なぜ、7本の予約が取れたのか。
入店から、まだ1か月。
顔出しもせず、レビューも最初はゼロ。
それでも、7名の方に施術をさせていただいた。
もちろん、「150分1万円」という新人割の後押しもあった。
でも、決め手になったのは価格じゃなく、言葉だったと思っている。
僕は、ただポストで施術の説明をしたわけじゃなかった。
詩を書いて、静かな言葉を添えて、
“商品紹介”ではなく、“心の風景”を描いていた。
気づけば、
「あなたの言葉、毎日読んでます」ってDMが届くようになって、
レビューがまだ1件しかない頃から、
「それでも予約してみたいと思いました」と言ってくれた人がいた。
予約フォームには、“どこで知ってくれましたか?”という欄がある。
多くの人が、Xやnoteと書いてくれていた。
「癒したい」と堂々と言うのは、ちょっと照れくさい。
でも、「僕自身が誰かの優しさに救われたことがある」と伝えるのなら、
それは本音として言える気がした。
僕がしてきたのは、
自分の過去や痛みを飾らずに出すこと。
甘さも、弱さも、少しのエロスも、
ちゃんと自分の言葉で届けることだった。
そうやって少しずつ、
“どこにでもいるセラピスト”から
“あなたに会ってみたいと思ったセラピスト”に変わっていった。
7本の予約。
7人との出会い。
それは、運ではなかった。
コツコツ積み重ねた言葉と余韻が、
静かに、でも確かに誰かの心に触れていた証だった。
次の1本も、同じように。
誰かのタイミングで、そっと届くように。
僕はこれからも、
静かに、言葉を重ねていこうと思う。

