【演技日記】物語の分析と、観客に届ける「間」の設計
今回のレッスンは、物語の分析を本格的に進めていきました。
特にじっくり取り組んだのが「モノローグの分析手法」について。
モノローグを単なるセリフの塊ではなく、Xa → Xb という「変化の軌跡」として捉え、三幕構成や起承転結、弁証法を用いて解体していきます。こうすることで、一つひとつの言葉が持つ「機能」がくっきりと見えてきます。
分析を進める上で意識したいのは次のステップ。
表現の軸をブレさせない: 大筋を見失わないために、Xa → Xb の中で最も重要な言葉を抜き出す。他の言葉はすべて、その一番大事な言葉を補助するものとして捉える。
構造をより明確にする: 目的と障害を分けて分析したあとで、Xa → Xb への変化を阻む「障害」を見つけ出す。
そして、分析したものをどう「観客に伝えるか」という実践的な話へ。
文字をただ追って読んでしまわないために、記号に応じた段階的な「間」の設計が重要になります。
読点(、)
句点(。)
行あけ
この順に「間」を段階的にとっていく。 これだけで、観客にとって格段に言葉が分かりやすくなり、リアルな人間の心の揺らぎとして表現が伝わるようになります。
テキストを解体し、言葉の機能と間を設計する。表現の軸を掴むための、とても濃い学びの時間になりました。
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