英語 x 教育|英語の絵本が見つからない?|AIで子どもの語彙レベルに合わせた絵本を作りたい
「子どもに合った英語の絵本が見つからない!」
これは絵本を使って英語教育に取り組む多くの親が抱える悩みだと思います。
私自身もこれまで記事で絵本の効果や活用法を書いてきましたが、いざ探してみると理想の絵本に出会うのは簡単ではありません!
そこで今回は、この課題を解決する新しい可能性として、AIを活用した絵本づくりについて考えてみたいと思います!
*これまでの絵本に関する記事はこちらから↓
英語絵本探しに立ちはだかる4つの壁
冒頭でも紹介した通り、これまでの記事の中で、英語の絵本を書き写すことによる英語学習法や絵本学習の科学的効果について触れてきました。
実際、我が家でも子どもに英語絵本を通じて学んでほしいと思い、日常的に取り入れています。
ところが実際に探してみると、いくつもの壁にぶつかりました。
1. 子どもの英語レベルに合う本が少ない
現地の図書館でも、短文中心の絵本は数が限られていて、順番に借りていくとすぐに読み尽くしてしまいます。レベルに合った新しい本を探し続けるのは意外に難しいです。
2. イラストの当たり外れが激しい
アメリカの絵本は素敵なものも多いですが、絵のタッチがどうしても日本人の感覚に合わないものもあります。せっかく買っても「これはちょっと…」となることも少なくありません。
3. 目的に応じた選択肢が少ない
既存の絵本は「楽しむ」ためには良いのですが、特定の単語や文法を繰り返し使う「学習用」としては不十分です。同様に、道徳的なテーマや価値観を伝える本も限られていて、目的に応じた選択肢が少ないです。
4. 購入コストが高い
現地でまとめ買いするには費用がかさみますし、日本にいる場合は関税が上乗せされて、どうしても割高になってしまいます。大量にそろえるのは現実的ではありません。
「もっと手軽に、子どもに合った英語絵本をそろえる方法はないのか?」
そう考えたときに、ふと頭に浮かんだのが AIを使った絵本作り でした。
AIで広がる英語絵本の新しい可能性
もしAIを使って絵本を作れるとしたら、上記で挙げた悩みを一気に解決できるかもしれません!
1. 子どもの語彙レベルに合わせられる
既存の絵本から子どものレベルにぴったり合うものを探すのは大変ですが、AIなら「この単語を繰り返し出してほしい」と指定するだけで、学習に最適化された絵本を作ることができます。たとえば「see」という単語を集中的に覚えたいなら、seeが何度も出てくるストーリーを生成すればいい。これは既存の絵本では難しい発想です。
2. イラストを自由に作れる
海外の絵本には素敵なものもありますが、絵のタッチが日本人の感覚に合わないものも多いです。しかも絵の質が高い本ほど価格が高くなりがち。その点、AIであれば好きなテイストの絵を自由に生成できますし、日本人の感覚に合った絵本を作ることも可能になります。
3. 目的に合った話しが自由自在に作れる
AIなら、絵本の「目的」に応じてストーリーを作り分けることができます。
学習用 → 特定の単語や文法を繰り返し使うシンプルな絵本
道徳教育用 → 物語を通して価値観や考え方を伝える絵本
エンタメ用 → 子どもが純粋に楽しめるファンタジー絵本
こうした「目的別」の使い分けができるのは、AIならではの柔軟さだと思います。
4. 価格を抑えられる
海外の絵本を輸入すると、現地価格の150〜200%ほどになってしまうのが現実です。大量に購入するのは難しいですが、AIで作れば余分なコストを払う必要はなくなります。
AI絵本の限界と、それでも残る価値
とはいえ、AIさえあれば全ての問題が解決するわけではありません。
一番気になるのは、やはり絵やストーリーのクオリティです!
プロの作家やイラストレーターは、子どもがどんな絵に目を輝かせ、どんな展開なら最後まで集中して読めるかを熟知しています。
さらに、物語を通して「学び」や「気づき」を伝える力も持っています。
その経験と工夫に裏打ちされた作品には、AIだけでは届かない部分があると思います。やはり「プロが作る絵本にはかなわない」という現実はあるのかなと。
それでも、AIで絵本を作ることには「新しい可能性」があります。
完璧にプロの代わりになるわけではないけれど、家庭や教育現場での学習ツールとしての価値は十分にあるのではないでしょうか。
私がAI絵本に抱く思い
私は研究が本業なので、今のところAI絵本を自分一人で本格的に制作・販売する予定はありません。
けれども、もし機会があればぜひ挑戦してみたいという気持ちは強くあります!
なぜなら、英語は世界の共通語であり、英語の学習は避けられません。ならば、子どもたちにはできるだけ早くから自然に触れてほしいと思うからです。
小さい頃から英語に慣れておけば、大人になったときに選べるキャリアの幅がぐっと広がります。日本国内にとどまるか、世界を舞台に働くか。
その差は、幼少期の学びから始まっていると感じます。
さらに、絵本市場は、早期教育やデジタル化の追い風を受けて成長を続けており、教育的な意義だけでなくビジネスとしても大きな可能性があります。
正直に言えば、自分にもっと絵本づくりの知識や経験があれば、今すぐにでも挑戦してみたかったと思うほどです!
なので、もし「一緒に作りませんか?」と声をかけてくださる方がいれば、ぜひコメント欄から連絡をお願いします!
研究の合間にはなりますが、できる範囲で挑戦してみたいと思っています!
AI絵本づくりに欠かせない「語彙レベル」
AIで絵本を作るうえで、もうひとつ大切なのが 語彙レベル です。
どれだけ絵やストーリーが良くても、子どもの理解度に合っていなければ「難しい」「よく分からない」となってしまいます。
逆に、語彙レベルがぴったり合っていれば、子どもは楽しみながら自然と単語を吸収していきます。
たとえば、小学校1年生で学ぶ単語を中心にした絵本なら、その年齢に合った表現でストーリーを展開できます。学年ごとに必要な語彙を意識することは、AIで絵本を作るときの設計図のようなものです。
そこで参考になるのが、私が以前まとめた 「小学校1年生で習う124語のリストと例文」 のような資料だと思っています。
こういった資料を使うことで、AI絵本に挑戦したいときに「どんな単語を入れればいいのか」が見えやすくなり、子どもの成長に合わせて語彙を選び、無理なく英語に親しめる絵本づくりをサポートしてくれると思います。
英語を「使える力」にするためには、まず基礎となる単語をしっかり押さえることが何よりも大切です!
AI絵本に興味がある方や、子どもに合った語彙レベルを知りたい方は、上記の記事もあわせて読んでいただけるとヒントになるかもしれません。
まとめ:AI絵本が拓く未来
英語の絵本探しは、思っている以上にハードルが高いものです。
でもAIを使えば、子どもの語彙レベルに合わせた絵本を作ったり、好きなテーマやイラストでストーリーを自由に描いたり、価格を抑えてたくさんの本を用意することだって可能になります。
もちろん、プロが描く絵本のクオリティには及ばない部分もあります。
それでも、AI絵本には「新しい可能性」が広がっていると感じています。
私自身はまだ研究が本業なので本格的に取り組む余裕はありませんが、もし一緒に挑戦できる機会があれば、ぜひ関わってみたいと思っています!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!
もしAIで絵本を作れるとしたら、あなたはどんなテーマの絵本を作りたいですか?
ぜひコメントで教えてください!
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