6月16日のバレンシア。七月のバルセロナ旅行計画と、夕暮れの皆既日食を巡る計画
皆さんおはようございます。6月16日、火曜日を迎えました。 気がつけば、この毎朝の記録の習慣も1ヶ月、あるいは2ヶ月近く続いていることになります。おかげさまで、今となっては朝のルーティンのなかに完全に組み込まれていて、むしろこれをやらないと一日が綺麗に始まらないような、不思議な中毒性を帯びた「心地よい習慣」になってきました。
当然のことながら、最初からスラスラと書くことが頭に思い浮かぶ日ばかりではありません。 「今日の日記には、一体何を書けばいいのだろう」と腕を組んでしまう朝もあります。基本的には日記なので、前日に自分の身に起きた出来事を淡々と回想すればいいわけですが、僕たちの日常というのは、時に恐ろしいほど代わり映えがしなかったりするからです。
けれど、 世界には、昨日と「まったく同じ一日」なんて、実はどこにも存在しないんですよね。
天気は同じ快晴かもしれないし、歩くルートも同じかもしれない。けれど、僕たちの身体のサイクルや、思考、感情の細かな起伏は、確実に昨日とは違うグラデーションを描いています。日常のなかにある、そうした微細な差異を注意深く拾い上げていくこと。それこそが、日記というものの楽しさなのかもしれません。
宙吊りのスケジュールと、三週間先の聖堂
昨日の朝、外国人登録証(TIE)の指紋認証予約を勝ち取ったことで、僕たちのこれからのロードマップは少しずつ、確かな輪郭を持ち始めました。
とはいえ、まだ妻のビザの正式な承認証そのものが手元に届いていないため、その次のステップの予約へと進むことができず、7月以降の明確なスケジュールは、どこか宙吊りのまま不確定な状態が続いています。
でも、この不確定さを逆手にとって、今のうちにスペイン国内の移動を楽しんでしまうのも悪くないな、と考えています。国内であれば、僕たちは今すぐにでも、どこへだって身軽に移動できるわけですから。
実は、僕は昨年一度訪れているのですが、妻はまだバルセロナへ行ったことがありません。 先日もお話しした通り、バルセロナではサグラダ・ファミリアの「イエスの塔」がついに完成を迎えたばかりです。
さっそく現地の入場チケットの状況を調べてみたのですが、やはり世界遺産のリアルな壁は厚かったです。 なんと、ほぼ3週間先まで全ての時間帯のチケットが完全に完売(ソールドアウト)状態になっていました。アルハンブラ宮殿のときもそうでしたが、スペインの主要なカルチャー遺産を巡るには、徹底した前もっての戦略が不可欠のようです。
今回は失敗しないように、今のうちから7月の頭の枠を確実に抑えて、バルセロナ旅行を計画しようと思っています。
八月十二日、夕暮れのボートの上で
そしてもうひとつ、いま僕の頭の中を占領している、とてもエキサイティングな計画があります。
今年の8月12日、ここスペインで「皆既日食」が観測されるのです。 しかも今回の素晴らしいところは、それが「夕暮れ時」に起こるという点にあります。地平線へと沈んでいく真っ赤な太陽が、月によって完全に覆い隠され、黒い太陽となって夕闇に沈んでいく。天文学の歴史から見ても、極めてレアで劇的な天体ショーです。
この特別な瞬間を、地球のどのポイントで迎えるべきか。 現在、様々なプランを熱心に比較検討しているところです。
世界中の天体ファンや旅人たちが同じことを考えているわけで、現時点で主要なスポットやボートなどの予約は、ほぼ絶望的なまでに埋まりつつあります。 「さて、どうやってその大替案を切り拓くか」ある程度妥協しつつも、なんとか確実にその瞬間を五感に焼き付けるための最終確定ルートを探っていこうと思います。
この歴史的な皆既日食が起こるタイミングに、たまたまスペインへと引っ越してきて、この地で日常を営んでいるということ。それは言葉では説明のつかない、途方もないラッキー(幸運)だなと感じます。だからこそ、これだけは絶対に逃さずに、この目で観たい。慌てず、けれど着実に、計画を進めていく方針です。
今日は図書館へ
今日の仕事場は、バレンシアのお気に入りの図書館にします。
そんな風に、場所を変え、環境をチューニングしながら、今日も淡々とした一日を始めていこうと思います。
皆さんも、どうぞこの火曜日の一日、日常のなかの小さな違いを楽しみながら、素晴らしい時間をお過ごしください。
それでは、本日も ありがとうございました。
