人生をサバイブするための必読書! ヤマケイ文庫 ドキュメント『道迷い遭難』【山】【事故】


3年目の積読本


オーディブルをはじめまして。

最初に聞きはじめたのがこちらの作品。

読書初心者も読書家も、もっともっと自由に本を楽しんでいいんだよ!ってメッセージがつまった一冊。

オーディブルだと著者による朗読の声もきれいで入眠前に最高です。


さて、『読書は鼻歌〜』をきいてから、本を読みたくてしかたがない。

何十冊も本をつめこんだ無印キンドルのタイトルを眺めていると、以前買ったまま放置していた一冊を発見。

こちら。

履歴をみると購入は2022年。

当時SNSで遭難時の幻覚幻聴の様子がめちゃくちゃ怖いって話題になって購入した記憶がある。

タイトルを目にした途端に読みたくなって読書スタート。


いつどんな本を読み始めるか、読み始めるまでわからない。積読ってこういう日のために日々本を溜め込んでます。


歯車が音もなく狂いはじめる


いやいや最初の事例から怖すぎですよ。

独り山歩き。雨。体験者は目が悪い。メガネは曇る。地図読みづらい。

気づいたら獣の糞だらけの道にきてしまって、道を間違えたかも…って思ってもそのまま先に進んでしまう。

その後、滝のそばを下りていき、なぜか滝にダイブして足を負傷。

滝壺のちかくで野宿決定。携行食糧もつき命懸けで崖に登っているところを救助。


アンタほんと何やってんの!って話の流れなんだけど、体験者はわりと平然としていて。

自分では冷静に判断したつもりなんですけど、今考えると自殺行為ですよね

Kindle版 位置No.116

だなんてケロッとおっしゃる。

道を間違えたら引き返すって原則を知りつつも先に先に進んでいき少しずつ歯車が狂っていく。

このじわじわと狂気じみた行動を取っていく体験者の動向がほんとに怖い。


名言オンパレード

”〜だろう”という憶測ですすんでいくと、”〜だろう”じゃなくなったときに、もうどうしようもなくなっている

Kindle版 位置No.165

思わぬ窮地に陥ったとき、えてして人は突飛な行動をとる。そしてその結果は、たいてい凶とでる

Kindle版 位置No.271

窮地に陥らないよう慎重に行動すること。それが道迷い遭難を防ぐ、最大の予防策なのである

Kindle版 位置No.274


『道迷い遭難』、冒頭から格言の宝庫。
言い回しがローマ人っぽい。
まるでマルクス・アウレリウスの『自省録』。

もしくは『テルマエ・ロマエ』


というかこの格言。
グサグサ刺さるって、これ登山だけにとどまらず、日々の生活全般にいえるから。先日のブラックマンデー時の狼狽売りなんかもそうですよね。

思わぬ窮地に陥ったとき、えてして人は突飛な行動をとる。そしてその結果は、たいてい凶とでる

Kindle版 位置No.271


繰り返しになるけど、この一節は攻撃力高すぎでしょう。


生き方のノウハウが詰まってる


勝負事のプロ中のプロの野球の名監督の言動に会社経営のヒントがつまってる、ってよく聞きます。僕の主治医も野村監督の大ファン。


それと似た感じで登山時のアクシデントには人生においてのサバイバル術のヒントが詰まってるのかもしれません。


さて2番目の事例は冬山で左手の凍傷の話ですよ。ひえええ。


この話のつづきはこちら。



おまけ

今回ご紹介した『道迷い遭難』
Kindle Unlimited対象です。

こちらも対象。
さらにキンドル版はただいま60%オフの¥387。これは買う。→『道迷い遭難』読み終えて買った。


さらに今回ご紹介したドキュメントシリーズの著者羽根田 治氏の著作多数がキンドル読み放題対象です。

Read Baby Read!!!
読んで読んで読みまくれ。
テーマをきめてKindle Unlimitedを利用すると知識の深掘りに有効ですよ。


怖いといえば…最近みたドラマと原作。
ドラマ版はなんとマイケル・マン監督。
アマプラ対象。

個人的にはドラマみて楽しんで気に入ったらキンドル本よんでさらにディープ&リアルなノワールワールドにゾクゾクする流れがよいかと。

世界が憧れた大都会“1990年代TOKYO”が牙をむく――。東京の大学を卒業したアメリカ人青年ジェイクは、故郷に戻ることを勧める両親に反し、難関な試験を突破して日本の大手新聞社に就職する。
警察担当記者となったジェイクは特ダネを追いかけるうちに、ヤクザ絡みの事件を手練で解決する刑事、片桐と出会う。新聞記者として危険な闇社会へと入り込んでいくジェイクに片桐は忠告する。「この世界は、一度開いた扉は閉じるのが難しい」――。
秘密を抱えながら男社会を渡り歩く女性記者・詠美、風俗街で暗躍する刑事・宮本、ジェイクと意気投合する若きヤクザのリーダー・佐藤、謎めいたカリスマホスト・アキラ。夢や希望ものみ込まれる東京のアンダーグラウンドで、生き残れるのは誰か。そしてジェイクは、新興ヤクザ勢力の危険すぎるネタをつかもうとしていた――。

上記リンクより

を、みたあとの原作。
こちらはドラマとちがってノンフィクション。
当時の実名がバンバン書かれてます。
90年代のあの事件やあの人の裏側エピソードが書かれまくっていて中盤からラストにかけて何度もゾッとしました。ノンフィクションなだけに書かれていることが重い。ラストも重すぎでその後が気になりすぎる。
海外では25カ国で翻訳&映像化までされているのに日本語版は電子書籍のみという…日本では不都合な作品っぽい。


いろいろと闇深さを感じる一冊。
商品レビューもおもろです。


オーディブルが最高すぎる。


移動中、家事中、入眠前。両手がふさがっていても読書ができる。

ウォーキングの際はこういうタイプのイヤフォンを愛用しています。
空気伝導タイプは耳元にちいさなスピーカーがついてる感じ。
耳を塞がないから圧迫感がほぼない。
耳を塞がないから外の音もちゃんと聞こえるので散歩も安心です。

夜間歩くときはピカピカも必須です。


いいなと思ったら応援しよう!

ryosukewexer うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。

この記事が参加している募集