れたり、数千円以上余分にかかるケースも珍しくありません。

逆に言えば、知っているだけで申請のスピードも出費も大きく変わる書類です。

この記事の後半(有料部分)では、私が実際に提出して受理された書類をそのままお見せします!

しかも、公式要件を満たしつつ、余計なコストをかけずに準備できる方法です。

それは…

ここから先は

1,360字 / 2ファイル

¥ 500

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

よろしければ応援お願いします! いただいたチップはさらなる価値向上のために使用させていただきます!