伸びきったゴムは切れやすい - 完璧主義からの脱却
親からの教えの一つです。
伸びたり縮んだりする輪ゴムも、伸びきった状態が続くと、少しの刺激でも切れやすいというということです。この言葉に支えられたことが何度もあります。
これまで、英語との向き合い方や、実際にどんな場面で英語を使っているかという事例について色々とnoteに書かせていただいています。
英語との向き合い方については、いろんな意見や体験談があり、一つの正解はないと思うのですが、実際の使用場面を知ることや、一人の事例として私みたいな人もいるということが、誰かの役に立てばという思いで共有させていただいています。
今日は完璧主義からの脱却について考えていきたいと思います。
はじめに - 妥当なゴール設定
英語に関しても、自分が思っている完璧な結果を目指そうということは素晴らしいことで、できる方は続けられて良いと思います。
自分の限界を超えていく一つの術かもしれません。
「成功者は感情を目的意識に服従させる」
と『7つの習慣』の中にもありましたが、これを実践できている方は本当に素晴らしいと思います。
ただ、自分の100%のエネルギーを注いでも、予想と違う結果になることはありうるかと思います。
自分の取り組みに対する100%と、結果の100%は別のものとして考えた方が良いかもしれません。
また、その100%と思っているゴール設定が妥当かどうかも考えてみると良いかもしれません。英語を勉強しようと思ってやるのか、英語の中を通り過ぎるのかというというバランスもあるでしょう。
英語と向き合う際の完璧主義からの脱却に関して、私が思う4つのポイントについて見ていきたいと思います。
1. 内容や目的にフォーカスする
日本語のニュースを聞いたときに、一字一句覚えていることはまずないと思います。30分の話を聞いたあとでも、大事なポイントをいくつか抜き出すという聞き方というが大半の方のニュースの見方ではないでしょうか。日本語のボキャブラリーを増やそうと思ってニュースを見るのではなくて、知りたいから見るのだと思います。英語でニュースを見る際も、内容にフォーカスすると良いかと思います。知らない単語があっても良くて、全部が聞き取れなくても良いと思います。わからないことがあっても、「あ、わからなかったな。違うトピックならもう少しわかるかな。」という感じで見ると良いでしょう。そして要点を汲み取って誰かに伝えたり共有する、この作業の繰り返しが良いでしょう。
Readingをしていても、知らない単語が出てくる度にすべて調べていると時間がかかるのと、疲れてしまうという経験をされた方もいるかもしれません。読む目的を再確認し、読むものの種類によって違う読み方ができると要点を汲み取りやすいと思います。例えば、ビジネス関連の話の記事であれば、要点はまとまっているはずなので、見出しやトピックセンテンスだけを追っていくという読み方もあるでしょう。目的によって速く読んだり、ゆっくり読んだりという使い分けができると良いと思います。
また、会話の際には、面白い体験をしたような話や参考になる話など、その内容に注目してくことが良いかと思います。
2. 達成可能なゴール設定
これは私が本当に意識している点で、今までのnote記事でここに関連しているものも多いかと思います。一つしか言語が話せないネイティブスピーカーが話す英語は、私たちが目指すゴールではないと思っています。目指すべきゴールは実際に英語を使って活躍されている方たちで、現実的に達成可能な姿です。この話題に関する論文もいくつもありますし、私も少しだけ書かせていただいています (こちら)。
ネイティブスピーカーが話す英語を100点として、どれだけそれに近づけるかと考える方もいるようですが、私はそこを英語学習のゴールとするのは非現実的だと思っています。そもそもネイティブスピーカーとは何かという話になってきますし、アメリカでもイギリスでも地域、階層、コミュニティーによって種類は様々です。そもそも達成が難しいもの目指すと、達成ができないと感じるたびにモチベーションが下がってしまう可能性があります。アウトプットに関しては、「通じる」ことや "Intelligibility" という現実的なところにゴールを置くことで継続的に達成感を得られるのではないかと思います。
3. とりあえずシュートを打ってみる
バスケットボールでシュートの打ち方について、頭に考えているだけでは入るようにならないと思います。完璧になってからシュートを打とうと思ってもそんな瞬間はなかなか来ないので、シュートを打ってみることが大切かと思います。そこからシュートが入った理由や外れた理由を考えたり、次のシュートを打つ際に微調整をしたりしていく感覚が良いと思います。試合にも出てみて、試合中にシュートを打って学んでいく。
こんな感覚が一番良いのではないでしょうか。辞書を全部覚えようとしたりせず、例えば関心のあるニュースや話題を読むところから入って、それをメモとして携帯でメモを取る練習をしたり、話題としてコミュニティーのなかで話題として取り上げてアウトプットをしていくと、記憶に残っていくかと思います。言語交換コミュニティを促す場所もいくつかあるようなので、試してみても良いかもしれません。
4. プロセスを楽しむ
プロセスが楽しくて通り過ぎることで、自然と身につくこともあるかと思います。好きなことには没頭できるものです。以前にも書きましたが、私はNetflixでThe Last Danceというマイケルジョーダンのドキュメンタリーをすでに何度も見ています。時々停止しては良い言葉を拾ったり、ということもしています。幸いなことにコンテンツは豊富にあること、内的モチベーションは強いので続けられるところが大きいかと思います。
最後に
英語に関しては、思った通りにならないこともあると受け入れて歩き続けることが良いかもしれません。意識的な学習に集中しすぎて、ゴムが切れてしまう前に息抜きもして、楽しさや継続のための糸口を見つけられると一緒に歩き続けられるかもしれません。その後で走りたくなるかもしれません。
意識的な学習については、3日坊主でもいいと思います。3日坊主をまた始めれば継続していることになるからです。私は飽きっぽい部分もあるのでこんな感じで繰り返してきています。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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