推しのイベント当落のシビアな現実について考えてみた~ママリスナーが推しのイベント落選で大号泣した話~
こんにちは!
すとぷりママリスナーのセニカです。
このたび、私の推し活人生において、とてつもなく悲しい事件が勃発しました。タイトルにもあるとおり、なんと、大好きなジェルくんにお会いできるチャンスだった対面イベントに落選してしまうという事態が発生したのです。初めて体験した「対面イベント落選」は、自身の予想よりはるかに大きな痛みを伴う、非常につらく苦しい時間でした。
今回のこの記事では、対面イベントの落選という経験と、その経験をとおしていろいろ感じたこと、考えたことを書き綴ってみたいと思います。
当落発表~イベント終了まで七転八倒の2週間
今回、私が落選してしまったイベントは、5月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、ぴあアリーナMMにて開催された『STPR Family EXPO!!』に合わせ行われた、私の推しジェルくんによる、劇場版遠井さんのムビチケお渡し会です。
ムビチケお渡し会ですので、読んで字の如く、対面形式でジェルくんから直接ムビチケを手渡してもらえる、そして、少しお話もできるという、特にジェルくんのリスナーにとっては、はたまた夢のような対面イベント。STPR EXPOのチケットを2枚購入につき、1口応募できるという条件でした。
しかしながら、私は今回、残念ながらいわゆる「積む」ということができませんでした。後ほどあらためて触れますが、理由はシンプルに財力不足です。それでも、EXPOには娘と一緒に参加しようということになったので、2人分のチケットを購入。可能性はゼロではないと、わずかながらの希望を胸に1口だけ応募しました。
当落発表は、当選者にのみメールが送付されることになっていました。当落発表の当日、私は出かけており、帰りの電車の中で発表の予定時刻17時を迎えました。
17時を過ぎて。
1分、2分…。
メールは届かないまま、ただただ時間が流れていきました。こういう当選メールって、時々遅れることもあるし、これから来るのかも? 淡い期待を少しでも長く抱いていたくて、SNSを開いて確認する勇気がしばらく出ませんでした。
でも、結局。
運命の女神様が、私に微笑んでくれることはありませんでした。
落選を確信したのは、当選した皆様の喜び溢れる報告を見たから…。私は、電車の中でスマホを握りしめたまま、涙をこらえるのが精一杯でした。
それからイベントを挟んで2週間。
私は、七転八倒しながら、それはそれはつらい時間を過ごすことになりました。
正直に言いますと、これは自分でもちょっと予想外の展開でした。たった1口の応募ですから、落選は予想通りの結果でした。今回、積まない(正確には、積めない…)と決めた時点で、その覚悟はできているつもりでしたし、ある程度、冷静に受け止められると思っていたのです。
ところがところが…。
自分でも信じられないほどに心乱れて、激しく落ち込んでしまったのです。いやぁ、当落発表から、イベント当日、そしてその後まで。いったいどれだけ泣いたことでしょうか?
40代後半のいい歳したおばちゃんが、親子ほども年の離れた若き推し様に会えなくて、むせび泣いている姿は、一歩引いたらなんて滑稽なんだろうと思うもう一人の冷静な自分もいましたが…(苦笑) ただただ、ただただ、本当に切なくて悲しかったのです。
イベント落選はなぜこんなにもつらいのか
それで、私、見事に激凹みして、ずーっとウジウジ、メソメソしながらも。あまりに切ないのでこの思いをnoteの記事にしてやろうとずっと考えておりました(笑)
自分の予測をはるかに上回るつらい体験となった今回の落選、なぜこんなにも苦しいのか。そこには、ただ単に「推し様と会えない」という事実以上の何かが隠れている気がしました。涙ながらに分析を遂行した結果、主に以下の2つの要因が浮かび上がってきました。
①SNSという存在
前回の対面イベント、握手会の際にもまったく同じ原因で迷走してしまいましたが、今回もやっぱり、つらさを倍増させる何よりの原因は、SNSの存在に他ならないと気が付きました。SNS、それは、楽しい時にはその楽しさを分かち合うことで喜びが倍増しますが、ひとたび今回のような事態が起こると、一転。まさに諸刃の剣と化してしまいます…。
私と同じように、残念ながら落選してしまった人も見かけましたし、そもそも遠方に住んでいるなどの事情で、イベントの参加自体が無理という方のほうがきっと多かったはずです。
でも不思議と。
こういう時って、そっちに目がいかないものなのですよね…。
当選の報告ばかりが目に入り。まるで、自分だけ会えないかのような錯覚に陥りました。そして、自分は運命の女神様に選んでもらえなかったんだ、それは何でだろう…そんなふうに、考えてしまう自分がいました。
当落発表の直後も激しく落ち込みましたが、それ以上につらかったのは、イベント当日とその後です。
自分という人間はつくづく器が小さいと思い知る羽目になりましたが、他の皆様の幸せいっぱいの報告を、一緒に喜んで眺めることなど、私には到底できませんでした。自衛のためSNSをあまり開かないようにしていたものの、それでも飛び込んでくる報告の投稿が目に入るたび、胸に「ズキッ」と鋭い痛みが走りました。
そして、ここでふっと頭を過ったのが、一時期読み漁っていたアドラー心理学の本に書かれていた、アドラーの言葉です。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
もし、SNSという存在がなくて、他のリスナーさんの様子を一切知ることがなかったら。単に自分が推し様に会えないだけだったら。ここまでつらい思いをすることはなかったのではないかと思います。今回は残念だったけれど、また次のチャンスがある!と、もう少し簡単に気持ちを切り替えられた気がします。
でも、自分は行けなかったイベントに、当選を果たして参加している皆様の姿を目の当たりにすることで。嫉妬心が芽生え…。嫉妬心が芽生えてしまったことに対して、自分の中で罪悪感が芽生え。自分は選ばれなかったと感じて劣等感が芽生え…。そんな風に捉えてしまう自分に再び罪悪感が芽生え。
このドス黒い負のループ。
いやぁ、まじで苦しかったです。本当に…。
②財力不足からの自己否定
続けて、2つ目の要因ですが。
ここはnoteなので、ぶっちゃけて、書きますね…。
抽選形式の対面イベントの勝敗を分けるのは、ズバリ「財力」です。
もちろん、財力がすべてではなく、同じぐらい運も必要です。実際、今回のイベントでも、1口応募で当選されている強運な方もお見かけしました。その逆もあって、たくさん積んでも全落ち、そんな話も耳にします。
しかしながら、そうは言ってもやっぱり。たくさん数を申し込むほど、当選確率が上がることは紛れもない事実です。意地でも推し様に会いたいのであれば「積む」しか選択肢はない訳です。
今回、私は恥ずかしながら金欠の極致で、積むことができませんでした。そうなると、落選した時にどうしても頭の中で考えてしまうのは…。
「ああ、もっとお金があれば!!」
…という思いです。悔しさと敗北感がミックスしたような非常に苦々しい感情でした。
そして、それをさらに突き詰めていくと、これまたどんどんと負のループに陥っていきます。自分にもっと財力があれば。もっと稼げていれば。もっと良い仕事に就けていれば…。そうできていない現状は、自分自身が悪いのだと。自分の能力不足、努力不足、経験不足、何もかも足りない。それは自分が劣っているからだと。自分を責め、自己否定感が強くなり、今の自分にすっかり自信喪失してしまいました。
また私は、子どもの不登校と向き合うため、前職を辞めています。今の仕事より時給も高く、仕事内容も好きでした。在宅勤務とフレキシブルな働き方ができるということを優先して、時給や仕事内容は妥協して今の仕事を選んだので、子どもが不登校にならなければ、あるいはもっとお金に余裕があったかもしれない。私が母親としてもダメだからだ…と。
…なんてところまで、ズブズブと掘り下げてしまい。
ここまでくると、本当にもう闇に落ちてしまいます。自分の仕事や、子育て、これまでの人生にまでネガティブな思考が及んで、今在る自分自身の姿をすべて、否定してしまいそうになる。
戦況を冷静に眺めるもう一人の自分が、「そこまで、そこまで!ストップストーップ!」と大声で叫んでホイッスルを吹きました。
イベント落選の意味とよかったこと
イベントの当落自体は、純粋に運ですから、自分が「選ばれなかった」と考えることはナンセンスですし、ましてや、「なんで自分は選ばれなかったのか?」などと問うことに意味はないと分かっていながらも。私はそれを考え続けました。
その答えを意地でもひねり出さないと、どうしてもこのネガティブな思考から脱却できないと思ったからです。面倒な性格でホントすいません(笑)
そして煩悶の末、自分なりに納得できる1つの答えに辿り着きました。それは、「落選の痛みを知るための経験だった」ということ。
私は、こうして文章を書くことが好きで、これが自分の本業であると感じています。これからも、いろいろな思いを書き残していきたいと考えている中で、これは経験しておくべきことだったのだと思うと、自分の心を巣食っていた重々しい負の感情が、ほんの少しだけ和らぐような気がしました。
正直に告白しますと、これまでの私は、イベントに参加できないそのつらさを、甘く見ていたと思います。
自分が参加した側でSNSで発信する際、もちろん、イベントに行けない方への配慮は自分なりにしていたつもりでした。でも、どんなに配慮したとしても。どんなにオブラートに包んでも。ワンクッション置いても。それが、参加できない側の人間の心を、傷つける可能性があるということを。今回のこの落選を通じて、痛いほどわかりました。過去に自分が、無意識のうちに誰かを傷つけてきたかもしれないことも…。
もちろん、そういった内容の発信が悪いとは全く思いません。SNSは、嬉しかったこと、楽しかったことを発信してして然るべき場所ですから…。私も今後また、イベントに参加できる機会に恵まれた際には、楽しかった時間の報告を投稿するでしょう。
しかしながら。
当落やイベントの報告に限らず、他の様々な推し活においても。自分が無自覚に投稿するこの1つのポストが。誰かにとっては、マウントとなって、その心を傷つけているかもしれない、そういう自覚をちゃんと持ちたいと思ったのです。自分の発信する内容に、言葉に、もっと責任を持たなければならいと強く感じて、自分の中でSNSに対する意識が大きく変わりました。
このことは、これからこの界隈で推し活を続けていくうえで、とても大切な気付きであったと思います。
さらに、イベントに参加できるということ自体が、どれほど幸運で恵まれているかということも再認識しました。特に、対面イベントに当選を果たして推し様とリアルでお会いできるのは、本当に一握りの選ばれし人たちです。
それは何も、当選できる運についてだけを言っているわけではありません。いろいろな事情があって、そもそもエントリーすらできない人だっているはずです。遠方であったり、家庭の事情であったり。今回の私と同じように、お金が理由で参加が難しい方もいるでしょう。推し活に費やせるお金や時間には限りがあり、それは本当に人それぞれ違います。
今回の落選で私は、財力がないのは自分がふがいないからだと、自分を責めてしまう負のスパイラルに陥ってしまいましたが。今、自分自身が置かれてる環境は、必ずしも自分の努力が反映されているとは限らない…ですよね? 人生には自分の力ではどうにも変えられない不可抗力だってあります。すべての努力が、報われるとは限らない…。
…て、あれ? なんか、壮大な人生論になってきちゃった(笑) でも、これ、本当にそう思うんです。
また話が舞い戻ってしまいますが、SNSで周囲の様子が見えてしまうと、特に。周りはみんな、もっと余裕で推し活を楽しんでいるように見えてしまうことがある。周りと比べてしまい、自分は何でこんなにツイてないんだろう?なんて思ってしまうこともままあります。
でも、そこでふてくされて腐って、匙を投げてしまったら。諦めてしまったら。努力することをやめてしまったら。永遠に、チャンスは訪れない…。それに、そんなネガティブなマインドで推していたら、それこそ運命の女神様は微笑んでくれない気がします。
だから…。
推し活に使える時間やお金は、人それぞれ限りがあって、決して平等ではないけれど。それはとってもシビアな現実だけれど。それでも…。
与えられた環境を受け入れて、その中で自分なりに精一杯、推していくこと。自分の持てる時間とお金の中で、最大限、楽しんでいくこと。そして、様々な幸運が重なって推し活ができていることを忘れることのないように。推しを推せる、今この瞬間の奇跡に感謝すること。
今回、何より考えさせられ、そして、学び直したことでした。
Oh, I learned the hardest way…
どうしてこんなにも推しに会いたいのか
…ていうか、そもそも。
どうしてこんなにも、対面イベントに行きたいのか? 推し様に、ジェルくんにリアルで会いたいのでしょうね???(笑)
ここまで私が書いてきたこと、「推し」という存在がいない人にとっては、ある種の狂気の沙汰と思われるでしょうか? 私もこの界隈に来る前は、推しのイベントにお金をつぎ込むなんて信じ難いと思っている派でしたから…。それが今となっては、いい歳こいて、推し様に会えなくてメソメソと夜な夜な枕を濡らしているのですから、我ながら笑うしかありません(笑)
でもね、会いたいんですよ、本当に!!!
その理由についてもずっと考えていたのですが、残念ながらこれに関しては、答えが出ませんでした。
昨年の夏、初めて握手会に参加した際は、日ごろの感謝の気持ちをどうしても直接会って伝えたい!という強い思いと同時に、興味と好奇心も大きかったと思います。配信や動画などを通して、強く心惹かれた相手に、一目会ってみたい。特にすとぷりのメンバーは、普段は顔を出さずに活動をしているので、純粋にどんな姿をしているのか?大いに気になったというところも、申し込みを決めた動機でした。
しかしながら、その時実際にお会いした経験が、それはそれはとてつもなく幸せだったのですよね…。
たった数十秒。
それでも。
天にも昇るほど幸せで。
一生忘れられない、奇跡のような体験でした。
それがあるからまた、会いたくなってしまうのだと思います。たとえ、ほんのわずかな時間でも。大好きな推し様と実際に対面で会って、言葉を交わすことのできる、あの夢のような時間を、心が追い求めて止まないのです…。なんなら、今この瞬間だってめちゃくちゃ会いたい!!
だからきっと、「どうしてこんなにも推しに会いたいのか?」の答えは。
シンプルに…。
ジェルくんのことが大好きだから。
でしょうか?(笑)
これって、リアルで恋愛した時と同じですよね。好きな人には、いつだって会いたいし、話したいし、触れたいし、1分1秒でも長く一緒にいたいですよね。それは、相手が推しでも同じことです。
大好きだから、会いたいんです。
割り切れない、と割り切る! クヨクヨしながら推していきます…
さて、そろそろこの記事もまとめに入りたいと思います。
じつを言いますと、こうしてこの記事を書いている今なお、心の傷は完全には癒えていません。…というか、癒えることはない気がします。大切なイベントに参加できなかったこの心の穴は。どうやったって、埋め合わせることはできませんから。
だったらその癒えない傷を背負って推していくしかないし。さらには、こういった傷は、これからも増える可能性がある。果たして、再び傷を負うかもしれない、その勝負を受けて立つ覚悟が、今の自分にあるのだろうか?そんなことも、何度も考えていました。
時々、こういうことで気持ちがつらくなって、離れていくことを選ぶ人を見かけることもあります。降りる人、推し変する人、推しを増やす人…。今ならその気持ちも理解できる気がします。
これ以上、傷つかないために。
自分の心を守るために。
その方法は人それぞれで、どれも正しくて、間違いではない。
でもね…。
私の場合はもう、その道を選ぶことはできないと、今回心の底から悟りました。
だって、もう。
深く踏み込みすぎてしまったから。
この沼に、ハマりすぎて抜けられない。
後戻りはできないんです。
ジェルくんのことを、大好きになりすぎてしまったから…。
離れるなんてできないし、ジェルくん以外を推すことなんて、1ミリも想像もできません。いや、むしろ、今回負った心の傷を癒せるのは、いつかもう一度ジェルくんにお会いできた時だけだと密かに思っています。正直、今だって会いたくて会いたくて仕方なくて、めちゃくちゃ寂しいんです。きっとこれからも、永遠にクヨクヨすると思います…。
だからね。
割り切れない、と割り切る!!
…ことにしました。クヨクヨしながら推していきます!!(笑)
先日の放送でジェルくんが、「考えすぎて、ネガティブにならないこと」とおっしゃっていて、なんだ?まるで見透かされているようではないか?と、とっても耳が痛く、苦笑いしちゃったんですが。「病んでいこう」とも言ってくださる優しい推し様は、時には立ち止まってクヨクヨすることも受け入れてくれるはずです。
そして、クヨクヨしながらも。もしまた次に、ジェルくんに会えるチャンスがやってきたら。その時は再び、そのチャンスを掴むべく。シビアな当落合戦にエントリーする道を、私は選ぶだろうと思います。
大好きなジェルくんに、いつかまた、会えますように!!
こんなどうしようもない愚痴のオンパレードの長い長い記事を、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
追記
最後にもう1つ、とっても大切なことを伝えさせてください。
それは、毎度ながら、周囲にいるお友達への感謝の思いです。今回もまた、FF様の優しさに本当に救われました。落選して落ち込んでいる時、リプをくださったり、わざわざDMやLINEのメッセージで、心配して声をかけてくださったお友達がいました。会った時に慰めてくれたお友達もいました。私のしょうもない愚痴を聞いてくれて、気持ちに寄り添ってくれて、こんな私にたくさん優しくしてくれて、本当にありがとう!!
ツイてないな、なんて、思っちゃうこともあったけれど、周囲のお友達には本当に本当に恵まれているといつも思っています。そばにいてくれて、本当にありがとう。みんな大好きです!!
