宗門正常化へ大きな一歩――新総長に園城義孝氏、「新しい領解文」(浄土真宗のみ教え)施策の停止
総長選挙
第325回定期宗会の最終日、すべての議決議案が可決された後、池田総長が辞任しました。これに伴い、ご門主による総長指名が行われ、2名の候補者が指名されました。2023年以降、4回目となる総長指名において、初めて「新しい領解文」(浄土真宗のみ教え)の推進派ではない候補者の名前が挙がりました。
指名されたのは、荻野昭裕氏(和歌山・朋友倶楽部) と 園城義孝氏(長崎・一信会) で、翌3月7日に総長選挙が実施されました。
総長改選に伴い、園城義孝議長 が議長辞任願を提出。議長選挙の結果、下川弘暎氏(福岡・顕心会) が総得票75票中72票を獲得し、新議長に選出されました。
その後行われた総長選挙では、園城義孝氏(長崎・一信会) が59票を獲得し、新総長に任命されました。園城氏は、「新しい領解文」(浄土真宗のみ教え)の推進に反対の立場をとる「一信会」に属し、「宗門を正常化する推進協議会」のメンバーでもあります。
総長選挙結果
荻野昭裕 :16票
園城義孝 :59票
白票 :0票
無効票 :0票
この結果は各紙で報道されています。
2023年1月16日のご消息発布以降、2年にわたり混乱が続いてきましたが、ようやく大きな曲がり角を迎えました。宗務の基本方針の策定についての文章に「「新しい領解文」(浄土真宗のみ教え)に関する施作を取り止める」という一文を加筆する事で宗務の基本方針を可決する方向に流れが変わりました。 それにより宗務所や布教使課程での唱和は取止めになり、聞法会館のパネルも取り外されました。得度での取止めと本願寺新報等の紙面からも掲載はなくなることが決定しており、その他、さまざま施策が園城新総長のもと、取り外されていく予定です。
園城総局
3月10日、園城総局が総務3名、副総務1名により発足されました。
総長 園城義孝(長崎・一信会)
総務 桑羽隆慈(山口・顕心会)
総務 竹田空尊(福井・一信会)
総務 松原功人(山口・凜和会)
副総務 清岡大地(大阪・顕心会)
会派図(2025.3.10)

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