The Jesus and Mary Chain

The Jesus and Mary ChainのPsychocandyというアルバムがある。

ハーシュノイズのような高音域を過激にブーストしたサウンドだ。

だが、メロディが60年代のオールディーズのようにポップなのが
Mary Chainらしさである。

こちらのアルバムは、Southern Recordsの創始者でもある
John Loderというサウンドエンジニアによって音が作られている。

ヒリヒリするような攻撃的サウンドは、レコーディング当時、
LoderがロンドンのWood Greenで創始したスタジオ、Southern Studiosで
作られているのだが、そのスタジオで下働きしていたのは、
Minor Threat/FugaziのIan MacKayeである。

当時、The Jesus and Mary Chainのドラマーで
現在Primal Screamのフロントマンを務めるBobby Gillespieは、
Mary ChainがPsychocandyのレコーディング中にIan MacKayeが
スタジオでお茶汲みなどをしていた、と自伝の中で述懐していた。

UKポストパンク/シューゲイザーの雄と、USハードコア・パンクの雄が
こうして交差していたのも、興味深い。

多角的な視点でレコードを聴いて、背景を学ぶと、
なかなか面白いものだ。


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