ハイエンド系ネットワークオーディオについて、(配信サービス、PCオーディオ、高音質再生ソフト)
PCオーディオ及び、ネットワークオーディオの話、それに伴うハイレゾの話などを書いてみようかなと。まずは、ネットワークオーディオ関連から書いてみます。ESOTERIC N-05XD導入後のその後という話でもあります。
結果的にですが、Qobuzを使ったRoonとAudirvāna Studioの比較記事になってしまった感がありますw
※ちょっと前に書いた記事なのですが、ニーズもなさそうなので、公開せずでした(笑)。
N-05XDをつかってネットワークオーディオをやるなら、やはり、それ向けの配信サービスと連携させるべきかなと思い、N-05XD導入初日に、トライアルでTIDALとqobuzに入って、どっちかよい方を利用しようかなと思ってやってみましたが、TIDALは、日本対応していず、一旦は、Qobuz(コバズ)から利用してみることにしました。
※TIDALも、日本在住の海外利用者という体にすれば、使えるようで、やり方はいろいろあるようですが、少し、面倒そうだったので、Qobuzを選びました。
その前に、各種配信サービスについてのざっとした感想をまとめてみました。
<配信(ストリーミング)サービスの比較>
Qobuz → 今使っています。音はいいですし、ハイレゾ対応ファイル(曲)、ハイレゾ対応アルバムが充実していますね。
TIDAL → 現時点では、日本でのサービスなし(VPN接続で利用できるが面倒)。なので、まだ試していません。しばらくは、Qobuzでよいかなと。
Apple Music(i Tunes) → 元々使っていた。昔と比べたら音は良くなったし、普通にBGMで聞く分には違和感なし。ただし、高音質再生ソフトとの連携ができない。
spotify → 使ったことがないので、比較できず。
アマゾンミュージック → これは音が悪い。ザラザラしていて聞いた瞬間にわかるレベル。音質を求める人にはあまり勧められません。今後、改善されるかもしれませんが、今のところは、音質にこだわらない人向けかな。
<高音質再生ソフト>
先に紹介したストリーミングサービスは、それ自体でも再生ができますが、それらをさらに、高音質で聴く場合などには、高音質再生ソフトの連携で利用するのが良いようなので、とりあえず、ESOTERIC N-05XDと連携させて利用することを前提に、以下、2つ、RoonとAudirvāna Studioを試してみました(念のために書くと、N-05XDは複合機なので、単体でもDAC、オーディオインターフェースとしても利用できるので、普通にPCから出せる音は出せます。ただ、今回は、ネットワークオーディオ、PCオーディオでの高音質再生に絞って書きます)。
以下紹介する、二つの再生ソフトが連携できるのはQobuz(コバズ)やTIDALなどであり、Apple Music(i Tunes)、Amazon Music、spotifyなどと組み合わせての利用はできません(うちは前からApple Musicでサブスク利用はしていましたが、Apple Musicは利用対象外なので、TIDALやQobuzなどに加入する必要がありました)
利用は、両者ともに、
・ハイレゾ・ストリーミングサービス、Qobuz(コバズ)。
・ローカル(取り込んだCDやFLAC、DSDファイルの再生)。
で、聞いてます。
Roon
まずやってみたのは、ネットワークオーディオユーザーの間で利用者の多いRoonを入れてみました。
その後、Audirvāna Studioも試してみました。
まずは、Roonから。
Roonはこちらの方の記事とかがわかりやすいかもしれません。
うちの場合、QobuzとRoonの組み合わせ。
ハードウエアはESOTERIC N-05XDです。
とりあえず、配信サービスに加入する前に、Roonに自分のパソコンに入れてあったアルバムをとりこんでみましたが、アーティスト600、アルバムは3500くらいはいっていました。もちろん、持っているCDを全部リッピングしているわけではないので、これは一部ですが。
これは、使ってみないと、機能や概念がわかりづらいかもしれません。
これ単体では動かないのですが、かなり便利ですね。
・リッピングした音楽ファイルの再生。
・ストリーミングサービスでの再生。
・ミュージックサーバーとしての利用
(サーバー利用しているPCは、当たり前ですが、起動し続けておく必要がある。自宅のほかの部屋、車で自宅のライブラリーを聞くなどができる)。
自分のPC内にある音楽データを取り込んで聞くことはできますし、それぞれいろんなバージョンが入っているのを管理できるのはいいですね。
リッピングしているのを聴くこともできますが、何らかのストリーミングサービスに加入しての利用が一般的かもしれませんし、こういうサービスへの加入なしではメリットは低いかもしれません。
Roonが便利なのは、紐づけ、関連Search、後は配信サービスの音源のフォーマットや、バージョンの一覧を表示して選んで聞いたりできることですね。あとは、私はあまり使わない機能ですが、ミュージックサーバーとしても利用できます。
その後、Qobuzに加入し、組み合わせて利用してみました。
DSDファイルで販売しているアルバムを購入して試してみたりもしました。
これについては、また改めて記事にする予定です。
Audirvāna Studio
その後、Audirvāna Studio(オーディルヴァーナ スタジオ)を見つけたので、こちらをトライアルで試してみました。
音に関しては、こちらの方が好みかなという感じではありますね。
こちらも、Roonと同じく
・Qobuzとの連携
・ローカル(リッピング)ファイルの再生で利用してみました。
ソフトの趣旨からして、内容や機能は、だいたい同じですかね。
こちらもアップコンバートも試しました。
最近は、ほぼ、こちらを使って音楽を聴いています。
しかし、このソフトとにかく操作性が悪い。なので、面倒ですが、対策としては、聞きたいアルバムを、Qobuzでお気に入りリストに入れてAudirvānaで再生する感じにしています。こうすればリストに追加される(つまり連動している)ので、そういう感じで準備しておいて、聴くときはAudirvānaを起動するみたいな感じで利用してます。面倒ですけどね。
後は設定のところですかね。設定もこういうのになれていないと、少しとっつきにくいかもしれません(慣れていないと使い辛いのはRoonも同じですが)。
私は、現在のところ、カーネルストリーミングでアップコンバートで使っています。ドライバーはほかに、Win用(WASAPI)とASIOが選べます。ASIOと言えば、スタインバーグ。元々、私は、ずっとCubaseユーザーですし、ASIOのドライバーは優秀ですし、慣れ親しんできましたが、これに関しては、いまのところ、カーネルストリーミングの質感が好みかなという感じです。
<RoonとAudirvāna Studioの比較まとめ>
Roon(ルーン)
全体的に高品質。操作性も良い。明るめ、すっきり系の音。総合的な性能、サービス、機能に優れている。アップコンバートも充実しているし、Musicサーバー(Roon ARC)としても利用可能。
リッピングした音楽ファイルのライブラリー管理も使いやすくて便利。
歌詞の表示もできる(データがある場合)
曲やアルバムデータ、演奏者の情報なども確認できるので便利。
それらの情報にアクセスすることで、更に深堀することも可能。
ただ、これがあるがゆえに、あれこれ調べて気が散る面もある(笑)
あえて言えばクラシックなどを聴くのに向いているかも。あくまでもあえて言えばですけど。
Audirvāna Studio(オーディルヴァーナ スタジオ)
音は好みではあるが、操作性悪し。
どっちかといえば、濃厚でしっかりした音。
中域など、音楽的に中心軸になっている帯域の再生能力が高い。
アップコンバートや再生方式をいろいろ選べたりカスタマイズできる部分はなかなか秀逸。
演奏者のデータ、アルバムの情報の表示に関しては、ほぼできない。
歌詞も表示できない。
Audirvāna Remoteを使うことで、スマホで選曲などができる
VSTプラグインが使える。これはDAWをやっている私としては面白い。使いはしないですが、使えるというのが面白いなと思いました。
ロックやジャズを聴くといい感じに鳴らしてくれる印象。
古い音楽でもうまく鳴らせる印象。
どうでもよいですが、名前が憶えづらい(笑)。
でも、最近は、こちらで聞いていることが多い感じです。
まとめを簡単に書けばこんなところでしょうかね。
ストリーミングサービスの利点は、CDをトレイに入れずとも聞けるところですね、CDも多くなってくると、探すのが大変だったりするんですよね。
アナログ(レコード)はそれはそれで好きなんですが、「音楽を聴くぞモード」のときでないと、CD以上に大変でもあるので、PCあるいはスマホ上の操作で色々聞けてしまえるのはかなり便利だなと。
後は、特定ミュージシャンなどのプレイリスト作ってアルバムを全部聞くとかも便利ですね。
ネットワークオーディオやPCオーディオは、以前から細々とはやってきましたし(10年くらい前)、使い方次第かなというところはあったのですが、本格的に利用しようとすると、音質のところで難ありでした(構築のためのノウハウや投資も含めて詰めてませんでしたので)、今年、「そろそろやってもよいかな」と思い、ESOTERIC N-05XDを導入したので、それを生かしたシステムとしては、この方向はありですね。
今のシステムであれば、Audirvānaのアップコンバート機能もあますところなく使えますし、Qobuzとの連携のおかげでハイレゾ音源でも聞けるのは利点がありますしね。
こういうサブスクサービスは固定費はかかるのが難点ですが、最近はCDの新譜を買うことも減ったので、それを考えれば、この運用方法はありかなと思っています。もうCDやレコードを置くところもなくなってきてますしね(笑)。
といっても、CDやアナログもやめるつもりはありません。
それぞれ楽しむ感じで行こうと思っています。
両ソフト共通ですが、アップコンバート機能は、なかなか優秀で使えますね。もちろん、元の音源にもよりますし、全てが良くなるわけではないですが、CDのアップコンバート再生と同じで、基本的には良い方向になるといってよいかなと思います。
CDを含めてですが、Digital音源の再生におけるアップコンバートの重要性については、オーディオ的にはかなりの利点があるなと今更ながら実感しております。これはCDだけを使っているときには、そこまで深く気付いていませんでしたが、ネットワークオーディオとかPCオーディオを深堀しだしてから、色々気づくことが多いですね。
とはいえ、アップコンバートで善し悪しが出てしまう面もあります。このことについては、書くと脱線が長くなるので、書きませんが、まぁ、当然という面はあるかなと思います(一言で言えば、アップサンプリングでやれることは、質感の制御、質感を変えることであって、中身までは変えられないからです)。
結局、この辺りは「元音源次第」ということに尽きるかもしれません。
その角度から書きたいテーマとしてあるのが、やはり「音圧問題」ですね。
ここは大きいですね。
その枝の話として、ハイレゾについても書こうと思っていますが、時間ができたらになりそうです。
しかし、N-05XD、複合機なので、多用途に使えて便利すぎるw
