焼肉定食@くるまやラーメン新座店
3日はドライブがてら、パートナーと外食して来た。Rag’n’Bone Man が歌う車内。川越街道を流しつつ店を眺めていたが、正月休みの店舗も多い。サービス業が正月に休むようになったのは非常にいいことだが、どこかでメシにしたい。新座市にさしかかり、くるまやラーメンの新座店で焼肉定食を食べてみたかったんだよなと思い出した。
作業服の活きがよい男たちでテーブルが埋まるラーメン屋、なのだが。
今回はどうしても新座店でなければならないし、焼肉定食でなければならない。というのも新座店は焼肉定食の評判が高いのだ。電話すると営業中とのことなので、野火止(焼き畑に由来して好きな地名のひとつ)に向かう。前夜の降雪から一転して雲ひとつない空を横目にクルマを走らせる。



少し薄味かなとパートナーが言うので、豚肉にタレを絡めてもやしや玉ねぎと一緒に食べてみて、と勧める。ほんの少し豚肉の臭みはあるが、塩コショウでしっかりと下味は付いているし、けして薄味ではない。しかし濃すぎないところが旨い。飾らなさに、懐かしさを覚える。「家庭の味」と言うが、「友達の家の味」のような距離感のものがあると思う。これはそれだ。〇〇君の家に遊びに行ったら〇〇君の母ちゃんが作ってくれた、というような。母が作る味とはちがうのだがこっちも旨い、というような。中学生みたいな気分に戻るから、ご飯は大盛でいい。
気取らない焼肉で盛りのよい白米を心置きなく頬張る。人気にも頷ける。視線を交わして微笑み、「また来たいね」と言い合った。テーブルで互いに撮り合った画像でも、ふたり穏やかな顔をしていた。画像の自分が他人には見せない表情をしていたせいで、今日が特別に与えられた一日なのだと知る。心に残るということだ。一緒に来たことを何度も思い返すだろうという意味だ。胸に感謝した。
次回くるまやに来たら、カインズとベイシアにも寄ろう。ペットショップを覗くだろう。工具売場は欠かせない。家族連れに少し肩身の狭い思いを抱きながら、総菜売場ではしゃぎ、ソフトクリームを食べよう。広い駐車場で「クルマどこ置いたっけか」と笑おう。
CDを入れたままだったから、帰路でも Rag’n’Bone Man が流れていた。
