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先生たちに身につけて欲しい「語る力」

今日も生徒たちと全力で向き合った先生方、お疲れ様です。

本記事では、先生方にぜひ身に付けて欲しい「語る力」についてお伝えしています。「語る力」とは、先生たちの理想を伝え、ビジョンを浸透させることで学級経営を進めていくという考え方です。この『語る』ということについて一緒に考えていきましょう。

まずは具体例を見ていきましょう。どの、学級にもある光景がではないでしょうか?

「今のクラスはとてもうるさいです。落ち着きがないと周りからも言われていますし、クラス内からも困っているという意見が出ています。このままだと決していいクラスにはなれません。もう一度、クラスのことを考えてみてください。」

この具体例の言葉は今までの行動の事実を伝え、そこから予測される結果を伝えています。つまり、クラスの現状を語っているのです。先生として、生徒たちの現状を語る指導は、時には生徒たちに戒めの心を持たせ「やってはいけないこと」を認識させます。叱咤激励することで、クラスが変容することももちろんあり得ます。ですが、思い返してみてください。クラスの問題や、生徒の課題を指摘するような注意を何度伝えても、時間が経つと基に戻ってしまう。このような経験は誰しもがあるはずです。現在、多くの先生が実践している語りは不安をかきたて、これじゃだめだと反骨心に期待するものです。

理想を語るとは?

このような指導(注意喚起)の語りから脱却し、先生たちが望む理想の姿、こうなって欲しいという前向きな希望を語る力をつけていきましょう。語るのは理想の姿ですから、ハードルの高い内容も伝えるでしょう。しかし、それで良いのです。大きな目標を掲げてこそ、やり甲斐があるというものです。いやむしろ、先生たちこそ大きな夢を語るべきではないでしょうか?生徒たちに日頃から「夢をもとう!」と伝える先生たちが大きな夢を描かなくては、子供たちも夢を持てません。クラスを引っ張る存在として、クラスが向かう道筋を示すことはとても重要なことです。
 先生たちが思い描く理想的なビジョンに共感し、その通りだ!と思ってくれると生徒たちをどんどん増やしていきましょう。もちろん、増やすためには何度も語る必要がありますし、時には個別で伝えることも必要です。
 理想の姿になるために努力する生徒たちはとても頼もしく、とてもポジティブに行動してくれます。ダメになるから、怒られるから、迷惑になるからという消極的な行動とは真逆のものです。

どんな語りをすればいいの?

具体例を見てみましょう。

「みんなには、時間を守り落ち着いて授業を受けると立派な中学生になって欲しい。目の前のことに全力で取り組めるみんなとたくさんの時間を過ごしたいと思っている。」

語る時のポイントを確認しましょう。

①現状ではなく理想を語る
②何度も語る
③心に火をつけるように語る
④個別に語る
⑤愚痴や嫌味はNG

それでは詳しく見ていきましょう。

①現状ではなく理想を語る

どうしても目に見えた現在の状況を生徒たちには伝えてしまいがちです。時間を守れない、行動が遅い、なとです。ですが、先生たちの理想とする姿を語りましょう。目指すべき道筋を示すことで、ポジティブに生徒たちが行動していきます。

②何度も語る

先生たちの理想がクラスに浸透するには、一朝一夕ではいきません。ぜひ、粘り強く語り続けてください。授業で何回も伝えたはずなのに、生徒が覚えてくれていない…そんな経験はありませんか?生徒たちの心に染み込ませるには、繰り返し伝えることが大切です。

③心に火をつけるように語る

生徒の心に火をつけるように語りましょう。火をつけるには、力のある言葉を使うことが大切です。
一流、プロフェッショナル、史上最高、伝説を作ろう、歴史を変えよう、など「やってやるぞ」というフレーズを使ってみましょう。

④個別に語る

全体に伝えるだけでなく、個別に語ることも大切です。声をかけて少し静かな場所で話すことで生徒の心にしっかり届かせることができます。顔を突き合わせて話すのではなく、肩を並べて話すこともいつもと違った雰囲気を出せます。いろいろなタイミングを駆使して1対1で語ってみましょう。

⑤愚痴や嫌味はNG

生徒に語る中で、マイナスな発言には気をつけましょう。特に気をつけて欲しいのが、

「ここまで伝えて何で伝わらないんだ?後ら何回言えばいいの?」
「これだけ伝えてわからないなら、もう知らないよ。勝手にしてね。」
「これだけ言ってわからない人も珍しいね。」

と言ったら内容です。今までの語りが台無しになってしまうくらい、愚痴や嫌味という言葉にはパワーがあります。中々、語っている内容が伝わらず苦しい時もあると思いますが、頑張り時です。踏ん張ってください。

まとめ

語る力を使い、クラスが徐々に変わってきます。最初は見た目が揃い出します。ロッカーの綺麗さや、身なりなどパッと見た様子が揃ってきます。次に、行動が揃うようななります。時間を守る、授業の態度など日々の行動が揃うようになります。最後は、心が揃います。同じ目標に向かってお互いに励まし合い高め合う状態です。先生たちの語りによってクラスはどんどん変わります。最高のクラスを作り上げるためにも、頑張ってください!

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