レゾナックに学ぶ人的資本経営
今後M&Aが進む中、カルチャーの違う会社ではいろいろ課題があるでしょうね😅
高橋CEO、今井CHROのグロービス学び放題×知見録他の講演で大変参考になります。
1. 経営戦略と人材戦略の一体化
• レゾナックは2023年に昭和電工と昭和電工マテリアルズ(日立化成)を統合。
• 統合後のグループビジョン「化学の力で社会を変える」を掲げ、「技術×人材」の融合を経営戦略の核に。
• 経営と人事部門が連携して「人的資本KPI(人材多様性・エンゲージメントなど)」を設定し、戦略的に人材開発を進める。
2. 多様性の推進と組織文化の再構築
• 異なる企業文化・制度を持つ組織の融合には、「カルチャーの見える化」と「共通価値観の醸成」が不可欠。
• 社内サーベイやワークショップを通じて、現場の声を反映しながら共通の行動指針を策定。
• D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を経営層が主導して推進。
3. エンゲージメントの可視化と改善
• 組織風土の現状把握のため「エンゲージメントサーベイ」を実施。
• 結果に基づく改善アクション(対話の場設計・マネジメント教育・キャリア支援)を重視。
• 風通しの良い職場づくりによって、統合後の社員定着・活性化を促進。
4. キャリア自律支援と社内流動性
• 社員が自らのキャリアを設計できるよう「社内公募制度」や「ジョブ型人事制度」を整備。
• 組織横断型プロジェクトへの参加を奨励し、越境経験を通じた成長を支援。
• 経営陣による「タレントレビュー」も導入し、次世代リーダーの育成に注力。
5. 人的資本情報の開示とステークホルダーへの説明責任
• 統合報告書や人的資本レポートで「人的資本の可視化」を推進。
• 採用、定着率、女性管理職比率、研修時間などを開示し、投資家や社会との対話に活用。
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【示唆・学び】
• 単なる「制度導入」ではなく、経営変革と連動した人的資本経営が成果につながる。
• 組織統合やDX推進のタイミングで、人材の「見える化」「流動化」「活性化」が不可欠。
• 「人をコストでなく資本と捉える」視点が、競争力強化に直結する。
