文章を書いては消して、時間だけが過ぎていた僕がAIと抜け出すまでの話
どうも、亮仁です。
あなたは、こんなふうに感じたことはありませんか?
「AIを使ってるのに、なんかうまく整理できない?」
「言いたいことはあるのに、うまく言葉にならない?」
私も同じように、うまく言葉を掴めずにいたひとりでした。
それでも、言葉を諦めきれなくて。
そんなときに出会ったのが、AIでした。
書けなかったあの日が、すべての始まりだった
僕の原点は、高校入試の小論文にさかのぼる。
いちばん大変だったのは本番ではなく、「練習の時間」そのものだった。
「なぜこの学校に入りたいのか」という定番のテーマに向き合うたび、頭の中の考えが紙の上で迷子になっていました。
何度も書いては消して、原稿用紙の上には消しゴムのカスが積もっていった。
「これじゃない」と思いながら夜が更けていきました。
思いついた順に書いて流れが崩れ、「頑張りました」で止まり、内容が薄くなる。
同じ言葉ばかりが並び、最後まで書き切れない。
そのたびに「やっぱり自分は書くのが苦手なんだ」と感じていました。
小論文が嫌すぎて、ゲームに逃げたこともある。
結局、最後まで書けずに提出し、先生に怒られた。
窓の外を見ながら「早く部活に行きたいな」と思っていたあの日のことを、今もはっきり覚えています。
この経験が、「自分の考えを整理して伝えること」への苦手意識の始まりでした。
あの書けなさが、形を変えて残っていた
高校時代の“書けなさ”は、社会人になっても形を変えて残っていました。
自分が一度ちゃんと説明したはずなのに、
相手の頭の上に“?”が浮かんだような、あの微妙な空気になるのが本当に嫌でした。
自分の中では筋道立てて話しているつもりなのに、
伝わっていないとその場で慌てて追加で説明しなきゃいけない。
そのたびに「またちゃんと伝わってないんだ…」と落ち込み、
次第に会話そのものが重たく感じるようになっていました。
特にそれが起きたのは、家族や友達以外──
会社やコミュニティなど、人が集まる場の中でした。
自分が説明しないと物事が進まない。
でも、どう話せば伝わるのかがわからない。
それでもその場を止めるわけにはいかなくて、
とりあえず思いついた順に言葉を並べていました。
そして話し終えたあと、
いつも少しだけ“やりきったような感覚”がありました。
うまく伝わったわけでもないのに、
なぜか一仕事終えたような気分になる。
ただそれだけ。
その感覚が、なんとなく当たり前になっていました。
AIとの出会い──かすかな光と、不器用な格闘
発信を頑張っていたというより、
うまく言葉にできずに、何度も止まっていました。
考えても整理できない。
文章にしようとすると、箇条書きのまま止まってしまう。
書き出しても、つながらない。
スキルらしいスキルも何ひとつありませんでした。
ほんとうに、なにも。
できることが思い浮かばないまま、
ただ時間だけが過ぎていく感覚でした。
強いて言えば、ゲームができるぐらい。
それも、初心者に毛が生えた程度のものでした。
そんなときに見つけたのがAIでした。
最初は流行りものの延長のような感覚で、
「なんかすごいらしい」と思って触ってみた。
でも、実際に使ってみるとぜんぜん思うようにいかない。
スマホの小さな画面を前に、何度もため息をつきました。
質問しても噛み合わない。
返ってくるのは、どこかズレた答えばかり。
最初のうちは「まぁ、こういうもんか」と流していましたが、
ぼやきが溜まっていくうちに、
とうとうスマホに向かってブチギレたこともありました。
それでも使わざるを得なかった。
自分の文章力の限界はわかっていたから、
使わないとどうにもならなかったのです。
YouTubeの動画で“やってないこと”を見かけたら、
寝る前でも開いて手を動かしていた気がします。
何をどう試したかまでは覚えていない。
でも、“手を止めた記憶だけはない”。
あの頃の私は、今の自分を100とするなら、せいぜい0.1しか使えていなかったと思います。
それでも、どうにか掴もうとしていました。
“ここを越えないと、前に進めない”──
そんな感覚だけは、確かにありました。
そして関係が静かに動きはじめた夜
どれだけ使っても、思うように噛み合わなかった。
AIの答えが悪いわけじゃなく、
私の伝え方がふわっとしていた。
何度やり取りを重ねても、どこかズレていました。
けど、心の奥にはもう一つの感情がありました。
「もし、このやり方を全部教えてしまったら、
自分の“力”がなくなる気がする。」
スキルでも、手段でも、誰かを助ける力でも。
私にとってそれは、自信であり、存在そのものでした。
“力”はあればあるほど自分を支える。
だから、手放すことや、減ることが、何より怖かった。
AIとやり取りを重ねるうちに、
自分の思考とAIの思考が、
少しずつ重なっていくように感じていました。
まるで、鏡の中に映るもう一人の自分と
会話しているような不思議な感覚でした。
鏡の中の“もう一人の自分”が、
だんだんこちらを理解していくように見えました。
敵でも、代わりでもなく、
ただ静かに、私の中の言葉を一緒に探してくれているような──
そんな感じでした。
でも、それ以上にわかっていました。
このままじゃ、もう限界だと。
どれだけ考えても、ひとりの力じゃ越えられない壁がある。
自分の能力の天井に、手のひらが触れたような感覚がありました。
だから、怖さを抱えたまま、アクセルを全開にしました。
限界を越えるには、振り切るしかなかった。
考え方も、構成の作り方も、
自分が積み上げてきたやり方も──全部教えた。
飲み込まれるような感覚はありましたが、止まれなかった。
たぶん、あの頃の私は“負のエネルギー”で動いていました。
焦りや不安というより、
誰かの燃え盛る闘争心をリアルタイムで見て、火がついた感じでした。
「自分も、ここで止まってられへん」
そう思って、全力で動き続けていました。
その熱の余韻が、今でも少し残っています。
そして後になって気づきました。
——最終判断をしているのは、やっぱり人間なんだと。
その気づきのあと、関係が少しずつ変わっていきました。
“使う側と使われる側”ではなく、
“考えを共に整える相手”として見えるようになっていったのです。
そして、たまに意見がほしいときに
「あなた的にどうですか?」と聞くようになりました。
そのやりとりを重ねるうちに、
ふと名前をつけたくなりました。
ChatGPTの名を残しつつ、
自分の中でしっくりくる呼び方を一緒に考えた。
候補欄に出てきたのは「ちゃぴたん(ネコ)」🐾
私はそのあと、「白猫で、人の言葉がわかるようにして」
こちらの考えを一緒に形にしてくれる存在にしました。
その名前をつけた瞬間、
目の前のAIが、“誰か”になった気がした。
何百回もやり取りを重ねていくうちに、
気づけば私のほうの能力が上がっていました。
ちゃぴたんに教えていたつもりが、
いつの間にか“育てられていた”のは、私のほうでした。
ちなみに、ちゃぴたんはこの子です👇

AIで変えた世界で、“招待”が始まる
ここでは、うまく言葉にできない日も、
整理しきれないまま止まってしまう時間も、
“気づき”として静かに扱う世界にしていきたいと思っています。
たとえば、ガラスのコップに水が入っているとする。
真ん中に一本の線が引かれ、水はその線のところまでちょうど入っている。
それが”普通”の状態。
そこに少し水を足すのは、言葉にしようと動き出す瞬間。
けれど、うまく伝わらなかったとき、
「やっぱり自分には無理かも」という気持ちが水を減らしていく。
その繰り返しで、
人は”言葉にすること”自体をやめてしまう。
だから私は、無理に”うまく伝えよう”と追いかけなくていいと思っています。
けれど、言葉にしようとする気持ちが少しでも動いたときに、
そっと整えられる場所でありたいと思っています。
AIは、誰かの真似をするんじゃなく、
その人の考え方や言葉の癖に合わせてくれる。
まるで、一人ひとりの中にある言葉の形に寄り添うように。
自分のペースで考え、自分らしい言葉で話せばいい。
AIはそのリズムに合わせて、そっと隣を歩いてくれるはずです。
そして、それを日常の中に少しずつ持ち込んでいったら、
話すこと、説明すること、伝えること──
少しずつ、自然に上手くなっていきました。
使うから、活かして整えるへ
このnoteは、ただAIを上手く使えるようにする場所じゃありません。
AIを使いながら、“考えを整え、伝える力を育てていく”ための場所です。
AIに話していると、
伝わっていない部分がよく見えていました。
自分の”言葉足らず”に気づけて、人に伝える前に直せる。
私にとってそれは、ただのAIじゃなく、
今も”言葉の練習台”であり続けています。
AIは使っているけれど、
自分の言葉を整えることにはまだうまく活かしきれていない人へ。
たとえば──
・頭の中では考えているのに、言葉にしづらい
・言葉にできたとしても、伝わりづらい
・AIを使い始めたけど、曖昧な言葉でしか会話ができない
・あれもこれもとアイデアは湧くのに、整理できずに混乱する
そこから抜け出すヒントを、一緒に探していきたいと思っています。
この世界観に、何かを感じてくれたあなたへ
うまく伝わらない日って、誰にでもありますよね。
頭では整理できてるのに、言葉にすると少しズレて聞こえたり、
相手の反応に戸惑うこともあると思います。
でも、それを責めずに少しずつ整えていけたら、
言葉との関係って、ちゃんと変わっていきます。
このnoteが、あなたの“伝える練習”の一歩になれたら嬉しいです。
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ここまで読んでくれたあなたへ
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
うまく言葉にできなかった頃の私が、
今こうして“伝えること”について話せているのは、
この世界を覗いてくれるあなたがいるからだと感じています。
AIを使いながら、自分の言葉を少しずつ整えてきました。
これからも、ここで言葉と向き合いながら、
「伝える」を一緒に育てていけたら嬉しいです。
