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猫には9つの命がある?:レジリエンスに関する言葉から考える

"A cat has nine lives."

昨日またまたイギリス人同僚が教えてくれました。

初めて聞いたので、説明してもらうことにしました。

昔からの英語のことわざで、猫は高いところから飛び降りても着地するし、難しい環境でも生き延びる。9回生まれ変わると言っても過言ではないくらい持ち直す、という意味だそうです。

私がnoteを書いているのは同僚も知っているので、
昨日"Win or Learn"について書いたと本人に話すと、
嬉しそうにして、レジリエンスの話になりました。

レジリエンス:立ち直る力・再起力

resilience
1. 〔病気・不幸・困難・苦境などからの〕回復力、立ち直る力、復活力
2.〔 変形された物が元の形に戻る〕復元力、弾力(性)

日本語のことわざでは、「七転び八起き」でしょう。

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』でも、
どうやらこの例えが出てくるようです。

ケンブリッジの英英辞典やらシェイクスピアで
なんだか英語の先生ぽくなってしまいました。笑

変化が多いVUCA時代に、
必ずしもいいことばかりではないかもしれません。

倒れないようにするというよりは、
倒れても立ち上がる力やモチベーション
意識する必要があるのではないかという話をしました。

Falling up: 転ぶ勢いで立ち上がる

レジリエンスの話をして、一つの話を思い出しました。
ハーバード心理学教授のShawn Achorさんの話です。

ご自身が学生の時に心理学の実験台として、
「高齢者支援の実験」と聞いて参加したそうです。
装置をつけて30秒毎に転んで、120回転び終わると、
「ビデオを撮るのを忘れた」と言われ、
さらに120回転んだそうです。

アザだらけになって披露困憊すると、
この実験のネタを明かされたそうです。

これは、
「どれほどの痛みと苦しさに人は耐えられるのか」
「提示された報酬に対してどこまで我慢するか」
という大変な実験だったそうです。

彼が出した結果は、
「たくさん耐えられる」という結果だったそうです。

参加者の中で最後まで耐えたのは彼だけで、実験の主催者の教授が追加で200ドルの治療代を渡したそうです。

彼はこの時に、転んだ時に起き上がる能力の本質を学んだと言います。

2006年にハーバード大学で、最もレジリエント (立ち上がる能力が高い) 学生たちの研究をしていた時に見つけたのが「再起力」ということでした。

Falling up:下降への勢いを使って立ち上がる

彼が提案する言葉の一つで、非常に深いと思います。
私のお気に入りの言葉カードに入っています。

マイケルジョーダンの言葉

マイケルジョーダンの言葉も思い出しました。

子育てのスキマ時間を捻り出し、
Netflixの"The Last Dance"を何度も停止しながら
彼の言葉を拾いました。

"I have failed over and over and over again,
that is why I was succeeded."  
               Michael Jordan

(何度も何度も何度も失敗した。だから成功したんだ。)

最後に

日本語でもレジリエンスは聞くようになりましたが、
倒れても起き上がれるかどうかというのは
変化の時代に大切な能力のような気がします。

転んでも起き上がって何をやりたいかというモチベーションも大切に、下降への勢いを使って起き上がる "Falling up"とぼんやり考えながら、バンコクのノラ猫を見つめていました。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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