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子どもを育てるということ

子どもを育てるってどういうことだろうか。
良い大学に行かせて
良い就職先に就職させて
素敵な相手と結婚してもらって
子どもができて
幸せな家庭を築いてもらえたらな

こんなステレオタイプなイメージを想像しながら、それに沿ってちゃんと歩みを進めているかを監視して、脱線しそうになったら注意してちゃんと歩かせていく。

誰のため?って聞かれたら、当然子どものため。。

果たして、この流れが子どものためなんだろうか。
この流れを脱線しないように管理していく、それが正しい道なんだよって教えていく、それが本当の答えなんだろうか。

そんなわけないよ! っていう声が沢山聞こえてくるが、世の中そんなステレオタイプなイメージで子育てしている家庭が多い。

でも、果たしてそれで子どもは幸せになるのか。
良い大学に行かせたら将来安泰?
良い就職先に就いたら、終身安泰?
結婚したら幸せな生活を送れる?

今の世の中、そんな理想は夢のような時代になった。

終身雇用も保証される就職先なんてどこにもない。
給料も軒並み近隣諸国と比べても低賃金に。
正規雇用よりも非正規雇用が重宝される。
年金もあてにならない。
貯金してても増えない。
マイホーム買っても先行き見えないローン地獄。
子どもが出来たら子育てにとてもお金がかかる。
働かないといけないのに、保育園に預けられない。
子どもが体調不良になったら保育園休ませないといけないから母親が休むしかしょうがない。
コロナでますますお休みリスク大。
欠勤でボーナス減額。

これから先の夢や希望が持ちにくい世の中になってきた。
どうも、自分の親やそれより年上の世代がステレオタイプに言ってきた幸せは、幻想にすぎないことが現実に起きてきている。

こんな前途多難のようにも思える時代だけども、夢や希望や魅力がないのかと言われると、それもまた違う。
世の中、素晴らしい人達も沢山いるし、素晴らしい出会いもあるし。
素晴らしい沢山の文化や芸術もある。素晴らしい仕事だってある。
人の役に立つこと、互いに助け合うこと、新しい価値を見出すこと、古いものを大切にすること、自然に触れること、好きなものや人を愛でること、ほかにも沢山魅力的なことがある。

いかにして、その価値に気付き、その価値感をはぐくみ、その価値観を大切に活動していくことができるか。
それを、大人は体現して子どもに伝えていくことが大切だとつくづく感じる。

では、子どもたちに何がしてあげられるのか。
良い大学に行くための教育、良い就職先を見つけるための進路を考える、そんなことはどうだっていいのかもしれない。

それ以上に大切なのは、子どもたちが心底やりたいこと、今夢中なことを大切にして育んでいくこと。温かくそれを見守ることだと、今更ながら確信した。

言われる通りにやればいい。大人が言うことが全部正しい。
常識的であれ。

そんなもの、いつの時代の話か。

常識なんて、時代でどれだけも変化する。
大人が正しいと思っていることなんて、周りが変わればいとも簡単に変わる。
そんな不確定なことに振り回されて、あれこれ言うくらいなら、
子どもの感じていること、感性を大切にしてあげることのほうが100倍大切だ。

親の言うことなんかに耳を傾けるな。大人のいうことなんかに耳を傾けるな。

誇張に聞こえるかもしれないけれども、本気でそう思う。
自分もそうだった。親からの教えの全てが正しいなんてことはなかった。
もちろん、そうだなって思うこともあるかもしれない。でも、それはあくまでもあるかもしれない程度。
だって、大人だって毎日あーでもないこーでもないって思考錯誤しているんだから。
その、試行錯誤しながら、自分らしく生きている親の後ろ姿から学ぶことの方が多かった。単純にかっこよかった。だから、マネしたくなった。
説教されてたことなんて、ほんとクソの役にも立たない。むしろ、スーパーマイナスで立て直すのに苦労したくらいだ。

やっぱり親がしなければならないことは、親も自分の夢や目標を持ち続けていること。そして、それに向かって活き活きと試行錯誤しながら活動していること。それを、背中で見せてあげられること。

指示出しして、あーだこうだ言うんじゃない。とにかく、自分もやりたいことやってるし、子どももやりたいことやってるなら、全力で応援してやればいい。やりたいことで思考錯誤する子どもの姿を見て、“おー、同士よ”って一緒に切磋琢磨すればいい。

やりたいことがゲームだろうが、漫画読むことだろうが、小説読むことだろうが、図鑑読むことだろうが、絵を描くことだろうが、勉強だろうが、なんだっていい。夢中になる、色々思考錯誤する、その力が備わってきていることを手放しに喜んで夢中になるのを後押ししてやればいい。
そして、やりたいことが点々と変わっていく、飽き性、そんなのも気にする必要はない。むしろ点々としながらでも、見つけていく姿勢を応援してあげればいい。だって、大人になってやりたいこと見つけられないって嘆いて結局なにも手付かずな人なんて五万といる。その方がかわいそうだよ。

やりたいことを模索すること、何でもやっていいんだって感覚を持っていれば、夢なんてない、やりたいこと見つけられない、退屈や、なんていう大人はどんどん減っていくだろう。

誰かのために、近所の人のために、世界のために、平和のために

思考錯誤しながらも夢中になって行動できる、楽しみながら才能を発揮できる人間が増えるんじゃないだろうか。

まっ、どんな未来になるかはわからない。でも、これだけ言える。大人が良いと思ってやってきた結果が今の世の中。良かれと思ってステレオタイプに育てられてきた大人がどれだけも苦しんでいる世の中。これみて正しいなんて微塵も思わない。

正しいを、子どもと大人が一緒になって思考錯誤しながら探していけばいい。
子どもと大人が楽しいを見出し、切磋琢磨し、夢中になり、活躍する。

これから目指すべき世界はこれなんじゃないかなって、子どもの成長をみて改めて教えられた。

よくぞ、好きなことやって、夢中になって、自分の夢を実現していっているよ我が子よ。その調子で、一緒に楽しんでいこうぞ。





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