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【理系キャリア】研究職は勝ち組か?アメリカシリコンバレーで働いて感じたこと

こんにちは!USキャリアラボです。ワタシはアメリカはシリコンバレーで研究者として働いています🌝

今日は、先日とても面白い記事を見つけたのでその話を。「東大博士パパの育児と仕事」さんが書かれた、研究職は本当に「勝ち組」なのか、という内容の記事です。

出世という視点で見ると、研究職は専門性が高まるほど評価される一方で、専門分野以外では使いにくい人材になるリスクもあり、マネジメント層に上がるにはビジネス全体を俯瞰する力が求められるので、現場に近い職種の方が有利になりやすい、という指摘があって、これは日本企業に限らずアメリカでもかなり近い構造だな、と感じました。

さらに、成果が出るかどうかも研究職ならではの重圧で、何年もかけて取り組んだテーマが結局「成果なし」で終わることも珍しくなく、開発職などと比べて目に見える成果が出にくい分、評価も曖昧になりがち、という話も書かれてました。これ、まさにワタシがずっと感じてきたことです。

アメリカも別に「勝ち組」感、そんなにない

で、これを読んでてふと思ったんですが、アメリカに来たからって、別にそこまで「勝ち組」感があるわけじゃないんですよね。

「アメリカで働いてる」って言うと、なんかキラキラしてるイメージを持たれることも多いんですが、実態はそんなに甘くないです。

一番給料が高いのは、圧倒的にソフトウェアエンジニア系。研究職は、正直そこまで高くありません。理系の中でも、職種によってこれだけ給与のレンジが違うのか、と実感するのがアメリカです。

シリコンバレーは「やりがい」より「お金」

そして、今ワタシがいるシリコンバレーという場所自体、正直「やりがい」とか「情熱」みたいな言葉よりも、「お金を追ってる」感じがすごく強いです。

もちろん、みんな表向きには「ミッション」とか「イノベーション」とか言いますが、実際のところ、転職の理由もオファーの比較も、結局は給与とストックオプションの話に行き着くことが多いです。

正直に言うと、「やりがい」とか口にしてる人、ワタシの周りにははっきり言って一人もいません。それより大事にされてるのは、給料がいいかどうか。あとは働き方が自由かどうか(オフィスに行かなきゃいけないのか、リモートでいいのか、みたいなこと)。この2つが、みんなが一番気にしてるポイントだと感じます。

これ自体、良いとか悪いとかではなくて、単純に「そういう文化なんだな」という話です。日本にいた頃のイメージだと、アメリカ=夢を追う場所、みたいな感覚があったんですが、実際に来てみると、かなりドライにお金と条件の話をする社会だな、というのが正直な感想です。

結局、何を「勝ち組」とするか

紹介した記事の結論とも重なるんですが、結局のところ、給与や出世を基準にするか、知的好奇心や専門性を追求することを基準にするかで、「勝ち組」の定義って全然変わってきます。

ワタシ自身、研究がすごく好きで始めたわけでもなく、なんとなく流れで博士号を取って、なんとなく企業研究者になった人間なので、正直「勝ち組」かどうかを語れる立場じゃないんですが、少なくとも「アメリカに来れば勝ち組」というのは幻想だな、というのはこの数年でかなり実感してます。

理系のキャリアで悩んでる方、ぜひ元記事もあわせて読んでみてください🌝


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